犬の『勘違いオシャレ』１：装飾の多い服
防寒のための動きやすい服や、けがを防止するための靴などは問題ないと思いますが、それ以外の目的、すなわち「オシャレのためだけ」の洋服や装飾品は犬にストレスを与えてしまうでしょう。例えば、
- スカートのついた服
- 全身を覆うようなもの
- 帽子
- かぶりもの
などは犬の動きを制限したり、気になったりしてストレスになってしまいます。
可愛い服を着せて写真を撮るなどしたくなりますが、愛犬のことを考えるとしない方が愛がありますね。
犬の『勘違いオシャレ』２：香水など
犬は鼻がいいというのは皆さんご存じで、人間用のきつい香水を犬に振りかける人はあまりいないと思いますが、アロマオイルやボディスプレー、消臭剤なども犬にとってはストレスになることがあります。
犬を飼っているならば、自分の使う洗剤なども何でも、無香料のタイプのものを使うように気を付けたいですね。
犬の『勘違いオシャレ』３：ヘアカラー
今の時代はあまりいないかもしれませんが、犬の毛を様々な色に染めることは犬にとって迷惑です。人間ほど多くの色を認識できませんし、自分の姿を鏡で見て「この髪型かわいいな」と思うこともないでしょう。
染める時間もじっとしていなければいけませんし、ニオイの少ないタイプの染料でも、人間より１０００～１億倍嗅覚の良い犬にとっては、ものすごい刺激になります。
完全に飼い主さんの自己満足なので、やめてあげるのが賢明ですね。
犬の『勘違いオシャレ』４：ネイル
爪の保護のために行うネイルは、実用的なので除きますが、色やキラキラを楽しむだけのネイルは犬にとって嬉しいことはひとつもないでしょう。
犬は手先を触れるのが苦手でストレスに感じる子も多く、ネイルをしている間は手をずっと触っている状態になりますからＮＧですね。
犬の『勘違いオシャレ』５：整ったベッド
もちろん「清潔」に保つことはとても良いことですし必要ですが、人間のホテルのようにピシッと整えられたベットは、犬にとって落ち着かないことがあります。
犬は本来草むらや穴の中など、自分の身をある程度隠せる、密度の高い空間を寝床には好みます。また、ぬいぐるみのそばで寝たり、クッションとソファーの隙間などで寝ていたりするのは、何かにくっつきたい思いもあるでしょう。
ですので、無駄なものが何もない整った空間で寝ることは落ち着かなく、リラックスしにくいのであまり好まないでしょう。
綺麗好きの人たら見ると、「ちょっとゴチャゴチャしているな」くらいの方が犬は落ち着くかもしれませんね。
おわりに
いかがでしたでしょうか？犬にするべきではない『勘違いオシャレ』の例として、
- 装飾の多い服
- 香水
- ヘアカラー
- ネイル
- 整ったベッド
の５つの例を挙げてきました。
私たち人間にとっては、気分を上げてくれるなど価値のあるオシャレでも、ワンちゃんにとってはストレスになることもあるのですね。
自分の「かわいい」の基準ではなく、愛犬はどう感じるか？という目線でオシャレをさせてあげたいですね！
