犬が足を上げる時の理由3つ!気を付けたいことや対策まで

【獣医師監修】犬が足を上げる時の理由3つ!気を付けたいことや対策まで

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愛犬が後ろ片足を上げて歩いている様子を見たことはありませんか?なんだか違和感を感じて心配になってしまいますよね。今回は犬が足を上げる理由をご紹介すると共に、そうならないように気を付けたいことなどもご紹介します。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

犬が足を上げるときの理由とは?

前足をあげる犬

犬が片足を浮かせるように上げていたり、歩いているときに歩きにくそうにひょこひょこと歩いていたら、飼い主としては心配になりますよね。では、犬が不自然に後ろ足を上げている時は、どのような理由が考えられるのでしょうか。

1.足裏の肉球を痛めてしまっている

寝ている犬の肉球

1つ目の原因として、足裏の肉球を痛めてしまっている可能性が考えられます。例えば、肉球に小さな棘が刺さってしまっているなど、痛みを感じていることがあります。足の裏にちくっとした違和感を感じたら、そちらの足を庇うように重心が偏り、違和感のある歩き方になることがあります。

また夏には熱くなったアスファルトの上を裸足で歩くことで、肉球が火傷してしまうこともあります。夏場は地面が冷えている時間帯に散歩するようにしましょう。

2.爪が伸びすぎている

爪を切る犬

次に考えられる原因は爪の伸びすぎです。人間も足の爪が伸びすぎていると、爪が隣の指に食い込んでしまい痛みを感じ、歩きにくいなどの違和感を感じますよね。

犬も同じように槙付けになってしまい皮膚に食い込んでしまったり、あるいは地面に爪が当たることを不快に感じ、変な歩き方になってしまうという犬も珍しくありません。

自分で爪を切るのは怖い、不安だという飼い主さんがほとんどだと思います。爪のカットは基本的にトリミングサロンで行ってもらえますので、予約をする際に爪のお手入れもお願いしましょう。

3.ずっと同じ姿勢でいたため痺れてしまった

医学的に解明されている理由ではありませんが、人間がずっと同じ体勢でいると体が痺れてしまうように、犬も変な体勢をずっとキープしたままでいると、立ち上がろうとした際に体が痺れてしまい、歩き方に異変が見られるという報告があります。

前述したとおり、医学的に犬にも人間と同様、長時間同じ体勢でいると痺れが起こるのかについては解明されていませんが、実際にずっと同じ体勢で寝ていた愛犬が起きた後、変な歩き方をしているという話はよく耳にします。

どうしても長時間同じ体勢で居続けることにより、体が固まってしまうため、歩き方がおかしくなり、時々片足を上げるようにして歩いたり、立つ犬がいるのかもしれません。

病気や重症な怪我の可能性も

診察される犬

以上で紹介した3つの理由は基本的に事前に予防することが可能ですし、病院やトリミングサロンに連れて行くことですぐに対処してもらえる理由です。しかし病気や重症な怪我を追ってしまっている場合は、長期的に治療が必要になります。

関節炎

犬が片足を上げるようにして歩きにくそうに歩いたり、立つときも重心をどちらかに傾け片足を上げている場合、最も考えられる病気は関節炎です。

関節炎は加齢や肥満を患っている犬にもよく見られる病気で、歩いたり運動することにより関節部分に摩耗が起こり、炎症を起こしてしまいます。関節炎になってしまうと関節部分に痛みが走るため、歩き方が不自然になってしまいます。

基本的に鎮痛剤や抗炎症薬で痛みを緩和しながら、肥満であればダイエットを行ったり、肥満を防ぐために適度な運動をすることで症状を緩和させる治療法が一般的です。

最近では関節炎に効くサプリもでてきていますので、お薬に抵抗を感じる方や他の病気で痛み止めのお薬を飲めない方は試してみるのも一つかもしれません。

骨折

足をかばうようにして歩いたり、いつもは下りられるソファの上から下りることができない場合、何らかの理由で骨折している可能性も考えられます。小型犬の場合、ソファの上から飛び降りたときの衝撃で足に負担がかかり、飼い主が気付かないうちに骨にヒビが入っていたり骨折していることもあります。

骨折だけでなく脱臼なども犬は起こりやすいため、少しでも違和感を感じたら、一度獣医さんに相談し、レントゲンを撮ってもらうと良いでしょう。

まとめ

人間の手に重ねた犬の足

いかがでしたか。犬が足を上げるように歩いたり立っているときは、何らかの原因が考えられます。違和感を感じるときは足に痛みを感じていることが多いため、日頃の様子と比べておかしな動きをしていないか確認し、病院で診察してもらいましょう。

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