犬の里親詐欺の特徴1:高額な費用を要求される
まず紹介する犬の里親詐欺の特徴は「高額な費用を要求される」です。受け入れる側が保護主さんから費用を要求されるのは譲渡をする上では仕方のないことですが、その金額があまりにも高額であると里親詐欺の疑いがあります。
特に気をつけなければいけないのが、交通費、治療費、寄付金が高額な場合です。高額であっても実際にその費用が発生しているのであれば詐欺ではありませんが、疑問に思う点があるのであれば実際の明細を聞くなどして事実確認をすることでトラブルを未然に防ぐことが出来るはずです。
犬の里親詐欺の特徴2:嘘の個人情報を伝える
次に紹介する里親詐欺の特徴は「嘘の個人情報を伝える」です。これはワンちゃんを譲渡する側が気をつけなければいけません。
譲渡先の方の住所や電話番号が嘘である場合、嘘をつくことによって、犬を引き取った後に保護主からの連絡を受け取らずに済んだり、その後の行方が分からなくなることから犬とどのように暮らしているかを知ることが出来なくなります。
そうなってしまうと考えたくないのですが虐待や、繁殖目的で保護して子犬あるいはその保護した犬自体の売買などの保護した犬をトラブルに巻き込むことになってしまう恐れがあります。
そのため、里親になってもらう際は必ず正しい連絡先を聞くようにしてください。
犬の里親詐欺の特徴3:個人情報を教えない
最後に紹介する里親詐欺の特徴は「個人情報を教えない」です。先ほどの嘘の個人情報を伝えると似ていますが、個人情報を教えないのも里親詐欺の疑いのある特徴です。
現在は個人情報の扱いに慎重になっている社会ですが、犬を譲渡する以上最低限の情報を教えてもらわなくてはいけません。譲渡先の情報が全くないと、その後の犬の様子を知ることが出来なくなり、虐待や売買などのトラブルに犬を巻き込んでしまうかもしれません。
絶対にチェックすべき項目や注意点
- 譲渡される側は費用が高額になりすぎていないか?
- 譲渡する側は、相手の個人情報を聞きましたか?それは本当に正しいものですか?
- 複数引き取りたがる
- 直接会おうとしない
- 家の中に入れようとしない
最低限の費用を要求するのは止むを得ないですが、あまりにも高額であれば明細を聞いた方が今後トラブルに発展しないですみます。また個人情報を確認することで、定期的に犬の状態を聞くことや犬が幸せに暮らしているのかの確認をすることができます。ちゃんと保護するつもりであっても、これらの行為には虐待や売買の疑いがあるため、譲渡する際は必ず確認してください。
まとめ
このようにどちらの立場でも犬の里親詐欺が起こることや、その際に注意しなければいけないことがあることが分かりました。
犬の里親であっても人間のやりとりがあって成立するものです。そのためどちらの立場であっても、分からないことがあればしっかり質問をするなどして、気持ちの良い取引をすることによって、トラブルを未然に防ぐことや、新しい家で暮らすワンちゃんを幸せにすることが出来るはずです。
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50代以上 男性 匿名