倉庫に住み着いた母子犬の保護に警備員が「NO」。離れ難かったせい?

倉庫に住み着いた母子犬の保護に警備員が「NO」。離れ難かったせい?

船に載せるコンテナの施設の一角で、小型犬が子犬を産みました。施設の管理者から保護依頼を受けますが、現場では警備員が立ちはだかります。保護活動にありがちな、周囲の人への丁寧な説明と説得が必要なケースでした。

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保護に反対する警備員。その心は?

通報・発見

コンテナの施設の周辺に居つき、最近子犬を産んだ犬の保護依頼を受けて、保護団体HOPE FOR PAWS が現場に入りました。

母犬はスタッフが投げる食べ物を拾って食べ、近づくこともできました。

でもまずは子犬たちの元へ行くことが先決です。

コミュニケーション

そこへ、施設の警備員がやってきました。

彼は、犬の親子を連れて行くことに難色を示します。そもそもこの施設の管理者から保護依頼があったのですが?

きっとこの男性、犬と離れがたかったのかもしれませんね。

スタッフが、この状況は犬にとって良くないこと、そしてよい里親さんを見つけることを約束すると、やっと子犬のいる場所へ案内してくれました。

保護活動には、人とのコミュニケーションが大切な場合がままあります。

保護

いましたよ~。3匹でしょうか?

前に出てくる子、急いで隠れる子、後ろで大人しく座っている子。性格の違いがはっきり出ておもしろいですね。

外にいた2匹はすぐに素手でつかまえました。甲高い声で鳴いています。

さて、隠れた子はどうしましょう?

母犬と2匹のきょうだいはそろっていますが、怖がって隠れ家の奥で、ゴムのアヒルのような声で鳴くばかりです。

子犬を回収

母犬も心を許してくれました。

あ、下からのぞいています!かぁいい。でもまだ、出てこない。

仕方なく、最後は手を伸ばして引っ張り出しました。

心配する母犬に、子犬を見せて安心してもらいました。

母犬は「アグネス」、いちばん気の強い子は「フォレスト」、大人しい子は「オーディス」、隠れていた子を「マージ」と名付けました。

それから

親子は里親さんを待つ間、一時預かり施設で暮らし始めました。

立ちはだかっていた(そしてたぶん、犬たちの様子を気にかけていた)警備員との約束です。きっと里親さんとの赤い糸を引き寄せてあげたことでしょう!

子犬たちがアグネスのまわりをピョコンピョコンと跳ねるほほえましい動画をご覧ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org

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