トイプードルは多頭飼いに向いている?
トイプードルは数あれば知恵そろう
トイプードルは頭がよく、明るくフレンドリーで飼い始めたその日からトイプードルの魅力にどっぷりはまってしまうものです。1頭飼い始めるとなんだかもう1頭迎えてもいいかな?なんて思い始めて気が付けば5頭ほど増えていたなんて話もよく耳にします。
トイプードルは警戒心はありますが攻撃性はかなり低く、めったなことでは怒らない個体が多いのが特徴です。そして、飼い主以外の人とにも慣れることができたり、他の犬とも大変仲良くなることができる飼いやすい犬です。その点から見ると、多頭飼いに向いていると言えます。
しかし、明るくてフレンドリーなトイプードルですが、元々は賢く温厚なスタンダードプードルという犬種をどんどん改良して小さくしたもので、温厚な性格の子が多いですが、少々神経質な性格である場合もあります。その点から考えると多頭飼いをする時にはそのあたりを念頭に置くようにしておきましょう。
それ以外でしたら多頭飼いするととても愉快で楽しい軍団ができますので飼い主さんを楽しませてくれること間違いないでしょう。
また、多頭飼いしていても、他の犬種にも寛容で、先住犬が他の犬種でも仲良くすることができます。もちろん先住犬の性格にもよりますし、お迎えしたトイプードルの性格にもよりますが、大体の場合あまり大きな問題はないでしょう。
はじめはその神経質さからおっかなびっくりになってしまったり、少々唸ってしまうこともありますが、うまく距離を縮めれば仲間意識が芽生えてみんなで仲良く走り回る姿が見られます。
トイプードルの多頭飼いの注意点!愛犬の行動に目を配ろう!
トイプードルのみの多頭飼いの注意点
トイプードルのみで多頭飼いする事は、とっても楽しいものです。基本的な性格は変わらないものの、観察してみると、それぞれの子に違った性格が見られ、個性を理解するのも楽しみの一つです。
そしてしっかりと群れとして行動します。犬本来の性質である群れの行動は、見事なもので、多頭飼いの中でも、上下関係も割としっかり付け合って、リーダーが先頭を切って動く姿がみられます。
しかし、多頭飼いでまず注意が必要なのがトイプードルのカラーです。
トイプードルはカラーにより性格が分かれます。もちろん、トイプードルの基本的な性格というものもありますが、人気色のトイプードルは扱いが難しい傾向もあるようなので、注意深く様子を見る必要があります。
人気色の場合、いきなり先住のトイプードルと一緒にしないほうがよいでしょう。
特に注意が必要なのが性格の活発過ぎるがゆえに落ち着きがない子が多いレッドや気の強いブラック、独立心の強いブラウンの多いトイプードル。アプリコットもレッドの血が混じっているので多頭飼いするには一筋縄ではいかない子もいます。
これらの子をお迎えする時は、多頭飼いする前に飼い主がそばにいて徐々に慣らしていくようにしましょう。それが、先住のトイプードルを守り、新入りのトイプードルを気持ちよく受け入れれる環境が作れます。
また、トイプードルの毛は巻き毛で毛玉になりやすいです。そして頭数が多ければ多いほど毛玉の数も増えますし、ブラッシングの頻度も1頭1頭こまめにやらなければなりません。
このことも踏まえたうえできちんとトイプードルの多頭飼いをしていきましょう。
トイプードルと他の犬種の注意点
先住犬がたとえ他の犬種でも、愛玩犬であればほとんどの場合は多頭飼いでも問題なく暮らせます。ただしそれでも犬種が違うということは、気質が違うということを忘れてはいけません。
先住犬とあなたとの暮らしでは見られなかった面が新しいトイプードルを多頭飼いで迎えたことで垣間見えてしまうこともあります。
気質が違う場合、今一度先住犬の犬種の本を手に取り、本来の気質を把握してあげてトイプードルとの距離を縮めてあげるようにし、また新たに迎えたトイプードルの気質も把握してあげて下さい。
多頭飼いする前にケージなどを利用して、程良く接触を調整してあげても良いかもしれませんね。
犬同士が嫌じゃない距離感を飼い主が把握して、うまく空間づくりをしるよう努めてください。
NGな組み合わせ!トイプードルが危険になってしまうケース…
トイプードルをお迎えして多頭飼いをしたくても、先住犬の犬種によっては危険な場合があります。
例えば、テリア種です。テリアは昔動物を仕留めるために作出された犬で、大きいものだとクマも仕留めていたほどです。そして飼い主以外にはなかなか懐かなかったり、攻撃性を見せるところがあります。
もちろん全てのテリア種が多頭飼いに向かないというわけではありませんし、性格も個体差があるのでまったく問題ない場合も多くあります。小さくペットとして多く飼われているヨークシャーテリアは多頭飼いでも問題ないことが多いです。
しかし、テリアは基本的に他の犬に攻撃的になりやすい傾向がありますので、少し検討が必要かもしれませんね。
まとめ
トイプードルの多頭飼いはコツをつかめばとても楽しく幸せな毎日を送ることができます。
それには、先住犬の性格をしっかり熟知し、先住犬と新入りのトイプードルとの間にトラブルが起こらないよう飼い主さんの配慮が必要です。
いきなり距離を縮めるのではなく、無理のないように徐々に距離を縮めていきましょう。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 さきこ
40代 女性 りりこ
20代 女性 すず
40代 女性 ぽち
わたしは現在1匹犬がいますが、今後新しい子を迎えることを考えているため、色々学んでいる最中でもあります。
なかでも気になったのが、先住犬が後から来た犬にしつけを教えるため、先住犬のしつけが完成していないのに新しい子が入ってくることのないようにしてあげることです。
そして忘れてはいけないのが、経済面です。もし1頭が感染症の病気やアレルギーにかかった場合、もう1匹に感染する場合もあるため治療費も倍増します。年間にかかる医療費やトリミングの費用などを概算してみたうえで飼うことが大切です。
多頭飼いには様々なメリット、デメリットがあると思いますが、愛犬の幸せを第一によく考えたうえで後悔のない決断をしたいものです。
そうは言っても、実際に行ってみないとわからないというのが現実ですよね。
少し苦労は増えるかもしれませんが飼い主さんの飼い方次第で、より幸せな生活がおくれることでしょう。
40代 男性 eda
犬の多頭飼いでは、先住犬の性格や、2頭目を迎え入れてからしばらくの先住犬へのフォローが重要だと聞きますが、昔実家で飼っていた犬から学んだのは何より性格をよく見極めなくてはいけないということでした。どの犬も幸せに生活出来るようにしてあげなくてはですからね。
30代 女性 38moto
これは先住犬の寂しい気持ちの拠り所を作ってあげていれば起きなかったはずです。
犬にもやきもちをやく感情があるので、誰かひとりでも家族の中に先住犬を一番に考えてくれる人がいれば安心できると思います。
トイプードルはさらにやきもちやきの性格が顕著に表れる犬種ですので、多頭飼いをする時は先輩後輩の境目を飼い主がしっかり決めて対応していく必要があります。
時間をかけてお互いの環境に慣らしていくことで、多頭飼いでもトラブルなく過ごせると思います。
犬の喧嘩は一度始まってしまうと止めることはなかなか難しいです。新しくもう一頭をと思う場合は、家族内での先住犬優先ルールをちゃんと固めてから迎え入れてほしいと思います。
女性 あぽす
30代 女性 5ワンズ
新しい子の躾やお世話で構うのが少しでも疎かになると、ストレスを溜めて全身の被毛が抜けて拒食になった事もある程神経質。そのくせ自分から甘えて来ない子なので、しばらく抱っこにおんぶに…で新しい子のお世話をしたことを思い出しました。
ホワイトはとても利口で人間の言葉を大方理解しているようですが、賢さゆえに悪知恵も働きますが温厚で譲り合う事も出来ます。
今は5頭仲良くしていますが、ブラックが先住犬の場合は飼い主のフォローがかなり必要だと感じます。
40代 女性 かえで
性格によるとゆうことも勉強になりました。
祖母はトイプードル茶色とホワイトも飼っているのですが、最初は、先に飼っていた茶色の子と少しずつ、距離を縮めてていくことをしました。次は、少し、対面させてみて、喧嘩をしないように注意をはらいました。祖母のわんちゃんの場合は、最初から喧嘩にならず、先住犬がホワイトの子を可愛がりだしたので、安心して遊ばせ始めました。
今では、仲良くて朝から晩まで、一緒にいます。最近はお散歩も、一緒にいくようになりまして足並み揃えて歩いています。
性格が合わない場合は、多頭飼いが難しい場合もあるのだと知りました。
毛色によって、性格が違ったりもするから、慎重にならなければいけませんね。
女性 小鳥