チワワのしつけ方まとめ!トイレや無駄吠え、噛み癖まで

チワワのしつけ方まとめ!トイレや無駄吠え、噛み癖まで

チワワのしつけ方をまとめてみました。世界最小の犬種といわれるチワワ。その見た目はとても愛らしいのですが、無駄吠えや噛み癖が付いてしまうと、人に恐怖を与えたり、怪我をさせてしまったりすることにもなりかねません。チワワの正しいしつけ方や、しつけでやってはいけないことまでをご紹介します。

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チワワのしつけはいつから?

2匹のチワワの写真

チワワのしつけは、お迎えしたその日から始める必要があります。

通常、ペットショップやブリーダーからチワワをお迎えするとなると、生後2ヶ月~3ヶ月程度であることが多いですよね。その時期は、犬にとって社会化期と呼ばれる大切な時期に当たります。

チワワのしつけというと可哀想だと感じるかもしれませんが、厳しく叱りつけるだけがチワワのしつけではありません。チワワのしつけで重要なのは、犬が楽しく安全に人と共存していくために必要なルールを教えるということです。

チワワのトイレのしつけ方

寛ぐチワワの写真

トイレのしつけ方はチワワに限った話ではありませんが、子犬を迎えたらするべきしつけの中に「トイレトレーニング」があります。チワワのトイレのしつけ方についてご紹介します。

トイレの設置

チワワのトイレのしつけを始める時は、まず、チワワの体に合った大きさのトイレを準備しましょう。室内に設置するトイレにも様々な種類がありますが、体の小さいチワワであればどのトイレを選んでも小さすぎるという心配はないでしょう。

チワワのトイレのしつけで肝心なのはトイレの設置場所です。なるべく人の出入りの少ない静かな場所を選ぶといいですね。ただ、個体によっては飼い主さんの目の届く場所でないと安心できないという子も居ますので、チワワのトイレのしつけをする時は様子を見ながら判断してあげてくださいね。

トイレのタイミング

チワワのトイレのしつけをする上で、チワワがトイレの場所を覚えるまでは、飼い主がトイレのタイミングを見計らって連れて行ってあげる必要があります。起床時や食後、床のニオイを嗅ぐなどの行動を目安にしてトイレへと移動させてあげましょう。

トイレが成功すれば褒める

チワワのトイレのしつけで大切なのはメリハリです。チワワがトイレでオシッコやウンチを成功したら、大袈裟なくらいに褒めてあげましょう。

しつけで褒めてあげる時は「オシッコできたね」「ウンチできたね」と、オシッコやウンチなどの単語を強調しながら褒めることを意識しましょう。そうすることで、トイレとオシッコ、ウンチを関連付けてあげてくださいね。

トイレを失敗した時の対応

チワワがトイレを失敗してしまった場合、しつけだからと言って叱ったり、叩いたりすることは絶対に避けましょう。飼い主さんが排泄中に気付くことができたのであれば、「こっちでするんだよ」とトイレに移動させるなどのしつけ方をしましょう。

ただ、後からトイレの失敗に気付き、注意しても時間が経過しているので『何故怒られているか分からない』という状況に陥ってしまいます。

これは、トイレトレーニングのしつけの成果として繋がることは殆どなく、むしろ「オシッコをしたら怒られる」「隠れてしなくてはいけない」という誤解に繋がる可能性もあります。

チワワがトイレを失敗してしまった場合のしつけ方は、ニオイが残らないように片付け、トイレのサイズや場所に不都合はないかなど、改善できる点を探してみると良いでしょう。

チワワの無駄吠えのしつけ方

吠えるチワワの写真

チワワは無駄吠えが多い犬種でしつけが大変と言われることがありますが、これはチワワだけではなく小型犬に共通して言えることでもあります。

ただ、チワワなどの小型犬は自分を大きく見せるために過度に吠えてしまうことがあるだけで、決して知能が低いわけではありません。このようなことをしっかり理解したうえで、チワワのしつけを行うことが大切です。

低い声で注意する

まず、犬のしつけにおいては「褒める時は高い声」「叱る時は低い声」と、声の高さを使い分けることを意識しましょう。チワワが吠え始めたら、低い声で「ダメ」と短く伝えます。

もしくは、知らない人や物音に対して警戒心や恐怖を感じて吠えることが多いため「大丈夫」と声を掛けながら、おすわりの体勢を指示して落ち着かせるしつけ方も一つの手ですね。

褒める

チワワのしつけでは、いい事をした時に褒めるといったしつけの方が効果的です。チワワが飼い主さんの呼びかけに反応して吠えるのを止めた時は、思いっきり褒めてあげましょう。犬は飼い主さんを守ろうとするあまり、吠えてしまうことも少なくありません。その気持ちだけは受け取ってあげてくださいね。

大きな声を出さない

チワワが吠えた時、大きな声で「ダメ!」「うるさい!」などと大きな声で怒鳴ってしまうしつけ方をすると、より一層興奮を煽ってしまう可能性もあります。

それが、「飼い主さんが応援してくれている」と誤解させてしまう場合もあります。無駄吠えを止めさせたい時のしつけ方は、低い声で短く叱る、吠えるのを止めたら褒めるという2点を気長に繰り返していくことが重要です。

チワワの噛み癖のしつけ方

怒るチワワの写真

チワワは噛み癖が多い犬種と言われることもありますが、これは飼い主さんの関わり方が深く関係しています。

チワワは見た目も小さく愛らしいため、その見た目から飼い主さん自身が「噛まれる」ということに対しての危機感が少なくなってしまうこともあるようです。世界最小の犬種とはいえ、思いっきり噛まれればひとたまりもありません。子犬期からしっかりとしつけを行うことを心がけましょう。

噛む理由を知る

まず、チワワの噛み癖をしつける際には何故チワワが噛むのか、その理由を見極めましょう。例えば、驚いたり恐怖を感じたりした時に噛み付くのか、何か要求がある時に噛み付くのか、遊びのつもりで噛み付くのか…などです。噛む理由を知ることで、しつけの方向性を判断していきましょう。

無視をする

チワワが噛んだ時のしつけ方として無視をするという手もあります。チワワが、飼い主のことを噛むと何か良いことがあると思いこんでいる場合もあります。

例えば、噛むことによって遊んでもらえる、ご飯がもらえるなどですね。まずは、噛むと良いことがあるというイメージを無くすために、チワワが噛んだ時はすぐにその場を離れ「無視をする」というしつけ方も一つの手です。

良いことがあると思わせる

爪切りや病院など、チワワにとって嫌なことがあった時に噛んでしまう場合は「嫌なこと=噛む」から「嫌なこと=我慢すれば良いことがある」に切り替えできるようしつけましょう。

例えば、いつも噛み付いてくるタイミングより少し前にお手入れを止めて「我慢できたね。」と大袈裟に褒めておやつをあげるなどの方法で「これを我慢すれば、おやつが貰える」と学習させるのもいいですね。

おもちゃを使う

チワワの噛み癖の理由が、歯の生え変わりによってむず痒い、飼い主さんと遊びたいという場合は、おもちゃを使って手で遊ばないように誘導するしつけ方を試してみましょう。

思いっきり噛んで遊べるおもちゃを与えたり、ボールを持って行くと遊んでもらえると認識させたりすることで、噛み癖を修正することができます。

チワワのしつけでやってはいけないこと

フードから覗くチワワの写真

チワワのしつけをする上で絶対にやってはいけないことについてご紹介します。これらは、チワワに限ったことではなく、犬のしつけをする上で非常に大切なことです。

怒鳴る

チワワのしつけをする時、大きな声で怒鳴って叱りつけることは絶対にしてはいけません。大きな声で怒鳴っても、余計に興奮させてしまったり、無闇に怯えさせてしまったりするだけで根本的な解決には繋がりません。

「ダメ」「いけない」など、短い言葉で伝えることを意識してください。大きな声で怒鳴ることは、犬との信頼関係を壊してしまう原因にもなりかねないため、絶対にやめましょう。

叩く

前述した大きな声で怒鳴ること同様、チワワのしつけをする時に叩いたり、物を叩きつけたりするのは絶対にしてはいけません。チワワのしつけをする時に叩いたり、物を叩きつけたりすると、恐怖心やストレスを植え付けてしまう可能性が高くなり「どうすればいいのか分からない」と、行動全てにおいて萎縮してしまうこともあります。

目をじっと見つめる

人の場合、目をじっと見て話すことは気持ちを伝える上で大切だというイメージがありますよね。しかし、犬の場合は真正面から目をじっと見つめるという行動は「威嚇」を表すため、チワワにとって「攻撃の意思がある」と意味に捉えられてしまう可能性があります。

チワワのしつけをする時は、執拗に目を合わせようとすることは避けましょう。

気分で叱る

チワワのしつけで最もやってはいけないことと言えるのが「人の気分でしつけをする」ということです。子犬の時は、何度も同じ間違いをしてしまうこともあるかもしれません。

そんな時に機嫌がいい時は叱らないけれど、機嫌が悪い時はキツく叱るなんてことをしてしまえば、犬は何が良いことで何が悪いことなのかが判断できなくなります。

「ダメなことはダメ」と一貫することが重要です。これは、飼い主さんに限らず、チワワと一緒に暮らす家族全員のなかで統一しておくことが望ましいですね。

犬のしつけにおいて、怒り方というのは非常に難しいですよね。

チワワのしつけを無理なく進めるために

しつけやトレーニングを行おうと思っても、実際にチワワを家族に迎え入れたとき、何をどんなペースで進めていいのかわからなくなってしまう方もいるのではないでしょうか。そんな人におすすめのサービスが「こいぬすてっぷ」です。

「こいぬすてっぷ」は犬との暮らしがより楽しいものになるように、しつけをトータルサポートしてくれるサービスです。獣医行動診療科の認定医が監修し、《犬ともっと仲良くなりながら、子犬の成長のあわせて無理のないペースで楽しく》しつけを進められるように考えられたしつけ読本が毎月送られてきます。

ときには大変なこともあるしつけですが、チワワとの暮らしを心から楽しむためにも、無理なく、そして根気よく続けることが大切です。おすすめですので、ぜひお試しください。

こいぬすてっぷ

商品情報
・獣医行動学認定医が監修する、しつけ読本
・甘噛防止に最適な知育おもちゃ
・獣医師厳選のおやつ、日用品

まとめ

2匹のチワワの写真

チワワのしつけ方をまとめてご紹介しました。トイレトレーニングや吠え癖などのしつけにおいて大切なことは、チワワだけでなく全ての犬種に共通することでもあります。

チワワは、体が小さいことから他の犬種よりも攻撃的になってしまうことも少なくありませんが、飼い主さんとの信頼関係をしっかり築き、人間そのものを信頼することで防げることもあります。

「ダメな犬」なんて居ません。まずは飼い主さんが愛犬を信頼することから始めてみましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 フーガ

    愛犬がチワワなので興味深く記事を読みました。
    我が家の場合は、無駄吠えが多くて困っています。
    でも、たまには無視をするというアドバイスをいただいたので試してみようと思います。
    つい、甘やかしてしまうので飼い主として反省しきりです。
  • 投稿者

    30代 女性 もこじ

    チワワを飼っています。今まで飼ってた犬種に比べて、びっくりするぐらい賢い!と驚くぐらい覚えが早かったです。気と警戒心が強いところがありますが、犬に対しても人に対しても友好的で、どこにでも連れて行けます。
    色んなところに連れていけるのは、飼い主の私達だけでなく、犬にとっても楽しめる幅が広がるので犬のことを考えたら躾はちゃんとやるべきですね。犬の一生は人間に比べたら全然短いし、いっぱい楽しい思いをしてもらいたい!
  • 投稿者

    20代 女性 こなつ

    チワワを飼っている友人が多いのですが、無駄吠え。わがまま。すぐに怒る。
    友人は悩んでいます。きっと甘やかしたのでしょう…見ていてそんな感じでした。
    確かに小さくて、か弱そうで可愛いですよね…実際とっても強気なのですが…(笑)
    しつければチワワさんは理解してくれるのでしつけはそんなに難しいものではないです。
    リーダーは飼い主だ!ということをきちんと教えることができれば、お利口さんなわんちゃんですよ!
  • 投稿者

    女性 宮下

    うちのいとこがチワワを4匹飼っています。しかし、このうちの1匹がものすごい暴れん坊なのです!チャンピオン犬ということもあり、とにかく気高くて嫌なことがあるとすぐに吠えます。そして、全くフレンドリーではありません(笑)。チワワが人懐っこくて、甘えん坊なイメージでいた私は、とにかくビックリしてしまいました。現にいとこも言っているのですが、チワワへのしつけは意外と大変だとのことで、度々困っているようです。無駄吠えもするようで、それをしつけるのに一番苦労していると言っています。実はチワワはこのように、意外と気高くて賢い犬なので、しつけを怠ると後で言うことを聞かなくなるようです。もちろん、その犬にもよりますが、しつけは子犬の段階でしっかりしておいた方が良さそうですね。
  • 投稿者

    20代 女性 シェリーメイ

    私は以前動物病院に勤めていました。
    たくさんくる動物の中でチワワは、とても気が強い印象があります。
    中にはとても気性が荒く治療をしたくても触ることすら難しい子もいます。そのために本来必要ない麻酔の薬を使用して治療をすることになったケースもありました。

    しつけはどの犬種でもとても大切です。
    チワワは小さく見た目が可愛いため、子犬の頃からぬいぐるみを扱うように可愛がられしつけをせずに育つ子が多いように感じます。
    お手やお座りなどの芸のしつけは教える方が多いようですが、もっと大切なのは社会化です。

    飼い始めたらなるべく早いうちから、様々な環境やたくさんの人や犬に会う、飼い主さんがリーダーになり、良いこといけないことをきちんと教えることが大切です。
    今はいろいろなところで、しつけを学ぶ場があります。パピー教室やしつけ教室もあります。
    飼い主さんも一緒になってしつけを学び、きちんとしつけの入った犬に育てましょう。
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