チワワの毛色について
アップルドームがトレードマークのチワワですが、この犬種にはほかの犬種とはひと味違う特徴があります。ひとつはその小さな体のサイズ、もうひとつは毛色の多彩さです。
まず、チワワは世界でもっと小さい犬ですね。毛色の種類は、毛色のバリエーションが多いことで有名なポメラニアンそれをしのぎます。今日はそのなかでも特にチワワの黒毛を取り上げます。
では、お話しの「枕」に、チワワの毛色として知られているものを挙げてみましょう。
- レッド(フォーン・オレンジ)
- チョコレート・ホワイト
- レッド(フォーン)・ホワイト
- チョコレート・フォーン
- レッド・フォーン
- チョコレート・タン・ホワイト(クリーム)
- レッド・セーブル
- ブルー・タン
- レッドセーブル・ホワイト
- ブルー・タン・ホワイト
- フォーン・セーブル
- ブルー・フォーン
- クリーム
- ブルー・クリーム
- クリーム・ホワイト
- トライカラー
- ホワイト
- パーティーカラー
- セーブル
- ブリンドル
- ブラック
- ブラックブリンドル
- ブラック・タン
- ブラックブランケット
- ブラック・タン・ホワイト(クリーム)
- イザベラ
- ブラック・ホワイト
- イザベラ・タン
- ブラック・クリーム
- イザベラパーティー
- チョコ・クリーム
- ブルーマール
- チョコレート・タン
- シルバーフォーン
- チョコレート・クリーム・ホワイト
- シルバーフォーン・ホワイト
チワワはコンパニオン犬ですから、使役犬である狩猟犬が野原の自然色の毛色になるのとは違い、飼い主の好みに合うように、このように多彩なバリエーションが創られました。
最近人気があるのが、目の上にタンマーキングという眉のようなマークが入るタンカラーのチワワです。聞き慣れないブリンドルカラーというのは、体全体に主な毛色に、ほかに色の差し毛がまんべんなく混じった毛色のことです。
毛質で分ければチワワは2種類、スムースコート・チワワとロングコート・チワワの2種類です。日本では柔らかく長いヘアのロングコートが人気ですが、チワワの毛質は、もともとはスムースコートだけでした。これにポメラニアンやパピヨンを交配したロングコート・チワワがアメリカで創られ、今に至ります。
黒チワワの魅力
さて、多彩なチワワの毛色のなかでも、特に体の小ささが強調される黒の毛色に根強い人気があります。
黒(ブラック)というカラーはエレガンスの色。上流階級の婦人がチワワの黒を愛でる姿は絵になりますし、映画などにも黒のチワワがワンポイントに登場します。
そういえば、確か2008年頃だったか、ハリウッド映画で「ビバリーヒルズ・チワワ」というのがありましたね。でも主人公は白のセレブチワワでしたが、ただその名前が『クロエ』でしたが、これはちょっと関係ありませんが…。
また、不思議なのですが、年配の男性などにもチワワを愛玩する姿を意外に多く見かけます。その多くはやはり黒か、黒を基調にした落ち着いた毛色が好まれているようです。
黒毛の動物を飼う楽しみに、もう一つ、グルーミングがあります。つまり、毛繕いの楽しみです。
若い頃、アメリカの牧場で働いていたとき、一頭の黒毛の馬を任されました。飼い葉から運動まで、一切の面倒を見るのですが、ブラシを操ってのグルーミングは馬にとっても心地よいのでしょうが、たてがみから馬体全体に艶が出る様子は、経験したことがないと分からない快感でした。
黒チワワも同じこと、エレガントな黒毛を鈍く光るまでに仕上げるグルーミングは、飼い主の楽しい特権です。手をかければかけるほど、チワワとのコミニュケーションにもなりますし、肌や毛質の状態がいいのは、当のわんこも嬉しいはずです。
まとめ
冒頭でご紹介させていただいたとおり、コンパニオン犬の代表犬種であるチワワは、目移りするほどたくさんの毛色が創られています。
犬好きなら、老若男女、それぞれ好みの毛色のチワワを生活に取り込んで、犬と生きる喜びと楽しさを味わえます。チワワはあの独特の容姿ばかりでなく、チワワ生来の性格が甘えん坊だったり、」ひょうきん者だったり、おっとりした子もいれば「小悪魔」風な子もいるなど、万華鏡の様な面白さをもった犬です。
それに加えて、エレガントな風情をもっているチワワの黒毛がいます。今日は、数ある毛色からチワワの黒に焦点を合わせてお話ししました。
最後に,「それじゃ、チワワを飼ってみたい」という人のために、チワワを飼うときのヒントをいくつかご紹介して閉じたいと思います。
チワワは暑いメキシコ原産ですから、暑さには強く寒さに弱いことを頭に入れてください。
高温多湿の日本はチワワには住みよいところです。逆に、冬の寒さにはほかの犬種ほど耐性がありませんから、防寒対策としてチワワが寒さで体調を崩さないような環境をつくってあげてください。
大きな犬から交配を重ねて小型犬に創られたところは、ポメラニアンに似ています。ですが、ポメラニアンがそのためにときに難しい病気や感情のアンバランスで心配を掛けることが多いのにくらべ、チワワにはそのような因子は引き継がれていないように思えます。
最後にもう一点、幼犬の頃に甘やかさず、しっかり社会性を育ててください。チワワを「何かがこわくて震える犬」にしないようにしてください。
それでは、ぜひチワワの黒毛との楽しい生活を実現してください。
ユーザーのコメント
40代 女性 かえで
最初は、ケージの中で縮こまっていたのですが声をかけて、抱き締めたらなついてすぐに、私の臭いを覚えてくれました。連れて帰ってからは母にも特になついて可愛いかったです、
すでに、かなりの年齢でおばあさんだったのですが、食欲もでて、痩せていた体も幸せ太りになりました。
フードとお野菜も食べさせるようになりました。髪の毛の艶もよく、チワワちゃんらしく小さくて可愛いと近所でも人気でした。
あまり永くは生きないと言われていたのですが、3年間も生きてくれました。感謝です。チワワは色々な色がありますが、黒も可愛いです。抱っこしても軽いし行動範囲が広くなりますね。
今でもいい想い出になっています。
20代 女性 匿名
ブラックカラーのチワワも人気ですが♪
ブラック単色そのものよりも、ブラックタンなどのタンカラーが入ったチワワを見かけるのが多い気がします。これだけたくさんのカラーがあるとなると、どのカラーも魅力的で悩んでしまいますね。
ビバリーヒルズチワワは劇場に観に行きましたが主人公の白いカラーのチワワのクロエが可愛かったですね〜〝クロエ〟という名前ですが黒色のチワワとは全然関係がないので無理やり感を感じます(T ^ T)
読んでいて思いましたが筆者様はチワワとポメラニアンと比べてポメラニアンを下げたいように感じました。
ポメラニアンがそのためにときに難しい病気や感情のアンバランスで心配を掛けることが多いのにくらべ、チワワにはそのような因子は引き継がれていないように思えます。
ときに難しい病気とありますが、チワワにも先天症の病気は多くあり、小型犬で愛らしい見た目ですが性格がきついこも多いですよね。犬種的にはチワワに比べるとポメラニアンの方が友好的な子が多いと言われています。
チワワを「何かがこわくて震える犬」にしないようにしてください。
とありますが、これは感情のアンバランスではないのでしょうか。
女性 匿名
え?黒色チワワの魅力の話し?そんな我が家のチワワは黒色です!じゃ、ダメですかねw
女性 ルーツ