チワワの性格や特徴、値段や飼い方まで

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チワワの性格や特徴、値段や飼い方まで

チワワと言えば、日本では常に人気の犬種ですね。この記事を読んでいる皆さんの中にも、チワワと暮らしている人は多いのではないでしょうか。そして、これからチワワを迎えたい人もたくさんいると思います。この記事では、チワワの性格や寿命、飼い方、気をつけたい病気など、チワワの飼い主さんから初心者さんまで役に立つ内容をまとめました。

チワワの性格

床から見上げるロングコートチワワ

性格

  • 活発的
  • 溌剌
  • 飼い主に忠実
  • 勇敢
  • 甘えん坊
  • 好奇心旺盛
チワワは、とても活発ではつらつとした性格です。世界最小の犬種ですが、体の小ささに似合わず、元気に動き回ります。飼い主に忠実なところもあり、愛らしい外見に反して、とても「犬らしい」性格です。

チワワは小さいながらも勇敢な性格でもあり、自分より大きな犬にも立ち向かう一面もあります。ですが、これは体が小さいゆえの臆病さの裏返しでもあります。こわいから攻撃性を出して勇敢に振る舞うのです。無茶をさせないように、お散歩中に大きい犬とすれ違う時などは、注意してあげましょう。

そして、臆病なゆえに、チワワはとても甘えん坊な犬でもあります。飼い主の愛情を求めるタイプの犬種なので、長時間の留守番が必要なお家には向いていません。なるべく長い時間、一緒に過ごせる飼い主さんの方が、チワワにとってはハッピーです。

また、チワワは好奇心旺盛な犬種でもあります。機敏に動き、いろいろなものに興味を示します。子犬の時には、イタズラをするかもしれません。電気コードなどを噛んで、感電しないように気をつけましょう。イタズラしそうなものは、チワワの口の届かない所に片付けておくといいですね。

チワワの大きさや体の特徴

123752571 チワワ全身

  • 体重:1.5kg~3kg
  • 体高:15cm~23cm

チワワの犬種スタンダードには、体高の規定がなく、体重のみ1.5kg~3kgと定められています。体高は15cm~23cm程度です。3kg未満の犬なんて、本当に小さいですね。世界最小の犬種と言われるのも、うなずけます。

チワワはとてもコンパクトにまとまった体を持ち、脚は細長いです。脚がとても細いので、骨折には十分注意しましょう。

チワワの一番の特徴は頭蓋骨です。「アップルヘッド」と呼ばれる形で、その名の通りリンゴのように丸く、てっぺんが少しとんがったような形状です。ドッグショーでは、頭の形が美しいアップルヘッドであることが、審査の重要なポイントになります。

また、尻尾もドッグショーでは審査ポイントとされています。適度な長さで、尻尾の先が腰のあたりを向いているか、半月状に高く持ち上がっているかのいずれかが良いとされています。

チワワの耳は立ち耳で、頭の上でピンと立ち上がっています。やや先細りの、スマートな耳です。マズルはそれほど長くはありませんが、鼻ぺちゃではありません。

丸みを帯びた短めのマズルが、チワワの顔を愛らしく見せています。くりっとした目も、チワワのかわいさのひとつですね。

チワワの毛色や毛質の種類

15659648 色違いのロングコートチワワ3頭

被毛の種類

  • スムースコートチワワ(短毛)
  • ロングコートチワワ(長毛)

皆さんご存知のとおり、チワワの被毛には、スムースとロングの2種類あります。スムースコートは短く、毛質はなめらかです。ロングコートは、やや長めの毛におおわれていますが、マルチーズなどのように、床に届くほどではありません。毛質は柔らかく、ポワポワとした手触りです。

毛色の種類とパターン

毛色の種類(代表的なもの)

  • フォーン
  • ブラック
  • レッド
  • ホワイト
  • フォーン&ホワイト
  • ブラック&タン
  • ブラック&ホワイト
  • レッド&ホワイト

毛色のパターン

  • 単色
  • パーティカラー(2色)
  • トライカラー(3色以上)

チワワの毛色はとてもたくさんあり、大理石のような「マール」と呼ばれる色以外、全ての色がスタンダードで認められています。そのため、単色から数種類の色が混じったものまで、あらゆる毛色が存在します。

おそらく、一番よく見かけるチワワの毛色は、「フォーン」と呼ばれるものだと思います。茶系の色で、金色のような色から、濃い茶色までのグラデーションがあります。白の混じった「フォーン&ホワイト」もよく見られる毛色です。

また、ブラックの単色や、ブラック&タン、ブラック&ホワイトも比較的多い毛色ですね。ブラック&タンにホワイトが混じったトライカラーのチワワもいます。レッドも、チワワによく見られる毛色です。濃い茶色の単色ですね。レッド&ホワイトの2色も、比較的多い毛色です。

チワワには、あらゆる毛色が存在しますので、こうして挙げていくときりがないぐらいです。毛色で印象が変わりますので、子犬を迎える時は、お気に入りの毛色に出会えるといいですね。

チワワの毛質は「シングルコート」が基本

毛質の話に戻りますが、チワワはメキシコ原産なので、温暖な地域で生まれた犬種です。したがって、基本はシングルコートなのですが、ロングコートチワワの交配が進むにつれて、ダブルコートのような毛質になる子が出てきました。

そのため、抜け毛がほとんどない子と、抜け毛が多い子がいるそうです。スムースコートは、基本的にお手入れが楽で、抜け毛も少ないのですが、ダブルコートの遺伝があると、抜け毛が多くなるようです。

ロングコートの場合も、毎日ブラッシングしていれば、それほど抜け毛が気になることはありませんが、まれにダブルコートのように下毛のある子がいて、抜け毛の多いことがあるそうです。

このように、交配の結果、毛質が異なる場合がありますので、その子に合ったお手入れを心がけましょう。抜け毛が多い子を迎えた時は、お掃除をがんばりましょう!

チワワの寿命

120542028 かごから顔を出すチワワ

平均寿命

15歳~18歳

チワワの寿命は、15歳~18歳程度と言われています。かなり長生きですね!とても小さなチワワは弱々しいイメージがありますが、小型犬の中でも長生きな犬種トップ10に入ります。ちなみに、一番長生きする小型犬は、マルチーズだそうです。

小型犬の寿命は、かつてより全体的に長くなっています。これは、飼育環境やドッグフードの質の向上、獣医学の進歩によるものだと言われています。昔より愛犬を大事にする人も増えていますし、小型犬の寿命も必然的に長くなったのでしょう。

一般的に犬は7歳を過ぎるとシニア期に入ります。個体差はありますが、長生きのチワワの場合は10歳からシニア期に入る子もいるようです。シニアに入ったサインには、次のようなものが挙げられます。

チワワの老化のサイン

  • 足腰が弱る
  • 毛づやが悪くなる
  • 動きが緩慢になる
  • 眠る時間がとても長くなる
  • 歯やあごが悪くなり、硬いものが食べられない

人間にも当てはまりますね。このような様子がチワワに見られたら、老化のサインとして、シニア期に合ったケアが必要になります。ドッグフードをシニア用に切り替える、段差をなくすなどの工夫をしてあげたいですね。

大切なチワワに長生きしてもらうには、若いころからの生活環境も大事です。ストレスをためないように、適度な運動を心がけましょう。シニアに入ってからは、室温管理にいっそう気を配ってあげてください。

若いころより、暑さ寒さに弱くなりますので、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように、エアコンだけでなく、ベッドの材質などでも体温調節ができるようにしてあげましょう。

そして、一番大切なのは、異変に気づいたら、すぐに動物病院に連れて行くことです。息が苦しそう、食が極端に細くなるなどの状態が見られたら、診察を受けた方がいいです。

体の小さいわんちゃんは、心臓病のリスクが高いので、早期発見に努めて、適切な治療を受けてください。そのことが、チワワの寿命を延ばすことにもつながります。

チワワを長生きさせるためのポイント

  • ドッグフードは年齢に合わせたものに切り替える
  • 体温調節の補助ができる環境に整える
  • 体調管理を意識したスキンシップを心掛ける
  • 異変を感じたら迷わず動物病院へ連れて行く

チワワの子犬の値段

156961503 眠るチワワの子犬たち

値段の相場

15万円~25万円

チワワの子犬の値段は、15万円~25万円ほどが相場のようです。どの犬種も同じですが、血統によって値段が違ってきます。また、人気の毛色の子犬も、値段が高くなる傾向にあります。月齢が若いほど値段が高くなるのも、どの犬種も同じですね。

チワワの値段を決める要因は、血統はもちろん、毛色や外見が人気であることが関わってきます。毛色だと、ブラック&タンやクリーム、ブラック&ホワイトなどが人気だそうです。希少な毛色としては、ブルー系が挙げられます。灰色がかったブルーの毛色は、チワワには珍しいため、値段が高くなることがあります。

ただし、希少な毛色のチワワを迎えるに当たっては注意が必要です。スタンダードから除外されているマールは、遺伝疾患が多く見られるため、繁殖させないほうが良いとされ、犬種基準から外されたのです。

希少な毛色の子犬には、何らかの健康上の問題を抱えることが多いようです。レアカラーだからと言ってすぐに飛びつかず、親犬の健康状態を確認することが大事です。

チワワの値段を決めるその他の要因としては、目がくりっとしている、耳がピンと立っているなど、チワワの愛らしさが強調されている外見であることも挙げられます。また、歯のかみ合わせが良いほうが、遺伝疾患が見られないということから、値段が高くなる傾向にあるようです。

チワワをブリーダーから迎える

38423257 女性とチワワ

チワワの子犬が欲しいとき、ペットショップに行く方が多いと思います。手軽ですし、「犬や猫はペットショップで買うもの」という考えが一般的だからでしょう。

ですが、ペットショップでの生体展示販売には様々な問題があり、今では愛犬家の間でとても問題視されています。第一に、ペットショップで売られている子犬が、どこから来たかわからないという点があります。

良心的なペットショップであれば、親犬の状態など説明してくれるところもあります。ですが、特にチェーン展開しているペットショップの店頭に並んでいる子犬は、オークションで競り落とされた場合が多いです。そのため、親犬の状態や遺伝疾患などが、確かめようがないのです。

ペットショップの問題を語るときりがないのですが、チワワの子犬を迎えたい人にとって問題なのは、値段がとても高いことです。チワワは人気犬種なので、高値で売られていることが多いです。

月齢が若いチワワほど高い値段がつきますし、血統の良い子犬だと、時には数十万という目を疑うほどの値段で売られていることもあります。ペットショップに比べて、ブリーダーから子犬を迎えるのは、敷居が高いと感じるかもしれませんが、その分メリットがあります。

第一に、親犬の状態を確かめることができます。健康状態や遺伝疾患の有無、気質、成犬になったときの大きさなど、これからチワワを迎えようとする人にとって、大事な情報が得られます。

また、チワワに惚れ込んで、適正な繁殖を行っているシリアスブリーダー(優良ブリーダー)であれば、遺伝疾患に配慮して交配を行っています。売るために、あえて遺伝疾患を無視することはありません。

そのため、シリアスブリーダーから子犬を迎えるほうが、健康な子犬である確率が高く、結果的にチワワにとっても飼い主にとっても幸せなのです。

では、どうすればシリアスブリーダーであることがわかるのでしょう?

それは、事前に犬舎を見学することです。きちんとしたブリーダーであれば、犬舎の見学は当然OKです。見学を断るブリーダーは、その時点で候補から外したほうが良いでしょう。

犬舎を見学すれば、どのような環境で繁殖が行われているか、確かめることができます。そして、犬舎の見学に行ったときは、シーズンごとに出産させていないか、質問しましょう。

出産後すぐに、次の発情で妊娠させるようなブリーダーは、商売目的です。犬の健康状態を無視しています。また、親犬や兄弟犬に、遺伝疾患が発症していないかも、確認しましょう。

こうして、ブリーダーの質をきちんと見極めることで、健康なチワワの子犬を迎えることができるのです。値段もペットショップに比べれば適正なので、安心ですね。

チワワの里親になる

179791148 腕に抱かれてにっこりするチワワ

チワワを家族に迎えたいとき、子犬にこだわらないのであれば、里親になることを検討してみてはいかがでしょうか。現在、日本でも犬の殺処分ゼロに向けて、里親になることへの関心が高まっています。チワワの里親になるには、いくつかの選択肢があります。

地域の動物愛護センターで探す

各都道府県によって名称は異なりますが、保健所や動物愛護センターが設置されています。そこには、飼い主から持ち込まれた犬や、迷い犬などが収容されています。

一定の期間が過ぎれば、殺処分の対象になってしまうため、自治体としても積極的に譲渡活動を行っています。(飼い主が直接持ち込んだ犬は、即日殺処分の対象になるそうですが…)

もちろん、必ずしもすぐにチワワが見つかるとは限りません。チワワが保護されるまで待つことになる可能性もあります。でも、動物愛護センターに収容されたチワワの里親になることで、確実に1頭の命を救うことになります。

里親募集サイトで探す

インターネットに、里親募集専用のサイトがあります。一番有名なのは、「ペットのおうち」ですね。国内全国から、里親募集の情報が集まっています。そのため、希望の犬種を見つけやすく、同じ犬種でも様々な子の中から、自分の希望や条件に合った犬を探すことができます。

里子として迎えたいチワワを見つけたら、里親募集を掲載した人(元の飼い主など)と直接コンタクトをとることになります。掲載情報だけではわからない点などを質問することもできます。

受渡しは、直接行うことになっています。トラブルを防ぐために、第三者の立ち合いを希望する場合は、「譲渡スポット」として登録されているドッグカフェなどを利用することもできます。

北海道や東北、沖縄など、一部地域には、譲渡スポットの登録がないようですが、特に都市部には様々な店舗などが登録されていますので、受渡しに利用することができます。

動物保護団体で探す

犬の殺処分ゼロのために、民間の動物保護団体が、保健所から犬を引き取るなどの活動を行っています。お住まいの地域に、そのような活動をしている団体がないか、探してみましょう。

インターネットで調べてもわからない場合、保健所や動物愛護センターに問い合わせると、教えてくれることもあります。動物保護団体で里親を待つ犬は、中型犬が多いのですが、中には小型犬を保護している団体もありますので、根気よく探してみましょう。

先述した「ペットのおうち」にも、個人で保護活動を行っている人が、チワワの里親を募集していますので、そのような子を優先的に探すのもいいでしょう。

ただ、動物保護団体から犬を譲渡してもらうには、その団体が決めた条件を満たしていることが必要です。二度と悲しい目に遭わせないために、厳しい条件を提示する団体もあります。御自身がそれをクリアしているかどうか、最初に確認することをお勧めします。

このように、チワワの里親になる方法はいくつかありますが、いずれも命を救うことに変わりありません。また、成犬がほとんどなので、性格がわかるというメリットもあります。

子犬はかわいいですが、しつけや世話が大変な一面もありますので、成犬のチワワを迎えるほうが楽だと思う方もいると思います。里親になれば、きっと大事な家族の一員になることができるでしょう。

チワワの飼い方

手のひらに乗ったチワワ

とても小さいチワワですが、どんな点に注意が必要なのでしょうか?犬種の特性に合わせた飼い方を知っておくことも大事です。ここでは、チワワの飼い方について、大事にしたい点を説明します。

お手入れ

スムースコートのチワワは、お手入れが簡単です。毎日でなくても、定期的にブラッシングして、被毛の汚れをとってあげましょう。

ロングコートチワワの場合、ブラッシングは毎日必要です。長い毛をとかさずに放っておくと、毛玉になってしまいます。フェルトのように固まってしまうと、ほどくことができなくなります。

これは、ただ見苦しいからブラッシングが必要ということではなく、被毛を清潔に保つために欠かせないお手入れです。フェルト状になった毛玉に、細菌が繁殖して、皮膚病の原因になることもあります。

シャンプーについては、あまり頻繁に行うと、犬の皮膚にはかえって良くありません。多くとも2週間に1度程度にとどめておきましょう。洗ったら、必ずよく乾かしてあげてください。

生乾きのままだと風邪をひくこともありますし、濡れた足をなめすぎて炎症を起こすこともあります。お風呂に入れるほどではないけれど、被毛が埃っぽいときは、温かい蒸しタオルで拭いてあげるだけでさっぱりしますよ。

お散歩

お散歩中のチワワたち

ペットショップで店員さんが「チワワは小さいから、散歩しなくて大丈夫ですよ」と言っているのを聞いたことがあります。これは、セールストークなので、真に受けないでください!チワワは小さくても、犬であることに変わりありません。お散歩は必ず必要です。

お散歩は、1日に2回、1回につき30分程度連れて行ってあげましょう。お散歩好きのチワワも多いですよ。お散歩には、運動のほかにも大切な意味があります。

一緒に歩くことでの、飼い主とのコミュニケーション、他の犬や人との触れ合い、そして何よりもにおいをかぐこと!犬はにおいでたくさんの情報を得る生き物なので、チワワも例外ではありません。

地面や風のにおい、他のわんちゃんのおしっこのにおい、草のにおい、猫や鳥など他の動物のにおい。こういったにおいをかぐことは、犬にとってとても大切なことです。自分が住んでいる地域の情報を得るだけでなく、リフレッシュにもなります。

ただし、チワワは体が小さいので、走って散歩させるのは避けてください。心臓に負担がかかってしまいます。

また、チワワは体が小さいために、他の歩行者や自転車に乗った人の目につきにくいのです。チワワの安全を守るのは、飼い主の役目です。周囲の安全を確保しながら、お散歩を楽しませてあげてください。

特に、夜に散歩させる場合は、チワワにライトをつけるなどして、歩行者の目にとまりやすいように工夫しましょう。

お散歩に欠かせないのが、リードと首輪やハーネスですが、できればハーネスをお勧めします。チワワは首が細いので、首輪だと引っ張ったときに負担がかかってしまいます。小さいサイズのかわいいハーネスが販売されていますので、愛犬に似合うものを見つけてあげてください。

しつけ

214204775 ボールを持つ手とチワワ

チワワのかわいいお目々で見上げられると、ついつい甘やかしてしまいますが、最低限のしつけはしましょう。室内犬なので、トイレのトレーニングは欠かせません。

子犬のうちや、保護犬を迎えたばかりのころは、トイレを失敗することもあるでしょう。そんなときは、低い声で「ダメ」と言って、トイレに連れて行って「ここ」と教えてあげましょう。

チワワは賢いので、すぐにトイレを覚えることができると思いますが、中にはなかなか覚えられない子もいます。そんなときは、決して大声でどなったり、体罰を加えたりしないでください。

チワワは体が小さいので、臆病であることを忘れないようにしましょう。飼い主のことをこわがってしまうと、隠れてトイレをしたり、排泄自体を我慢したりするようになってしまいます。

また、チワワが触ってはいけないものを教えるのも大事です。ノートや本など、破られたくないものは、チワワの届かない所に片付けておくのが基本ですが、電気コードや家具の脚などは片付けるわけにはいきません。

特に子犬のうちは、電気コードを噛んで、感電死するケースもあります。チワワの安全のためにも、触ってはいけないものを教えておきましょう。電気コードに興味を示したときは、「ダメ」と言って、触ってはいけないと教えましょう。

においをかがせると、食べ物ではないと納得する場合もあります。同じく家具をかじっているところを見つけたときも、「ダメ」と言って「これは飼い主のもの」とわからせましょう。少し根気がいりますが、次第にチワワも触っていいものといけないものを理解していきます。

しつけのときには、チワワとの信頼関係が壊れないようにするのが大事です。大声を出すなどして、こわがらせないようにしましょう。失敗したときに大騒ぎするのも、逆効果です。チワワが「注目されている!」と勘違いしてしまいます。叱るときは、あくまで冷静に「ダメ」と低い声で言うのがポイントです。

食事

ご飯を食べるチワワ

チワワは体が小さいので、「ほんのちょっとだから」と間食を与えすぎると、肥満になりやすいです。ほんのちょっとの量でも、1日に何度も食べていると、すぐに太ってしまいます。

肥満になると、チワワの細い脚に負担がかかってしまいますし、心臓病のリスクも高まります。そのため、適切な食事量を把握して、体重を管理するのも、飼い主の大事なつとめです。

子犬のうちは、体が成長しますので、大きさに合わせて少しずつ食事の量を増やしていきましょう。1日2回に分けて、ドッグフードの袋に記載されている量を目安に、成長に合わせてフードを増やしていきます。

成犬になっても、食事は1日2回に分けるほうが望ましいです。犬は1日1度の食事でも耐えられる体ではありますが、消化器への負担を減らすため、2回に分けたほうがいいのです。体の小さいチワワなら、なおのこと2回に分けてあげましょう。

チワワは口が小さいので、ドッグフードは小粒のタイプを選んであげましょう。大粒だと、食べづらいため、いやがって食べないかもしれません。

チワワ向けのフードも販売されていますが、犬もその子によって好みがありますので、犬種に特化したフードにこだわらなくてもいいです。

フードを選ぶときは、「総合栄養食」と記載されているものをお勧めします。栄養バランスに配慮されて作られているので、チワワに必要な栄養をフードだけで摂取することができます。

チワワには食の細い子もいますので、そういう場合はトッピングを上手に活用しましょう。パウチタイプやふりかけタイプのトッピングを利用するのもいいですし、ゆで卵を刻んだものや、ささみをゆでたものをトッピングしてあげてもいいです。好きなものが入っていると、チワワも喜んで食べてくれるでしょう。一度食べだすと、最後まできれいに食べることが多いです。

おやつについては、飼い主さんによって考え方が違うでしょうが、チワワに食べる楽しみを味あわせてあげるために、少量なら与えても問題ありません。クッキーやジャーキーなど、実に様々なおやつがありますが、愛犬の好みに合わせて、ほんのちょっぴりあげる程度にしましょう。

運動量

150410341 走るチワワ

チワワは体が小さいので、必要な運動量は少ないです。単純に運動量だけを考えると、室内で遊ぶ範囲で十分です。しかし、先述した通り、散歩に連れて行くことには大きな意味があります。室内遊びだけで運動量が足りているからといって、散歩をやめないようにしてください。

チワワは小さいながらも、好奇心旺盛で活発です。室内でボール投げをしたり、おもちゃで綱引きをしたり、飼い主と遊ぶことも大好きです。お留守番の後などは、エネルギーがたまっているので、遊んであげると喜びますよ。

チワワと室内で遊ぶときは、骨折に注意してください。チワワは脚がとても細いので、高いところから飛び降りて骨折することがあります。

筆者のかかりつけの獣医さんによると、小型犬は骨折すると、元通りに治すのは難しいとのこと。骨の細いチワワなら、なおのことです。

また、滑りやすいフローリングで走らせるのも注意してください。つるっと滑ったときに、関節を痛めたり、脱臼したりすることもあります。できれば、床の滑らない部屋で遊ぶか、フローリングに滑り止めマットを敷くなどしてください。

寒さ対策

服を着たチワワ

チワワはメキシコ原産の犬種で、暑い地域で生まれた犬なので、寒さに弱いです。秋から冬は、寒さ対策をして、チワワの健康を守りましょう。

チワワに限らず、どの犬種もそうですが、寒いと小刻みに震えます。その他にも、丸くなって寝ている、ふだんより飼い主にくっつきたがる、ベランダや庭に出たがらないなどの行動が見られたら、チワワが寒がっているサインです。

このようなときは、チワワのベッドに暖かい毛布を敷いてあげる、エアコンで室内の温度を上げるなど、チワワが寒さで参らないように工夫してあげてください。ペット用のヒーターを使うこともできます。嫌がらない子であれば、温かい服を着せるのもいいですね。

人間の子供と同じように、ストーブには注意しましょう。寒さのあまり、ストーブにくっつきすぎて、やけどしてしまうこともあります。こたつに潜り込むのが好きな子もいますが、低温やけどの恐れがあるので、お勧めできません。

ホットカーペットの場合も、低温やけどに注意して、あまり温度を上げすぎないようにしましょう。寒い季節のお散歩には、温かい服を着せてあげるといいですね。

チワワに似合うかわいい服がたくさん売られていますので、保温効果の高いものを選んで着せてあげてください。そうすれば、冬でも快適にお散歩できますよ。

チワワのかかりやすい病気

125594379 目を閉じて休むチワワ

犬種によって、かかりやすい病気が異なりますが、チワワがかかりやすいと言われている病気は、次の通りです。

膝蓋骨脱臼

ひざの関節がずれる病気です。チワワのような小型犬には、先天的にひざ関節に異常を持って産まれてくる子もいます。また、後天的に、脚を強くぶつけるなどして、膝蓋骨脱臼を発症する場合もあります。

チワワが脚を1本上げたまま歩いていたり、歩行にどこか不自然な点が見られたりしたら、膝蓋骨脱臼の疑いがあります。動物病院で診察を受けましょう。

水頭症

チワワの遺伝疾患として、一番に挙げられるのが水頭症です。ほとんどの場合、先天的なもので、後天的に発症することは少ないです。チワワ独特のアップルヘッドが原因で、遺伝しやすいと言われています。

症状は、マヒや運動障害、知覚障害などです。水頭症は完治することがないため、薬での対症療法が中心です。外科手術を行う場合もありますが、いずれも脳内の「水」を減らすための処置になります。

角膜炎

チワワは目が少し飛び出ているので、目の病気にも注意が必要です。目の表面を覆っている膜に傷がつくことで、炎症を起こします。原因は、例えば散歩中に草などで目の表面が傷つくなどです。

角膜炎になると、目が痛むので、犬は前足で目のあたりをこする仕草をするようになります。頻繁に目をこすっていたり、目をパチパチさせていたりしたら、角膜炎の疑いがあります。動物病院で診察を受けましょう。

心臓病

チワワに限らず、小型犬がシニアになった時に気をつけたいのは、心臓病です。体が小さいため、シニアになると心臓に負担がかかりやすくなります。ゼイゼイと咳きこんだり、興奮した後失神したりする場合もあります。そのような症状が現れたら、動物病院に連れて行ってください。

一番いいのは、定期的な健康診断を受けて、心臓病を早期に発見することです。薬を飲むことで、病気の進行を食い止めるか、少なくとも遅らせることができます。チワワに長生きしてもらうために、特にシニアに入ったら、健康診断を欠かさないようにしましょうね。

チワワの歴史

63116812 芝生に座るチワワ

チワワ(Chihuahua)の起源は、はるか昔、南米のトルテカ文明にまでさかのぼると言われています。トルテカ文明は7世紀~12世紀にかけて、メキシコで栄えていました。野性に生息していた小型犬をトルテカの人たちが家畜化したのが、チワワの起源だと考えられています。

トルテカ文明の中心地、トゥーラという都市群で「テチチ」という小型犬が飼われていたことがわかっています。テチチを描いた絵が、建物の装飾に使われていましたが、その姿は現在のチワワそっくりです。テチチは宗教的儀式に使われたり、神の使いと考えられていたり、トルテカ文明の中で大切にされてきたようです。

その後、大航海時代を経て、スペインが南米を侵略したために、テチチの数は激減し、絶滅の危機にさらされました。19世紀に入って、メキシコ最大の州「チワワ」で発見された小型犬が、現在のチワワの祖先になっています。

メキシコで発見されたチワワの祖先犬は、アメリカに渡り、犬種として固定されることになります。発見から50年に渡って繁殖が繰り返され、1904年にアメリカケンネルクラブに登録されました。

犬種の固定化の過程で、中国から渡ってきたチャイニーズクレステッドドッグの血も入ることになったと言われています。犬種登録された当初は、アメリカでは使役犬の人気が高く、仕事をさせるには小さすぎるチワワは、あまり注目されなかったようです。

その後、次第に都市化が進み、住宅事情も変化したことで、マンションなどでも飼いやすい大きさのチワワの人気が高まってきました。

日本にチワワが入ってきたのは、1970年代のことでしたが、当初は小型の純血種を飼う人は限られていて、それほどの広がりを見せませんでした。爆発的に人気が出たのはバブル崩壊後で、小さくてかわいいチワワを飼う人が増えました。

チワワは現在の日本では、常に人気犬種ランキングに入るほどで、街でもよく見かけますね。チワワは英語のつづりから、「CI」と略されることもあります。

愛好家の間では、スムースコートのチワワを「スムチー」、ロングコートチワワを「ロンチー」と略すこともあるそうです。それだけ人気があるメジャーな犬種ということですね。

まとめ

オスワリをしているチワワ

体は小さいけれど、勇敢で活発なチワワ。愛玩犬の代表格ですが、犬らしい魅力にあふれています。毛色がたくさんあるのも楽しいですね。スムースとロングから毛質の違いと外見で、気に入った子を探せるのも、楽しみのひとつです。

チワワを迎える時には、ぜひ里親になることを検討してください。特に、犬と暮らした経験のある人は、里親を第一候補に考えていただければと思います。子犬のかわいさはあっという間に終わってしまいますし、成犬を迎えるメリットもご理解いただけるのではないでしょうか。

チワワは骨が細いので、骨折には十分注意しましょう。でも、運動も大事ですし、散歩に出かける意味も大きいので、毎日のお散歩は欠かさず行ってあげてください。

チワワと暮らす楽しみは無限大です。愛らしい外見と、飼い主さんに愛情を注ぐ忠実さを併せ持ち、きっと素敵な家族になってくれるでしょう。

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