トイプードルの飼い方を学ぼう!
トイプードルを飼う事をきめたら、家族に迎える前に準備しなくてはならないものがいくつかあります。
飼う前に準備するもの
ケージ(サークル)
ケージがあると、しつけにも役立つので飼い方が楽になります。例え放し飼いする予定でも、用意しておきましょう。 ケージには大きさは色々ありますが、トイレとベッド、食事が出来る程度の大きさの物を選んで下さい。ちなみにうちのケージは、片側半分にワイドサイズのトイレが入る大きさです。また、屋根(取り外しできる)があるものとないものがあります。トイプードルは跳ねることが多いので、足の関節を守るためにも屋根があるほうがいいと思います。
ベッド
ベッドも色々種類がありますが、ワンちゃんが安心して休めるものを選んであげて下さい。冬は暖かいもの、夏は涼しく過ごせるもの、大きさは大きすぎず小さすぎず、ワンちゃんがスッポリ入るピッタリなサイズにしましょう。大人になっても入れるものなら、少し大きめでもいいでしょう。
トイレ
トイレにはレギュラーサイズとワイドサイズがあり、周りを囲んでトイレシートを挟むものとメッシュでトイレシートの全体に被せるものがあります。掃除が楽なのは挟む方で、シートを引っ張り出してしまう子にはメッシュのほうが良いと思います。
水ボトル
ペットボトルをつけて使うものと、トレー式のものがあります。トレー式だとなにかの拍子にひっくり返してしまいケージの中が水浸しになってしまうこともあります。なので私はペットボトル式のほうをオススメします。
食器
陶器とプラスチック製のものがあります。陶器だと重いので、ひっくり返すことはないでしょう。ワンちゃんに合ったほうを選んで下さい。
おもちゃ
ワンちゃん用のぬいぐるみなど、おもちゃを用意してあげて下さい。ワンちゃんは、オモチャが大好きです。
ドッグフード
ブリーダーなどであげているものがありますので、聞いてみて下さい。最初は同じものでないと、食べないかもしれません。
ワクチン、狂犬病注射
ワクチンの摂取は義務づけられてはいませんが、感染症の予防になりますので、ワンちゃんのためにも摂取させて下さい。迎える前に1回目をしているかどうかの確認をして下さいね。ワクチンは1年目のみ3回すると良いと言われていますが、獣医師さんに確認してみて下さい。2年目以降は、1回の摂取でOKです。ワクチンの3回目が終わって1ヶ月後位に狂犬病の注射をします。こちらは義務づけられています。
しつけ
トイプードルは頭が良いので、しつけは楽だと言われています。トイレトレーニングは、ペットショップで出来てる場合も多いです。もし粗相してしまったら臭いを消し、次にまたしそうになったらトイレまで誘導してあげましょう。また普段から触れることに慣れさせ、ブラッシングも子供の時から定期的にするようにし、慣れさせましょう。飼い方によって、良い子になるか悪い子になるかが決まります。しっかりしつけましょう。
トリミング
トイプードルは一生毛が伸び続けるので、トリミング(カット)が必要です。あまり伸びすぎてしまうと毛玉が出来やすくなったりワンちゃんにもよくないので、1ヶ月から1ヶ月半、最長でも2ヶ月に1回はトリミングに行きましょう。
色々なカットが楽しめるのもトイプードルの魅力の一つ。毎回かわいくなるので、次はどんなカットにするか楽しみになりますよ。
トイプードルの特徴
毛が抜けない
トイプードルは人間と同じく毛が一生伸び続けるので、毛がほとんど抜けません。季節毎の抜け毛もなく、抱っこしても服に毛がつくことはほとんどありません。アレルギーの方で、どうしてもワンちゃんを飼いたい方にはオススメです。私はアトピーと喘息がありアレルギー体質なのですが、トイプードルは毛が抜けないので、アレルギーの人でも大丈夫だということもあって、家族として迎えました。たしかに飼い始めて、毛が抜けることもなく、部屋を汚すことはありません。もちろんブラッシングをする時は、ブラシにふわふわした毛がつきますが、人間もブラッシングすれば、抜け毛はありますよね。ブラッシングしないとすぐ毛が絡んでしまうので、定期的にブラッシングはしてあげて下さい。また毛が伸びるので、定期的にトリミング(カット)もしてあげましょう。飼い方によっては、毛が絡まって大変な状態になりますので、ご注意下さい。
我が家ではトイプードルを飼って6年経ちますが、喘息の発作も起きていません。喘息の予防薬は飼う前から服用してますので、そのまま継続はしています。アレルギーの人全てに大丈夫だという保証はありませんので、病院などで確認して下さいね。
体臭が少ない
トイプードルは、体臭が少ない犬種です。全く臭わないというわけではありませんが、他の犬種に比べて少ないということです。手入れをしないで汚れていれば臭いも出ますので、きちんと手入れをしてあげて下さいね。飼い方によっては、臭ってしまいますよ。でも手入れをしていれば、ほとんど臭いませんのでご安心を。私もトイプードルを飼ってから、臭いが気になることはあまりありません。
頭が良い
トイプードルは、頭の良い犬種で2位に入っています。頭脳明晰で訓練にも適しています。3歳位になると、人間の言葉もかなり理解できるようです。また頭が良すぎて、人間が振り回されることもあります。うちのトイプードルの場合、物をしまう場所まで覚えてしまって、物を持つとそれはあっちへ持って行け、これはこっちへ持って行けと自分が動いて吠えて教えます。それが1つずつ増えて行くので、参ってしまいます。言葉も目を見て話すと、私の目をよく見ながら考えているようで、表情も色々変化しますし、小さい声で返事をしたり会話ができているように感じます。このようなことで、さらにお互いの愛情が増します。表情も感情も豊かで、一緒にいると楽しくなります。犬の気持ちを理解し、良好な関係を作りましょう。飼い方次第で、とっても良い子に育ちます。
人に懐っこい
トイプードルは、とても人懐っこいです。お散歩中のトイプードルに会った時、初めて会ったのに近寄って来たことはありませんか?トイプードルは、人間が大好きなようです。ワンちゃんがいても、ワンちゃんより人間の方に寄って来る子が多いように感じます。知らない人にでも懐っこいトイプードルですから、大好きなママにはかなりベタベタして甘えて来ます。スキンシップが大好きです。離れたくなくて、駄々をこねることもあります。まぁ、ここが可愛いんですけどね。飼い方によっては離れたくなくてお留守番ができず、飼い主がお出かけできなくなりますので、気を付けて下さいね。
トイプードルの選び方
性格
これから一緒に生活していく家族です。可愛いからというだけで決めてしまうと、お世話が大変なことになります。ワンちゃんと飼い主さんの相性もあるようですよ。ペットショップで『この子が気に入ったのに、相性が悪いんじゃ仕方ないわ』と帰って行った方を見たことがあります。こういうこともあるので、きちんと見極めましょう。性格で注意する点は、呼ぶと寄って来るか。家族になるのですから、ワンちゃんにも気に入ってもらえなきゃ困りますよね。警戒心が強く、ビビリな子ではないか。警戒心が強すぎると、人も犬も怖がりお散歩も大変です。吠えかかったり、噛んだりしないか。お散歩中に吠えまくっている子、よく見かけますよね。外でも家でも吠えまくっていたら、近所迷惑になってしまいます。このような点を注意しながら、選んで下さい。初めは良い子でも、甘やかした飼い方をしてしまった場合にも、問題行動をするワンちゃんに育ってしまうこともあります。気を付けて下さいね。
健康状態
健康状態をしっかりチェックして下さい。飼ってしまってから、すぐに病気になってしまっては大変です。まずは目です。目やにが多くないか、涙目ではないか、赤く充血してないか。次に鼻は鼻水が出ていないか、適度に湿っているか。口は噛み合わせが良いか、歯茎はピンク色か。耳は炎症を起こしていないか、痒がっていないか。毛は艶があり、ハゲがないか。関節はしっかりしているか。このようなことは、ペットショップで説明してくれるとは思いますが、してくれない時は確認して下さい。
まとめ
ワンちゃんを家族に迎えることは、色々大変なこともあると思います。でもトイプードルは賢く、見た目もとっても可愛いです。おしゃれなカットをしたり、お洋服を着せてのお散歩も楽しいですよ。賢いのでしつけができていれば、一緒に旅行に行っても良い子にしていてくれます。毎日一緒にいると、愛情がますます深くなります。それぞれの飼い方によって、ワンちゃんも特徴が色々現れて来ると思います。健康で良い子に育ってくれるように、飼い主さんもがんばりましょう。
ユーザーのコメント
20代 女性 ベーグル
トイプードルは、抜け毛や体臭も少なく、しつけのしやすさや見た目の可愛さからとても人気な犬種です。
しかしトイプードルはとても骨が細く簡単に骨折してしまいますので、飼う上で様々な注意が必要です。
①ソファーに乗らせないしつけをし、ジャンプしたり降りさせない
②飼い主さんが抱っこし降ろす時は、しっかり愛犬が床に足を着けてから手を離す
③飼い主さんの足元にまとわりついてきた時に、うっかり愛犬の足を踏まないように気を付ける
こちらを徹底するようにして下さい。
トイプードルは、骨がとても細いため簡単に骨折します。
ちょっとした段差からピョンと降りただけで、前足の骨が折れてしまいます。
また飼い主さんの足元にまとわりついてきたときに、足を踏んでしまうと指が折れてしまいます。
これらの不注意から動物病院に骨折の治療に来るトイプードルがたくさんいました。
トイプードルよりさらに小さいティーカッププードルも流行っていますが、小さければそれだけ骨格が細かったり弱かったりする為、注意して飼う必要があります。
不注意から大切な愛犬を骨折させてしまうことのないように気を付けましょう。
女性 colo
基本は従順で賢いので、アイコンタクトを取れるようにしておくともの覚えも早いです。マズルコントロールも効果的です。
ですが、甘やかしてしまうととことん我儘になってしまうのもトイプーに多いです。要求を通すための無駄吠えが増えてしまうこともあるので、甘やかしすぎないことが大事です。
可愛がるのと甘やかすのは違います。飼い主さんもシビアに意識を持たなくてはなりません。
褒められることが大好きなので、褒めて育てる犬種ですね。基本のコマンドもしっかりマスターできると思います。
トイプーは夜鳴きも多い犬種だと聞きました。ここが最初の堪えどころではないでしょうか。鳴き声も悲痛なので、我慢できずについちょこちょこ様子を見に行ってしまう飼い主さんも多いはず。
最初のうちは音の出るもの、ラジオやテレビなどを付けたままにしておくと落ち着いて眠ってくれることがあります。これでも駄目な場合は、飼い主の匂いの付いたものを近くに置いてあげることで、安心してリラックスすることができます。寝るケージの上にタオルなどをかけ、薄暗くすることでも落ち着くようです。
鳴けば誰か来てくれると覚えてしまうと、後々とても大変です。ここは飼い主にも試練ですね。
20代 女性 コナ
うちの犬はトイプードルにしては脚が短くがっしりしているので安心していますが、お友達の飼っているトイプードルは、普通にお散歩をしていて、段差を下りただけで骨折をしてしまったとのこと。脚が細いので、怪我に関しては日ごろから細かな注意が必要だと思います。
陽気で愛らしい風貌、一緒におでかけしやすいサイズ感と、とても魅力的な犬種ですよ。
30代 女性 nico
40代 女性 かえで
ある日に、わたしは喘息の発作に悩んでいるがわんちゃんを飼いたいと伯母さんに相談していました。その日から、相性が合うわんちゃんを探してくれていました。病院の先生にもトイプードルは、毛が抜けにくいから大丈夫かもといわれていたので、相性が合うのがトイプードルだといいな。と思っていました。伯母さんから次の日にわんちゃんに会いに行ってみようと電話がありドキドキしながら会いに行くとトイプードルでとても相性がよかったのです、帰ってから、家族にわんちゃんを迎える時期を相談して、次の週に迎えることに決めました!その日は緊張しましたが、躾もすぐに覚えて、家族のいうこともよく聞き、よくなつくようになりました。愛想がよく道行く人や近所の方にも可愛がられています。今年で2年がたちますが、あの時に出逢えてよかったなと心から思えます。
女性 マッシュ
40代 女性 匿名
長居し人や犬に慣れるよう練習しています。ヤンチャ息子にどう接してあげればよいでしょうか?躾全然しやすいなんて思えません。でも大事な大好きな息子なのでとことん付き合います。ただ息子が人間社会で穏やかにストレスが少なく生活出来ることを祈るばかりです。どなたか良いアドバイスあれば教えて下さい。神にもすがる思いなんです。