犬にアーモンド、食べていいものわるいもの

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犬にアーモンド、食べていいものわるいもの

最近、健康食材として注目度の高いアーモンド。ナッツとしてだけでなく、アーモンドミルクという新しい形で購入することができるようになりました。アーモンドを愛犬の生活に取り入れるメリット、デメリットや取り入れる際のポイントについてわかりやすく説明してみました。

アーモンドは、良いのか悪いのか

アーモンド

日本での犬の飼育は、ここ50年間で劇的に変化してきました。
外飼い中心から室内飼育中心に、残飯からドッグフードへ。
そんな中、犬が口にするものも刻々と変化しているようですね。

獣医師として動物病院でワンちゃんの飼い主さんとお話しする中で、

「アーモンドを食べて具合がわるくなるかどうか」

というものがありました。

アーモンドは、美味しいナッツとして人間はよく口にするものです。
それを犬に与えて良いのかどうかについて、わかりやすく説明してみました。

アーモンドはナッツの仲間

アーモンドはナッツの仲間で、ホールナッツ・スライスアーモンド・アーモンドプードル(アーモンドパウダー)・アーモンドエキス・アーモンドミルクなどの形で手に入れることができます。

消化にはあまりよくないのですが、栄養成分は非常に優れています。
不飽和脂肪酸・ビタミン・ミネラルが非常に豊富で、皮膚や粘膜の健康にぴったりの食材です。
しかし、ナッツ類にはありがちな消化性の悪さは犬にとってはマイナスポイントです。

アーモンドだけを食べるのか

人間がアーモンドを食べる時は、おつまみ用のナッツであれば必ず食塩で味付けされています。
チョコレートでコーティングされた、アーモンドチョコレートもとてもおいしいおやつですよね?

しかし、どちらも犬には絶対与えてはいけません。

塩分は、犬の心臓と腎臓に負担をかけてしまいます。そしてチョコレートは、犬の中毒食材として有名ですよね。

アーモンドを愛犬のためだけに調理する、そういう状況で与えるのと人間が食べるついでにあたえるアーモンド。
この二つは全く逆の健康効果があることを知っておきましょう。

アーモンドを上手に取り入れたい

クッキー

皮膚アレルギーを持っている愛犬にアーモンドの栄養成分は非常に魅力的です。
不飽和脂肪酸は皮膚の炎症を抑えてくれますし、ビタミンEも炎症を抑え皮膚の再生を促してくれます。
そんなアーモンドの与え方をまとめていきましょう。

アーモンドミルクは便利で美味しい

最近スーパーなどで販売されているのをよく見かけるアーモンドミルク。
アーモンドをすりつぶしてミルク状にしたものを指していいます。
コレステロールを含まず、ミルクや大豆アレルギーの方でも美味しくいただける健康飲料ですね。
その健康効果は犬にとっても同じ、普段の食事に1匙のアーモンドミルクでぐぐっと毛つやがよくなります。

犬はミルクを分解する酵素を持っていないので、牛乳を飲ませることはよくありません。
でもアーモンドミルクであれば飼い主さんも愛犬も美味しく飲めるのが良いですね。


筑波乳業 アーモンドミルク(砂糖不使用)1000ml

アーモンドプードルは美味しいおやつの味方

小麦や大豆にアレルギーのあるワンちゃんは、市販のおやつはなかなか与えられませんよね。
そこで、おすすめなのがアーモンドプードル。
アーモンドプードルは、アーモンドを粉にしたもので製菓材料売り場で目にすることができます。

これを小麦粉代わりにつかって、クッキーやボウロをつくるとアレルギーのワンちゃんでも美味しいおやつになります。
手作り食の方なら、加熱時にアーモンドプードルを少し加えることでアーモンドの健康効果を食事に取り入れられますね。


パイオニア企画 アーモンドパウダー 400g

気を付けたいホールアーモンドとスライスアーモンド

ホールアーモンドやスライスアーモンドは、人間がたべるために一番身近なタイプのアーモンドですよね。
しかし、アーモンド自体は非常に消化性が低い食べ物。そのまま呑み込んでしまうと、ほぼ消化できないと考えてかまいません。
スライスアーモンドについても、よく噛まないでたくさん食べてしまうとお腹の中に詰まってしまう可能性が・・・。

この二つのタイプのアーモンドはワンちゃんに与えないほうが無難だと思います。
人間用に調味されたアーモンドは手に入りやすいですが、塩分が高く消化によくないものがほとんどです。
犬は、もらった食べ物をあまりかまずに丸呑みすることが多いので要注意です。

うっかり食べてしまった場合の対策

ホールアーモンドや大量のスライスアーモンドを食べてしまった場合、どうすればよいのでしょう?

食べてしまった場合は、胃腸につまらないことを祈るしかありません。
胃腸のアーモンドがなるべくスムーズに出てくるように少量のサラダオイル(新しいもの)を飲ませるのも対策の一つです。

しかし胃腸に詰まって閉塞が起きてしまったら治療が必要です。
状況にもよりますが、胃腸の動きをよくする薬をつかったり最悪の場合は手術が必要になります。
食べた後に、嘔吐や下痢が始まった場合はすみやかに受診しましょう。

受診する際は、どのような状態のアーモンドをどれくらいの量、いつごろ食べたのかをはっきり伝えましょう。
わからない場合は「わからない」ことを伝えるのも、獣医師にとっては判断の基準になることも多いですね。

まとめ

子犬

上手に使えば、皮膚や体のためによいアーモンド。
皮膚の健康や老化防止にぜひ摂りたい、ビタミンEや不飽和脂肪酸を美味しくいただけるのはうれしいポイントですね。

中でも、アーモンドミルクは一押しですよ!

加糖されていない(甘くない)ものを選べば、飼い主さんと一緒に楽しめるのでぜひ取り入れたい食材です。
しかし、いくら健康に良くても摂りすぎはカロリーオーバーの危険性や下痢の危険性も・・・。

始めるときは、少量からはじめて1日に与える量は愛犬の手のひら程度と思っておきましょう。
もちろん、その量でお腹がゆるくなる場合はもっと少なくしてあげてくださいね。

▼犬が食べてはいけないものについてもっと知りたい方はこちら
犬が食べてはいけないもの一覧

わんちゃんにアーモンドを与える時のアドバイスをお願いします(^O^)

与え方(アーモンドミルク、そのままなど)や量など、わんちゃんにアーモンドをあげる時のアドバイスをお願いします!

  • 30代 女性 ハッピー☆

    愛犬にアーモンドはまだ与えたことはありませんが、皮膚アレルギーや粘膜の健康にはとても良い食材なんですね。アーモンドミルクは、海外でよく見かけますが、日本でも購入できるのですね♪
    与えすぎには注意しながら、少しずつ取り入れてもいいかもしれないですね♪
  • 20代 女性 スー

    わたしは、アーモンドをわんちゃんに与えたことがなかったのでこの記事に興味がわき読んでみたのですが、結果的に与えることはあまり良いことではないようなのでどうしてもあげなければいけない食べ物でもないのでこの先もおそらく与えることはないかなと思いました。
    栄養だったらわんちゃんが食べれる物でもきちんと摂取できますしね。わんちゃんの健康が一番です。
  • 40代 女性 まいてぃ

    犬の体にも良い栄養たっぷりのアーモンドですが、記事に書かれてあるように、粒やスライスではかなり消化が悪いです。

    我が家でも以前、有機のアーモンドミルクをほんの少量ですが飲ませたことがあります。最初は香りが慣れないらしく「なんですか?」と言われましたが、バナナにかけてあげたらとても美味しそうに飲んでくれました。

    これからまた機会があれば、トレーニングやドッグスポーツの時のおやつ作りにも取り入れていきたいと思っています。
  • 女性 おはら

    アーモンドなどのナッツ類は人間にとって、特に女性にはアンチエイジングにとても良いと言われているので、愛犬にも良いのでは?とはずっと思っていました。でも、マカダミアナッツなど、中毒をおこすといわれるナッツがあるので、アーモンドも怖くて与えたことがありません。ビタミンEが豊富で、抗酸化作用のあるアーモンドは、与え方によっては犬にとっても栄養価の高い食べ物なのですね。

    皮膚疾患のある愛犬を飼っている友人は、アーモンドをビニール袋などに入れてから、上から叩いてできるだけ細かく砕き、ドッグフードなどにトッピングしてあげているそうです。ただ、アーモンドはカロリーも高めなので、量をきちんとはかってから与えていると言っていました。

    私もアーモンドミルクやアーモンドプードルなら、愛犬のおやつ作りの際に入れてみようかなと思いました。

  • 女性 もぐ蔵

    ナッツ類は人間の健康維持にもとても良いと聞いたので、私は毎日クルミを7粒食べるようにしています。アーモンドもサラダに入れたりして食べているのですが、愛犬の健康維持にも良さそうだなとずっと思っていました。記事の通り、チョコレートやお砂糖付きのアーモンドなどは絶対良いとは思えませんが(笑)、アーモンドミルクやアーモンドプードルを使えば良さそうですね!どちらもスーパーなどで手に入るので、ぜひ購入して、愛犬のおやつを作ってみたいと思います。しかし、アーモンドミルクはたまにお砂糖入りのものもあるので、表示をよく見て買った方が良いと思います。せっかくアーモンドが健康に良いのに、肥満に繋がってしまったら悲しいですよね。
  • 20代 女性 Dan

    なんとなく犬にナッツ類は与えてはいけないと思い込んでいました。アーモンドは大丈夫だったんですね。
    特にビタミンEが豊富に含まれるのは魅力的です。ビタミンEは、美容や老化防止に良いと私は積極的に摂取するようにしていた栄養素です。特に美肌効果は自身でも実感しております。アーモンドはサラダにトッピングするなど意識的に摂取していた食材です。愛犬は乾燥肌でフケが出やすく、ビタミンEを摂るためにさつまいもの代わりにかぼちゃを与えていました。ホールやスライスのアーモンドは犬には向かないとのことなので、早速記事にあったアーモンドミルクを飼い主の私と一緒に試してみようと思いました。最近スーパーで購入出来るようになったので助かります。
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