犬にえんどう豆を食べさせたい!与え方や、えんどう豆入りドッグフードなどをご紹介

【獣医師監修】犬にえんどう豆を食べさせたい!与え方や、えんどう豆入りドッグフードなどをご紹介

豆ご飯などで馴染みのあるえんどう豆(グリーンピース)を、愛犬の健康のために食べさせてみたいと思ったことはありませんか?この記事では、そもそも犬にえんどう豆を食べさせてもよいのかや、食べさせ方の注意点、栄養素として期待できる効果などをご紹介いたします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬にえんどう豆を与えても大丈夫!

えんどう豆とスープ

犬がえんどう豆を食べても心配はありません。一般にグリーンピースと呼ばれるえんどう豆は、完熟前の実だけを収穫したものですが、犬が中毒を起こすような成分は入っておりません。加熱してすりつぶしてあげることで、犬にも安心して与えることができます。

犬にえんどう豆を与えることで期待できる効果

食材の後ろに座る犬

腸内環境の改善

えんどう豆の食物繊維は、犬の腸内環境を整えるといわれています。えんどう豆には食物繊維が100gあたり17.4gと豊富に含まれているそうです。犬が適量を摂取することで腸内細菌のバランスを整え、便秘の予防と解消に役立ち、愛犬の健康につながるでしょう。

一方、犬は本来肉食動物のため、動物性たんぱく質の消化吸収が得意な身体になっていることから、野菜などの食物繊維は必要ないという考えもあるようです。個体差もありますので様子を見ながら与え、犬に適した量を見極めましょう。

貧血の予防

えんどう豆に含まれる葉酸は、鉄の吸収を高め貧血を予防するほか、胎児の発育にも不可欠です。犬の胎児の細胞増殖が盛んな時期には特に必要とされるため、妊娠中や妊娠を期待する犬には欠かせない栄養素といえます。

皮膚や粘膜の健康を保つ

えんどう豆に含まれるパントテン酸は、犬の皮膚を乾燥から保護して粘膜の健康を保つ働きがあります。えんどう豆100gあたり1.74mgパントテン酸が含まれています。

老化の防止や免疫力の増強

えんどう豆のたんぱく質を摂取することは、愛犬の筋肉の老化予防や免疫力アップ、美しい被毛の維持に効果的です。えんどう豆のたんぱく質は、リジンやアルギニンなど多くの必須アミノ酸が含まれている良質なたんぱく質といえます。

犬にえんどう豆を与える際の注意点

餌の皿をくわえている犬

与えすぎない

えんどう豆に含まれる食物繊維は他の野菜よりも多いため、与えすぎると下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。

また、炭水化物や糖質、脂質を多く含んでいることもあり、カロリーは高めです。愛犬の肥満や糖尿病予防のためにも与えすぎないようにしてください。犬の体の大きさに合わせて3〜5粒程度の量にとどめておくのが無難でしょう。

生のまま、粒のままでは与えない

犬にえんどう豆を生のまま与えないでください。生のえんどう豆には、トリプシン・インヒビターという消化酵素の働きを阻害する成分が含まれているため、犬が消化不良を起こしてしまいます。トリプシン・インヒビターは、加熱することで働きが失われますので、犬に与えるときは必ず加熱しましょう。

また、犬はえんどう豆のような小さい食べ物を噛み砕くことがとても苦手です。特に一気にご飯を食べてしまう犬や、老犬に粒のまま食べさせてしまうと、窒息や消化不良を引き起こす恐れがあります。えんどう豆は加熱してすりつぶした上で与えてください。

アレルギーに注意

アレルゲンとなりにくいといわれているえんどう豆ですが、初めて与えるときは少量にするなど、念のためアレルギーに注意する必要があるでしょう。嘔吐、下痢、かゆみ、発疹などアレルギーを疑うような症状が出た場合には、すぐに動物病院を受診してください。

えんどう豆は、犬のアレルゲンとなりやすい大豆に比べるとアレルギーを起こしにくいといわれており、アレルギー対策用フードなどにも使われていますが、アレルギーの症例がまったくないというわけではありません。

犬にえんどう豆を与える方法 

鍋を火にかける女性

手作り

手作りフードとして犬にえんどう豆を与える場合、えんどう豆は茹でてすりつぶしてから少量与えるとよいでしょう。いつものドッグフードや他の食材と混ぜて与えることができます。

また、鶏胸肉やレバーと合わせてソーセージの材料にしたり、鶏肉やその他の野菜と柔らかく煮込んでスープにしたりすることもおすすめです。

ドッグフード

メディコートアレルゲンカット

メディコート アレルゲンカット 魚&えんどう豆蛋白 1歳から 成犬用 3kg(500g×6袋)
1,892円(税込)

たんぱく源を、アレルゲンになりにくい魚とえんどう豆に限定した商品です。犬のアレルゲンになりやすいとされる牛肉、乳製品、小麦、鶏卵、鶏肉、大豆などのたんぱく源は使用せず、おいしく仕上げています。「愛犬の食いつきがよい」、「アレルギー症状が改善した」と好評ですよ。国産の製品なので、安心して愛犬に与えられます。

ドクターズケア アミノプロテクトケア えんどう豆

ドクターズケア 犬用 アミノプロテクトケア えんどう豆 3kg
19,499円(税込)

食物アレルギーによる、皮膚疾患や消化器疾患の犬に対して開発された療法食です。アミノ酸、えんどう豆、スターチ等を原料とし、アレルゲンを制限しています。「獣医師からのすすめで購入した」、「アトピーの症状などに効果があった」などと、大変好評です。

まとめ

豆ごはん

えんどう豆を犬に与えることは、腸内環境を整える、貧血を予防する、皮膚を健康に保つなど、様々なメリットがあることがわかりました。

えんどう豆は生ではなく、加熱してすりつぶして与えることで、消化不良を防ぐことができますよ。いつものフードに混ぜたり、手作りごはんの材料にしたりすることもできますので、栄養たっぷりのえんどう豆を愛犬の健康のために取り入れてみてください。

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