犬との生活はどれくらいお金がかかる?
我が家の愛犬は4歳になるフレンチブルドッグです。中型犬ですが少し体が大きめで、先天的な持病がふたつあります。このケースで愛犬にかかる1ヶ月の費用がだいたい3~4万円。
フードが1万円前後、病院代に保険代で2万円ほどかかり、ペットシーツやシャンプーなどの雑費は月々変動があります。それ以外にシーズンごとに狂犬病の予防接種、ワクチン接種、ノミ、マダニのお薬代がかかります。
ワンちゃんの体の大きさや年齢によってフードは食べる量が違ったり、健康で病院にほとんど行かない子もいると思うので、もっとお金がかからないワンちゃんもたくさんいると思います。うちの愛犬はお金がかかるほうなのかもしれません。
4年間、愛犬と生活していて「ここにはお金を使うべきなんだ」と思ったところをご紹介させてください。
犬との生活でお金を使うべきところ3つ
医療費や保険代
ペット保険には入っていますか?「犬に保険なんて!」と感じている方もいらっしゃると思うのですが、可能であれば入っておくことをお勧めします。実際に健康で病院にほとんど行かないワンちゃんであれば、何年も保険を使うことがなく、必要なかったと感じる時があると思うのですが、必要になってしまう時は本当に突然やってきます。そして必要になってしまった時に保険に入っていないと相当な医療費がかかってしまいます。
我が家の愛犬は1歳前後に持病が発覚し、その時に保険に入っていなかったので医療費は大変な額になりました。その後、保険に入り今は毎月の通院がありますが非常に助かってます。
また持病が発覚する前も、ちょっとした変化を見過ごさず、小まめに動物病院に連れて行っていたことが、今の病気を早く発見できたきっかけになったと思っています。関節の病気なのですが手術をすすめられ、セカンドオピニオン、サードオピニオンと動物病院をまわりました。幸い良い獣医さんとめぐり合い、手術することなく治療を終えることがでたので医療費もお金を使うべきところだと感じています。
フード代
犬も人間と同じく食べる物が体に与える影響はとても大きいです。極端に高価なフードを与えなければいけないとは思いませんが、安価な原材料で作られているドッグフードはやはり身体にいいとは言えません。
犬の健康な身体を作るために大切なたんぱく質の量が少ない、また添加物や防腐剤を使用したドッグフードはお値段がお安く購入しやすいですが、アレルギーや病気の原因になりやすいのも事実です。アレルギーや病気になってしまうと、結局は病院での医療費につながってしまうので、できるだけ良いフードを選んであげましょう。
ドッグフードのパッケージの原材料をチェックして、1番最初にお肉やお魚などのたんぱく質が記載されているものがお勧め。また、ドッグフードに使用される添加物は人間が食べることができない危険な添加物が使用されていることもあります。極力、無添加のフードを選んであげましょう。このようなフードは1キロで1000円前後の物が多いようです。
冷暖房費
犬を飼う前までは犬がこんなに暑さや寒さに弱い生き物だとは知りませんでした。愛犬を家族に迎え入れたのは子犬の頃で季節は春でした。人間だけなら少し寒いけど、暖房はつけなくても我慢できる時期です。小さな体で眠る愛犬を見つめていたら、ブルブル震えながら寒さで起きてしまったのです。あわててタオルで包んで抱っこしていると安心して眠りにつきましたが凄く驚いたのを覚えています。
もちろん犬種によりかなりの差はあると思いますが、室内で飼われている小型犬や中型犬は体温調節が苦手な犬種もとても多いです。夏の暑さはすぐに熱中症につながりますし、冬の寒さはストレスに繋がります。特に子犬や老犬、病気を持っているワンちゃんは室内の気温に気を配ってあげましょう。
まとめ
ヌイグルミのように可愛い犬も当然ですが生き物なので、ご飯も食べればトイレもしますし、時には病気にもなってしまいます。お金がかかるのも当たり前です。
犬に対してたくさんのお金を使ってあげることが幸せに繋がるわけではないと思いますが、ケチって健康に害がでるのは嫌ですよね。使うべきところはしっかり使って、愛犬との楽しい毎日を過ごしていきましょう。
ユーザーのコメント
50代以上 男性 もも父ちゃん
お金がないから我が子が病気になっでも
病院に連れて行かないですか 連れて行きますよね それと全く同じです。
家族の一員ですよ。
40代 女性 匿名
飼育放棄された為、2歳半の時にうちに来て、その日から家族の一員になり、ほぼ犬中心の生活が始まりました。
好奇心旺盛で、色々な物を噛られました。
直に、ペット保険 (うちは、アニコム損害保険)に加入して、加入しておいて良かった!と思うことは多々あります。
ペットも人間同様、病気とケガは付き物です。
少しでも気になることがあれば、直ぐ病院へ連れて行き、都度ケアしていても、内蔵の病気が出て来てしまうことがあります。
シニア期を過ぎ、高齢犬へとなった今、心臓に雑音が聞こえる様になって、心臓の薬などを飲んでいます。
今以上、悪くならない様に、現状維持が出来る様に、どれも大事な薬です。
定期的に (毎月) 病院に行って、尿、便、エコー、血液検査、場合によってはレントゲン検査をしています。
つい先日、急に食欲が落ちて、便が軟便に変わったので、直ぐ病院へ連れて行き、エコー、レントゲン、血液検査をして、点滴 (抗生剤入)に数日通い、今は、元気を取り戻したのでホッとしています。
ペットを飼うということは、当然、お金も時間も必要です。
安易に「買う」のではなく、一生「飼う」のです。
ペットも命があります。
ペットが、いつ、どんな状況になっても、最後まで愛情を持って、面倒を見れあげられるか、一生の責任と覚悟がないなら、絶対にペットを飼わない方が、ペットと人間の為だと私は思います。
飼育放棄された愛犬を受け入れる時、命と向き合って、一生この子の面倒を見る!初心を忘れることなく、一日でも長く、愛犬と何気ない日常も大切にしたいです。