1.「シンプルなトレーニングはすぐ覚えられるよ」
『お利口な犬』と聞くとあなたはどのような犬をイメージしますか?飼い主のいうことをちゃんと聞く犬?それともすぐにしつけをマスターする犬?飼い主と意思疎通ができる犬?人によってお利口な犬の条件は異なるといえるでしょう。
とはいえ多くの人が抱いているお利口な犬のイメージは『人間から見てお利口な犬』や『しつけがすぐに成功する犬』となるそうです。
ではトレーニングにすぐ成功する犬はどれほど存在するのかといいますと…意外としつけをすぐに覚える犬はたくさんいるそうです。なかにはさまざまなしつけを一発で成功させる犬も数多くいるようですよ。そんな犬はきっと「簡単なトレーニングならすぐ覚えるよ~♪」そう思っているのかもしれません。
ちなみにすぐにトレーニングをマスターするお利口な犬は、まず飼い主が実際に見本を見せたり、指差しをしながら「ここにトイレをするんだよ」と説明したりすることがよくあるそうです。丁寧にトレーニングの内容を教えることで犬は「なるほど~、こうすればいいんだね」と感じよりしつけが上手くいきやすくなるのかもしれませんね。
人間を育成する方法の1つには山本五十六(やまもといそろく)さんの『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ。褒めてやらねば、人は動かじ』という言葉があります。これは犬を育てる際にもすごく効果的な方法だと思います。愛犬のしつけが上手くいかないときは参考にしてみてはいかがでしょうか?
2.「人間の言葉をたくさん理解しているよ?」
愛犬と一緒に過ごしていると「愛犬は人間の会話を理解しているよね?」と感じる飼い主は数多くいると思います。これは単なる思い込みではなく実際ちゃんと犬は人間の言葉をたくさん理解しているそうです。なんでも、頭がとても良いお利口な犬は300以上もの言葉を覚えることができるのだとか。
また、天才並みに賢い犬でなくても犬は普段の生活で使っている言葉の多くを理解することができます。特に犬が興味をもちやすい『散歩』『おやつ』『ご飯』『ブラッシング』などの言葉や、よく使っている言葉の意味はすぐ覚えることができるのです。
実際に「愛犬が言葉を聞いただけで言うとおりにしてくれた!もしかして愛犬はすごくお利口!?」そう感じたことのある人はたくさんいるのではないでしょうか?
ちなみに人間の言葉をたくさん理解している犬は『バカ』や『ダメな子だ』といったネガティブな言葉の意味もちゃんと理解しています。ですのでたとえ愛犬がイタズラをしたりしつけを何回も失敗したりしてもネガティブな言葉を使わないであげてくださいね。
3.「飼い主からオヤツをもらうのは簡単♪」
お利口な犬といえば『人から見て賢い犬』となることが多いですが、こちらは犬から見たお利口すぎる(頭が良い)犬の本音となります。頭が良い犬は同時にずる賢い犬にもなることがよくあり、さまざまな方法で飼い主を裏で操ろうとすることがあるようです。
賢い犬は毎日飼い主をよく観察しているので飼い主の好みを熟知しています。どのような行動をすれば飼い主がオヤツをくれるのかということも日々研究しているといえるでしょう。
たとえば、愛犬が困り顔をしながら首をかしげる、前足でチョンチョンっと突いてくる、小悪魔的な表情で見つめながら「ク~ン」と鳴いてくる、そういった愛犬の可愛い仕草に魅了されたときにいつもオヤツをあげていたり、可愛がっているのでしたら、あなたは愛犬の思うつぼになっている可能性が非常に高いといえます。
ちなみに私も愛犬のずる賢い行動に騙されてついついオヤツをあげてしまうことがあります。もしかすると犬は私たち人間よりも賢いのかもしれませんね。
4.「大好きな飼い主に喜んでもらいたいなぁ」
イタズラをしない、ちゃんとトイレでオシッコやウンチをしてくれる、歯磨きや耳掃除も嫌がらずにさせてくれる、そんなお利口すぎる犬はもともと頭が良くて物事をすぐ理解できているだけでなく、『飼い主に喜んでもらいたい』『褒めてもらいたい』そう感じてお利口な行いをすることが多いそうです。
どうすれば飼い主が喜ぶのかを知っている犬って相当な知能の持ち主ですよね。特に褒めながらしつけを行っている場合「もっと褒めてもらいたいなぁ」「良い子にしたら飼い主が褒めてくれる♪」と犬がポジティブな気持ちになりやすいので、連鎖的にトレーニングが成功しやすくなるようですよ。
「大好きな飼い主に喜んでもらいたい」という愛犬の気持ちと『褒めながら行うしつけ』『犬が楽しめるしつけ』を行う飼い主の行動が、愛犬をお利口にするコツなのかもしれませんね。
まとめ
今回はお利口すぎる犬が考えている4つの本音をお伝えしました。お利口すぎる犬の条件は人によって様々となりますが、私の個人的な意見としては犬はみんなお利口だと感じています。
そして、そんな犬の本音は正直なところ私たち人間には知ることができません。しかし今回ご紹介した4つの賢い犬の本音は「たしかにそう思っていそう~!」とたくさんの飼い主に共感していただけることと思います。
犬は人間が思っているよりもはるかに色々なことを考えたり、さまざまな感情を抱いたりしていることでしょうから実際には人間と同じようにもっとたくさんの本音があることでしょう。ですので愛犬がお利口な行いをしたときに「今どんなことを思っているんだろう?」そう考えてみると面白いかもしれませんね。
「愛犬は今どう感じているのかな?」と思いながら接するようにすると、結果的に愛犬の気持ちを理解しやすくなると思いますので絆も深まると思いますよ。
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50代以上 女性 ゆりりん
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