飼うのがとても難しい犬種1:秋田犬
飼うのが難しい犬種として、まず紹介するのが秋田犬です。秋田犬は足が長く腰高でがっしりとした体格をしている短毛の大型犬です。秋田犬は近年人気を集めていますが、他人には警戒心を強くもつことから小さな頃からしつけをしっかりと行う必要があります。
また、かなりの運動量を必要としますので、初心者の方には飼いにくい犬種であるといえます。さらに、抜け毛も多くその大きな体を毎日お手入れするのも大変なため、上級者向けの犬種です。とある県では、人に危害を加える恐れがあるものとして、規則で定める犬種に属する特定犬にも指定されているほどで、安易に飼育できる犬種ではありません。
飼うのがとても難しい犬種2:ビーグル
次に紹介するのがビーグルです。ビーグルは、アゴの部分まで垂れ下がった大きな耳や、がっちりとした骨格が特徴で、平均寿命が長いことから丈夫な犬種として知られています。
また、狩猟犬として働いていたためとても賢く、人間とのコミュニケーションを大切にし友好的です。その反面寂しがりな一面もあり、ストレスがたまりやすい犬種でもあります。縄張りを守ったりと、吠え癖がつきやすい犬種でもありますので、幼いころからしっかりと訓練をする必要がありますので、可愛いからと安易に飼育できる犬ではありません。
飼うのがとても難しい犬種3:ブルドッグ
ブルドッグは、がっちりとした体型に、シワの多いユニークな顔が特徴です。元々の性格は攻撃的な犬種でしたが、現在は品種改良され、とても温厚になりました。ユーモア溢れる明るい性格で、神経質ではないため警戒心も強くなく飼育しやすい中型犬です。
飼い主や家族には強い忠誠心を持ち、愛情深い一面がありますので、家族の一員として、子供がいるご家庭でも仲良く暮らすことができます。ブルドッグは、そのシワのある顔のお手入れや、食いしん坊な性格から肥満対策など、健康管理に気を配らなければならない犬種です。
シワをこまめに拭いてあげるなどのケアから、体温調節な苦手なため室温の管理など、飼い主がしっかりとコントロールしてあげる必要がありますので、マメな飼い主でないと飼育は困難でしょう。また、その食いしん坊な性格から、可愛いからと何でも食べさせていては肥満となり病気になってしまいますので、しっかりとしたけじめをつけながら飼育ができる方に向いている犬種です。
飼うのがとても難しい犬種4:ジャックラッセルテリア
寿命が12~16年と長生きな犬種であるジャックラッセルテリアは、体高より体長が長めで、白をベースとし大きな模様が入っているのが特徴です。
もとは猟犬として活躍していたため臭覚に優れており、訓練性も高く、しつけのしやすい犬でもある一方で、賢いためしっかりと訓練を行わないと悩みのタネともなりえる犬種です。また、運動量もたくさん必要なため、飼い主の生活環境や飼育環境もよく考えてから飼育する必要があります。
飼うのがとても難しい犬種5:アメリカンコッカースパニエル
平均寿命が12~14年と長生きな犬種であるアメリカンコッカースパニエルは、筋肉質な体型が特徴で、大きな垂れ耳が可愛らしい中型犬です。もともとは猟犬だったため、運動能力に優れておりとても賢く活発です。
また、神経質な性格ではないため警戒心も強くなく、人懐こい性格の持ち主です。アメリカンコッカースパニエルは、病気が多い犬種としても知られており、その大きな垂れ耳から耳の病気や皮膚の病気、また先天的に目の病気や慢性的な肝炎などといった遺伝疾患が多い犬種です。
そのため、飼う際は病気になったときのことなど、いろいろなことを考えて飼育を始める必要があります。しかし、平均寿命が長いことから病気になってもきちんと対応をすれば治ることが多いのだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?飼うのがとても難しい犬種の例として、
- 秋田犬
- ビーグル
- ブルドッグ
- ジャックラッセルテリア
- アメリカンコッカースパニエル
の5種を紹介しました。飼うのが難しいとされる犬種の特徴として、病気になりやすかったり、賢いためしっかりとしつけを行わないと問題行動を起こしてしまったりするという2点に関わることが多いです。特に初めて飼おうと検討しているなら、飼いやすい犬種を選ぶことにより、飼い主さんとワンちゃんの両方が幸せになれると思います。