①「ビクッ!と驚くようになった」
犬の側を通ろうとしたとき、急にこちらの方を向いて、驚いた表情をすることがあります。人が側を通ることに気づかなかったようです。何者かが突然に目の前に現れたような気がしたのかもしれません。犬のカラダに触れようとしたとき、ビクッ!と驚き、突然に立ち上がることがあります。人が自分のカラダに触れようとしていることに気づかなかったようです。聴力が衰えてしまったことなどが理由として考えられますよね。
②「ボーッとしていることが増えた」
お散歩の途中、歩き疲れてしまったのか、ボーッと立ち尽くすことがあります。庭に出て日向ぼっこをしているとき、庭の真ん中でボーッと座っていることがあります。名前を呼ぶ声が聞こえていないのか、何度読んでも振り向くことなく、ボーッとしていることがあります。少し大きめの声で名前を呼ぶと「何!?」と驚いた表情をすることもあります。これもまた、聴力が衰えてしまったことなどが理由として考えられますよね。
③「階段や段差で躓く」
まるで人間のようですが、犬も年を取ると階段や段差で躓くことがあります。足腰の筋肉や力が弱くなってきているからでしょう。自宅の階段や段差では、床の素材によっては滑りやすくもありますよね。年を取ったなと感じるようになる年齢(7歳くらい)を過ぎたら、階段や段差で躓いたり滑ったりしてしまわないよう、対策や工夫をしてあげる必要がありそうです。
④「甘えん坊になる」
年を取ると、甘えん坊になることがあります。以前から甘えん坊だった犬は、もっと甘えん坊になります。甘えん坊を通り越して、ワガママになってしまうこともあります。それは、視力や聴力などの衰えによって、不安を感じているからなんです。飼い主さんの気配がしなくなるだけで不安になり、鳴いてしまう犬もいます。お留守番はしっかりできるけれど、飼い主さんと一緒に過ごすときは、べったりくっついて離れない、なんてこともあります。
⑤「ペットシートに足が引っ掛かる」
排泄をしようとペットシートに向かったものの、ペットシートに足が引っ掛かってしまい、ペットシートがペロンとめくれてしまうことがあります。おしっこやうんちがはみ出してしまうかもしれません。
ペットシートをセットして使用するタイプのおトイレもありますが、それに躓くようになることがあり、シニア世代になるとペットシートをそのまま置いて使用することがあるかもしれません。床を傷つけてしまわないようなマスキングテープなどを使って、ペットシートを貼り付けておくと良いのではないでしょうか。排泄の失敗にも「年を取ったな」と感じてしまいます。
⑥「歩くスピードがゆっくりになる」
あんなにリードをグイグイ引っ張って歩いていたのに。リードを引っ張ることもなく、歩くスピードがゆっくりになった。そんなときにも「年を取ったな」と感じます。お散歩が楽になるものの、寂しくもありますよね。私は愛犬たちのおかげで運動不足にならずに済んでいます。愛犬たちも「年を取ったな」と感じることが多くなるシニア世代なので、いつまでも元気に自分の足で歩けるよう、サポートしていきたいです。
まとめ
子犬から成犬になるまでの間には「成長したなぁ」と感じる瞬間が多くありますよね。成犬の間には、イタズラをする回数が減ったりなど、「おとなになったなぁ」と感じる瞬間も多くあります。7歳を過ぎた頃からは「年を取ったな」と感じる瞬間が増え、いろんな仕草としてみられます。対策や工夫が必要なこともありますので、ちょっとした仕草も見逃さないようにしたいですね。
ユーザーのコメント
女性 匿名
散歩に出るとぐいぐい引っ張られていたし、走るとこけてしまいそうでしたが、7歳くらいからあまり引っ張られなくなり、10歳の今ではこちらが走っても小走りしかしなくなって来ました。
仔犬の頃の破壊力は半端なく、甘噛みも痛かったし、早く落ち着くように願っていましたが、今となっては懐かし思い出です。
散歩は大好きで、朝昼晩の3回歩いて楽しみながら筋肉を鍛えています。
いつまでもそばに居たい思いは誰しも持っていますが、老いは進んで行きます。もしかしたら病気になるかも知れないし、寝たきりになるかも知れない…。考えると辛いです。
今を楽しんで幸せ時間を過ごすことが愛犬への愛情だと感じています。
40代 女性 匿名
ウチの12歳のポメには全て当てはまりませんでした。
個犬差があるようですネ。
これから衰えるであろう愛犬の仕草に気を付けたいと思いました。