飼い主がやりがちな犬の間違ったしつけ6つ

飼い主がやりがちな犬の間違ったしつけ6つ

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犬のしつけ方は昔と今では異なる部分が多く、昔の考えのまま犬をしつけていると犬の問題行動に繋がる恐れがあります。正しいしつけ方法を知ることが犬をお利口な子にすることに繋がります。誰でにもかわいがってもらえる犬に育てるためにどのようなしつけ方が間違っているかを知っておきましょう。

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よく聞く話は間違いが多い?

赤い本で顔を隠す女性

犬は家族の中で順位づけをするは間違い?

犬がお父さんは一番偉いと思っているとか、子どもは自分より弱い立場に位置づけているなど、よく耳にすると思います。
しかし、実は犬と人間の間に上下関係はなく、飼い主さんの言うことを聞くのは、犬が飼い主さんのことが大好きで褒めてもらえるのが嬉しいからです。

犬同士の間でも、どんなときにも服従しなければならないボスがいるわけではありません。たまにボスのような存在がいることもありますが、このボスはボスというより、皆のリーダーとして危険から皆を守り、穏やかにまわりのことを見守るような存在です。

犬をケージに入れるのはかわいそうは間違い?

ケージの中でくつろぐ犬

飼い主さんの中には、愛犬を狭いケージの中に閉じ込めるのはかわいそうと思っている方がいるかもしれません。しかし、犬は野生の頃は狭い穴の中で暮らしていたので、狭い空間が好きで安心します。
ケージに犬を入れるのは、犬自身を守るためにも良いことです。子犬の頃は好奇心旺盛で何でも口の中に入れてしまうことがあるので、飼い主さんが出かけるときやお風呂に入るときなど、ケージの中にいてもらうことで、誤飲誤食を防ぐことができます。

また、犬にとって怖いことがあったとき、ケージの中は安全だと分かっていれば、自分でケージの中に逃げ込んで安心するので、ストレスを軽くすることができます。

犬の食事は人間の食事のあとでは間違い?

人間は犬よりも優位に立たないといけないので、人間が先にご飯を食べてから犬に食事を与えるというのは間違っています。犬と人間が食べるものは異なるので、食べ物を巡って関係性が悪くなることはありません。
お腹がすいている犬を我慢させて人間が先に食べるなんてことは、犬にとっては辛いだけです。

間違った犬のしつけ方

ベランダにいる犬を指さしている人

1.体罰式のしつけをする

昔は犬を叩いてしつけることが実際にありました。しかし、この方法は現在では間違ったしつけとして「絶対に行わないように」とされています。

犬がトイレの失敗をしたとき、叩いたり蹴ったりしたら、犬は飼い主さんから体罰を受けた恐怖しか感じません。次はトイレの失敗をしないようにしなくては、と感じることはないのです。もしかしたら、おしっこをしたことで叱られたのかと思って、おしっこを我慢して膀胱炎になってしまうかもしれません。
トイレの失敗をしたときに怒鳴って叩くよりは、トイレを成功したときに思い切り褒めてあげることの方が上手くしつけができるものです。

2.言うことを聞かないときは仰向けにする

仰向けにされている犬

犬や猫がお腹を見せるときは相手に心を許している、または服従しているときのポーズです。そのためか、犬のしつけをするときに飼い主さんが仰向けにして押さえつける方法を取り入れている飼い主さんがいます。
こうすることで、自分に服従させて言うことを聞かせようとしているのですが、このしつけ方法は間違っています。

犬が仰向けになるときは、犬同士がケンカになったときに、これ以上向かっていっても負けると感じた方の犬が「降参します。もう勘弁してください。」と自分の意志でお腹を出すのです。そのため、しつけのときに飼い主さんが無理やり仰向けにしても意味がありません。

3.噛んできたら鼻先を掴む

犬が吠えたり咬んだりしたときに、マズル(鼻先)を強く掴んで支配するようなしつけ方をする方法がありますが、これも間違ったしつけの方法です。
子犬が間違ったことをしたときに母犬がマズルを噛んで諌めることがありますが、これは犬の世界でやることなので、人間が手で行っても意味がありません。

このように、無理やり押さえつけられたら犬が飼い主さんのことが怖くなる上に、人間の手を「怖いもの」と思い込んでしまうかもしれません。そして、飼い主さんが撫でようとしたときに怯え、怖さから手を咬むようになってしまうかもしれないのです。

4.子犬のうちはしつけをしない

首を傾げて座る子犬

小さなうちは教えても分からないからノビノビ育てて、大きくなってからしつければいいという考えはNGです。犬を飼うことになったら家に来たその日からしつけを開始しなければなりません。
大切なのは家族全員がしつけについて学び、全員が同じようにしつけることです。それぞれが違ったことを言うと犬は混乱してしまいます。

5.目を睨んで叱る

犬や猫は相手の目をジッと見ることは「相手にケンカを売っている」行動になります。ケンカしたくない場合は、目をそらしてやり過ごします。
そのため、飼い主さんが犬の目をじっと睨んで叱っても、「僕は大好きな飼い主さんとはケンカしたくないよ。」と目をそらすのです。よく、「叱っているのに目をそらして聞いていない。」などという飼い主さんがいますが、これは犬がケンカを回避しようとする行動です。

6.褒めてあげない

愛犬をしつけるときは叱って教えるのではなく、できたときに思い切り褒めてあげることが効果的です。人間でも好きな人に褒められると嬉しいように、犬も大好きな飼い主さんに褒められると嬉しいので、しつけが上手くいくことが多いのです。

犬のしつけは飼い主さんの正しい知識が必要

ゴミを散らかしたキッチンに座る犬

正しい知識を得るにはどうしたらいいの?

犬を飼うことになったら正しい知識を得る必要があります。子どもの頃に犬を飼ったことがある人や近所で犬を飼っている人から聞くのはやめた方がいいでしょう。なぜなら、その人たちの知識が正しいか、確かではないからです。
犬のしつけは獣医師やドッグトレーナーに相談するのをおすすめします。

間違っていたら今から直せる?

子犬のときから間違ったしつけ方をしていたけど、もう愛犬は成犬になっている。そういう場合でも遅くはありません。もしかしたら時間がかかるかもしれませんが、飼い主さんが根気よく続ければ大丈夫ですよ。

まとめ

飼い主に撫でられているジャックラッセルテリア

犬のしつけは様々な意見があり、飼い主さんにもいろいろ考え方があります。一番大切なのは犬と飼い主さんの信頼関係ですよね。犬を抑えつけるようなしつけ方法では、信頼関係を築けません。
犬は素直な純粋な心を持っている動物です。飼い主さんの接し方でその純粋な心を曇らせてしまわないように、正しい接し方を身に着けて愛犬との楽しい毎日を送ってくださいね。

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