穏やかでかわいらしい!
通報・発見
自動車販売店に居ついた犬の保護依頼に、ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWSがさっそく駆け付けました。8ヵ月も前に引っ越した元飼い主が、その犬を置き去りにしたそうです。捨てられたなんて夢にも思わずに待っているんだね、無責任で非情なその人を。
接近
食べ物を見せると、その子はプレハブの物置小屋の下から嬉しそうに出てきました。そして投げ与えた食べ物を尻尾を振りながら食べます。なんか、素直!とってもガタイのいい女の子です。
すぐに手から直接食べ物を受け取りました。伸びをしながらペロッと鼻をなめる様子など、「やーん、おいしい♡」と言っているみたい!
そのかわいらしさに、撮影している人は「うわぁ、この子もう、大好き。」ですって。
真夏の強烈な日差しの下から、日陰に移りました。犬もいったん、プレハブ小屋の下に戻ります。この瞳、この表情!漫画の犬みたい?
尻尾も振ってくれたし逃げる素振りも見せませんが、まだ少しためらっています。ワイヤリードを前に伸ばして見せ、少し体を触ったりして慣れさせていきます。首にひっかかりそうになると、やはり少し嫌がりますね。
小屋の下から、近くの車の下に移動したようです。そこで、イヤイヤする子の頭に輪を通して、つかまえることができました。
「いい子だね~。いい子、いい子~。」となだめます。さっきは喜んで振っていた尻尾も、足の間に巻かれてしまいました。つかまるのは怖いでしょうね。
車の底の部品の間に頭をつっこんで、2本目のワイヤリードを避けようとする犬。でも首にひっかかったようです。
左の女性、かなり無防備で、もし犬が攻撃的だったら、腕や顔を咬みつかれかねませんよ。穏やかな子でよかったです。
2本で引っ張って、いやがる犬を何とか引っ張り出しました。
「いやっ」って、顔に書いてあります。笑
この後、ケージに押し込んで保護完了です。
「この子はすごくいい家庭犬になりそうね。」ええ、同感です。
「ブルー・バイユー」と名付けました。販売店の人たちも手伝ってくれて、無事に車に乗せることができました。
ケア
病院に到着。ブルー・バイユーはまだリラックスできませんが、大人しくしてくれます。
体をなでると、てのひらが車の油でこんなに真っ黒に。販売店にずっと住みついたら、自分でなめたりして健康を害していたかもしれません。
シャワー中も大人しくしています。気持ちよかった?
それから
ブルー・バイユーはもともと穏やかな子ですが、犬のトレーニング施設でさらに社交性を身に着けていきました。
一時預かり家庭の子どもにもすっかりなついて、穏やかプラス明るい雰囲気に!トレーニング施設では仲間の犬たちと仲良く遊ぶ姿が愛おしいです。
無責任な元飼い主の呪縛から解放されて、新たな一歩を踏み出したブルー・バイユーに幸あれ!きっとある!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
引っ越すなら家族になった犬も視野に入れないと何の為に犬飼った?と思う。いずれ手放すなら飼わないほうが犬の為になる、飼わないほうが幸だ