チベタンマスティフは超大型犬!性格や特徴など

チベタンマスティフは超大型犬!性格や特徴など

お気に入りに追加

チベタンマスティフの大きさは身体のサイズだけではありません。なんと、超大型犬としては破格の2億円という値段で落札されたのです!ライオンに似た風貌の貫禄のあるチベタンマスティフ。それはどんな経緯で価格が上昇したのでしょうか。

13410view

チベタンマスティフの性格

Tibetan Mastiffの全体

チベタンマスティフは一般的に忠実で外敵に対して勇敢に立ち向かい、戦うために防衛力が強く、番犬・護衛犬とし役割を果たしてきました。虎にも立ち向かうと言われます。そのためチベタンマスティフはテリトリー意識が強く、愛玩犬として飼うには訓練が必要です。

現在のチベタンマスティフはチベット原産ではなく、チベットから欧米へ、そして再度チベット・中国に戻って来たと言われます。チベタンマスティフはその忠実さから、中国では飼い主以外に怪我をさせたという悲しい事件も多くあります。
もちろん以前より穏やかな性格になったようですが、性質として気性の荒さは残るでしょう。

チベタンマスティフの特徴

Tibetan Mastiff顔アップ

モフっとした柔らかそうな被毛で覆われたこのチベタンマスティフ、体高66cm、体重64kg~82kg、中には100kgにもなることあります。これは全ての犬種の中でも最大級の大きさで、その事から「超大型犬」などと呼ばれています。

チベタンマスティフは大型犬ですが寿命は長く、7~14年です。換毛期は2回/年、多産と言われていますが、繁殖期はオオカミと同じく1回/年です。また、成犬になるのに時間を要し、約4年かかると言いわれています。

チベタンマスティフの最大の特徴はそのライオンのようなたてがみでしょう。ダブルコートのたっぷりとした被毛ですが、ライオンを思わせるそのたてがみはチベタンマスティフしか見られない特徴です。風に吹かれると凛々しくなびきます。

チベタンマスティフのたてがみの形から獅子型か、虎型の2種類に分けられています。獅子型は大獅子頭型、小獅子頭型と細かく分類されています。価格基準として、たてがみのグレートが見られることもあります。

毛色は何種類かあり、何種類かの色が組み合わされて構成されています。もちろん単一の毛色もあります。チベタンマスティフの代表色は赤、黒、金と黒、灰、白、黄色です。

更に、チベタンマスティフはその尻尾も大変特徴的で、他のマスティフとつく犬種とは似つかず、高い位置でカールしているカーリーテールを持ちます。中国ではこの尻尾の形を、菊の花に例えられているそうです。

チベタンマスティフの価格

Tibetan Mastiffの子犬

今ではチベタンマスティフの純血種は希少となり、世界で200頭未満と言われています。日本ではチベタンマスティフ専門のブリーダーは、ほとんどいないとされていますが、もし飼うことになれば、純血種ではなくても100万円以上はするのではないでしょうか。

チベタンマスティフの価格が上がった理由

最低金額130万円からと言われるチベタンマスティフ。この値段の理由について触れていきたいと思います。

  1. チベタンマスティフは国家の保護動物である
  2. チベタンマスティフはチベットにいた原種でありながら、現在の犬の歴史に大きな影響を与えた古代種
  3. チベタンマスティフは過去に相当たる人物が飼育していた
  4. チベタンマスティフの繁殖期が年に1度しかなく、頻繁に飼うことができず希少価値が高い
  5. チベタンマスティフはずっと一家族を外敵から守って来たため、その魂は修道士、修道女の魂といういわれがあり、寺院でも頻繁にチベタンマスティフは護衛として飼われてきた

結果

裕福層の象徴が、豪華な車や貴金属よりも国を象徴し、そして国を守る犬、チベタンマスティフを持つことに注目されることになったことが理由です。

チベタンマスティフの歴史

Tibetan Mastiff背景黒い

さて、チベタンマスティフの歴史はどうでしょうか。もともと標高の高いチベットの高原で遊牧民とともに暮らしてきました。紀元前1100年には中国で原種の骨が発見されています。家畜やテント、村、修道院や宮殿を守ってきた歴史があります。

チベットから中国、モンゴル、ネパールなどでも同じようにチベタンマスティフは活躍していたと言われます。チンギス・ハーンが遠征の際に何万頭ものチベタンマスティフを使用したと言われています。またインドからイギリスのビクトリア女王に贈られたとも言われます。

近年に入り、中国のチベット併合により、その地にいた多くのチベタンマスティフは姿を消してしまいました。

当時僅かながら輸出していたチベタンマスティフの犬は、ヨーロッパやアメリカに渡って飼育されていました。現在のチベタンマスティフは再び中国、チベットに帰ってきたマスティフなのです。

AKC(アメリカケネルクラブ)に登録されたのは2006年になってからです。その後、中国では国家第二類保護動物に指定しました。

ちなみに、2億円事件は2011年のことですね。

まとめ

黒いTibetan Mastiff

チベタンマスティフはその写真や映像を見ると、大きさや声、たくましさに、びっくりしてしまいます。この犬が家を守ってくれたらきっと何も怖くないだろうな、と思ってしまいます。しかし、やはりそこは生き物。価格が上がっても下がってもそこに違いはないですね。

是非一度、お目にかかりたい犬種ですね。

▼犬の種類・大図鑑についてもっと知りたい方はこちら
犬の種類・大図鑑一覧

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 TIKI

    チベタンマスティフという犬種は今までもちろん見たこともないし、超破格値というのも初めて知りました。確かに国家の保護動物であるし、ペットとしての<犬>というくくりに出来ない雰囲気がありますね。犬好きな私としては是非1度会って触れてみたい犬種だと思いました。
  • 投稿者

    20代 女性 小夏

    初めて聞く名前に近いです…でも何かで見たことはあるきがします。体重もビックリするくらいしっかりあるし…それでもってテリトリー意識が強いなら番犬になってくれたら心強いセキュリティーですね!
  • 投稿者

    30代 女性 Chappy

    『チベタンマフティス』という犬種は初めて聞きましたが、驚きばかりです!二億円で落札!!?たしかに風貌はライオンのように強そうですね。紀元前からの歴史があるのにも驚きました。一度くらいは会ってみたいですね。
  • 投稿者

    30代 女性 もこじ

    犬が大好きな私でも、超大型犬て聞くとちょっと怖い気もします。実際見たことはないんですが、写真で見る限り本当ライオンみたい!モコモコの体にハグしてみたいですが、腰が引けてしまいそうですね。
    大型犬、超大型犬は特にしつけを怠ると危険動物になってしまうので、飼う方はそれなりの覚悟、責任を持たなければいけませんね。チベタンマフティス…いつか日本でも見るようになるんでしょうかね?見てみたいけど、やっぱりちょっと怖い。
  • 投稿者

    20代 女性 きい

    わたしはこの記事を読むまで、チベタンマフティスという犬種を知りませんでした。なのでとてもこの記事は興味深かったです。チベタンマフティスはかなりの大型犬で虎にも立ち向かうほどの強い犬だということに驚きました。 ですがそれ以上に驚いたのはチベタンマフティスの値段です。
    1億円で落札されたとあってもう犬という部類ではないんじゃないかと思いました(笑)世界にはこのようなわんちゃんがいるんだと知れてとてもおもしろかったです。

  • 投稿者

    30代 女性 ロン

    すごい堂々たる容貌ですね!一度お目にかかってみたい!
    海外で超大型犬のグレート・デーンを連れている人を見たことがあるのですが、一瞬仔馬を連れているのかと思いました。チベタンマスティフはライオンに見えそうですね。
    でも、2億円で落札されたというエピソードには、複雑な思いがわきます。おそらくお金持ちのステータス・シンボルとして迎えられたのでしょうが、適切な飼育がされているか心配です。
    富豪の中には猛獣を飼育することで、自分の財産や権力を誇示する人がいますが、トラやライオンをペットにするのはいかがなものかと思います。
    チベタンマスティフは原種の特徴をとどめているでしょうから、しつけも難しいでしょうし、上級者向けの犬種と言えるでしょう。どうか幸せに暮らしていますように……。
  • 投稿者

    女性 ミルク

    こんな大型犬がいることを今まで知りませんでした!かなり興味深く記事を読ませていただきました。しかし、見た目がライオンみたいで犬とは思えませんでした(笑)。性格もかなりライオン寄りな感じがしますよね。体重も100キロにもなるとのこと、ビビってしまいそうです!これは犬に相当慣れている人でなければ、飼うのはなかなか難しそうな犬ですね。一番驚いたことは、チベタンマスティフのお値段です。通常でも100万円はくだらないようですが、最高金額が2億円!?しかし、記事の中の値段が上がった理由というのを読んだら、納得できました。繁殖が1年に1回しかないというのは、確かに希少価値が高くなりますね。お金持ちになったら、ぜひ飼ってみたいと思います。
  • 投稿者

    女性 aoi

    チベタン・マスティフを検索すると出てくる写真はライオンのようです。たてがみがしっかりあり、吠える時に出る牙の鋭さから、犬の可愛らしい表情はどこにあるんだろうと思えてしまいます。
    日本では2014年に11頭の登録がありますが、希少犬なのでお目にかかったことはありません。一度見てみたいですが、大きさに圧倒されてしまいそうです。

    しつけをしっかりしておかないと、人の命にも関わる事故も起きてしまいます。実際起きているようですし。トラに勝つこともあるチベタン・マスティフなので番犬としてはこれ以上ないくらいの働きをみせてくれそうです。
    飼うからにはしっかりした環境があるかどうかも重要ですね。日本の都心のように少々狭い空間で飼うのは無理があるのではないかと思います。力があるので家の中を破壊されてしまうこともあります。飼う場所も選ばなくてはならない犬種ですね。
    またケージやサークル、器のサイズも桁違いです。そもそも入れるケージはあるのでしょうか。
    2億円もしたチベタン・マスティフですが、飼うにも破格の金額が必要になりそうです。
  • 投稿者

    女性 ムツコ

    マスティフの存在は知っていましたがチベタンマスティフの種類は初めてしりました。マスティフも種類によって結構違いがあるんですね。マスティフのワードで画像検索するといろいろなマスティフがみれるのでぜひ見てみてください。足の太さといろんな種類にきっとびっくりすると思います。
    にしても、画像がかわいすぎます。(かわいいと表現すると怒られそうですが。)まさに、ライオンの犬バージョンですね。希少価値もあり、大切に守っていただきたい犬種ですが2億円にはびっくりです。とても強い犬種なだけにしつけや飼育環境の準備も大変だと思いますが、これからも長く残っていってほしいです。そして、いつか生で見れる機会がありますように。
  • 投稿者

    女性 しおり

    チベタンマスティフが2億円とはすごいですね!実は記事を読むまでチベタンマスティフについて知りませんでした。普通のマスティフは知っていましたが、「チベタン」と付くと容姿まで全然違いますね。記事の中にいくつか写真が載っていますが、まるでライオンではないですか!(笑)犬とは思えない迫力です・・・。体重も100キロになり、トラにも立ち向かうなんて驚きですね。うちの愛犬が万が一道で遭遇したら、飼い主である私も一緒にササーッと逃げてしまうと思います(笑)。チベタンマスティフをもしも飼うことになったら、相当厳しいしつけとトレーニング数、また飼い主さんもかなりの経験がある人でないと飼いならすことが出来ないでしょうね。一度飼っている人にお話しを聞いてみたいくらい興味があります。
  • 投稿者

    40代 女性 なな

    このチベタンマスティフ、一時期ブリーダーがブームに乗ってたくさん繁殖させましたが躾の難しさ、なつきにくい性格などが問題になり段々価格は下がり、食肉用に売られたり捨てられたりしてます。
    人間の勝手な都合で振り回されて本当に可哀想です。
  • 投稿者

    女性 シナモン

    チベタンマスティフ、獅子の犬ですね。いかにも中国の方が好きそうな感じです。
    車に住まいに、ステイタスを誇示するにはそこらへんにしてもらって、犬でステイタスを語るのはちょっと犬にとっては迷惑な話かもしれませんね。
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。