同じ犬種でも値段に違いがある理由とは?

同じ犬種でも値段に違いがある理由とは?

ペットショップに訪れると、可愛い犬や猫がショーケースの中からこちらを見つめていたり、眠っています。しかし、同じ犬種でも「なんでこんなに値段に違いがあるの?」と思ったことはありませんか?実はある理由が関係していたのです。

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同じ犬種でも値段に違いがある理由とは?

コーギーの子犬たち

今回は同じ犬種でも値段に違いがあるということに注目し、お話ししていきます。犬が好きな人にとっては「なぜ」「すべての犬に価値があるはずでは」と複雑な気持ちになってしまう犬の値段設定ですが、一体どのような基準で値段は決定されているのでしょうか。主な基準5つをご紹介します。

1.被毛の色

トイプードルの子犬たち

まずは被毛です。被毛の艶、綺麗さはもちろんですが、中でも被毛の色が値段決定に大きく関わってくることが多いと言います。同じ犬種の同じ被毛の色であっても、その色の濃さやミスカラー(単色の犬の被毛に違う色が混じっていること)の有無によって値段が変動してしまうのです。

特に日本国内でも人気の高いプードル犬種はこの差で大きく値段が変わるといわれています。多くのカラーがあるトイプードルですが、ミスカラーが少しでもあると判断されただけで、大幅に値段が下がってしまうことが多いです。

2.サイズ

手の平で寝る子犬

スタンダード基準から見てサイズが大きいか小さいかという点も大きな判断基準になります。値段の基準としては、スタンダード基準から見て大きいと判断されると下がり、小さめと判断されると上がる傾向にあるようです。

これは日本では小さめのサイズの犬が好まれやすいという現状が影響しているものと思われます。少しでも他の同犬種より大きいと判断されれば万単位で下がることも珍しくありません。

3.月齢

ブルドッグの子犬たち

月齢も関係してきます。ペットショップで過ごしている子犬たちの多くは、生後2~3ヶ月ほどです。その子の生まれた日付を見ると、「今、この子は○ヶ月くらいだ」ということがおわかりになるでしょう。

しかし、中には様々な理由からどうしても新しいお家に行くことができない子もいます。そうすると4ヶ月、5ヶ月と月齢が経過してしまい、お店側も値段を下げることで新しい家族の元に送りだそうとします。

その過程の中にイベント(夏休み、冬休みなど)が挟まると、「SALE」という表示がされてしまうこともあり、「見ていて悲しい気持ちになった」という経験を持つ人も多いでしょう。

4.病気の有無

床に顎をつけている子犬

病気の有無は大きく値段に変動を与えます。お店側も細心の注意を払ってはいるものの、まだ子犬のため、どうしても風邪をひいてしまったり、感染症にかかってしまったり、寄生虫が体内にいることが発見されることもあります。

このような事態に陥ってしまった場合、一旦動物病院に預けられたり、裏で特別なお世話をしてもらうことで治療し、再び店頭に戻ってくることが多いです。

しかし、それにより値段を引き下げられてしまい、結果として安い価格で販売されてしまうことがあるのです。

5.血統書の有無

書類に肉球を載せている犬

犬を家に迎える際、保護された犬などでなければ、ペットショップやブリーダーさんから血統書を渡されます。これはその犬の両親、そしてその上の祖父母がどのような犬であったかが記入されたものです。

血統書の中にはある大会での優勝経験を持った犬が親であるなど、特別な要素を含む血統書付きの犬である事があります。このような犬は優秀であると判断されることが多いため、値段が上がる判断基準となりやすいです。

値段の差…意見は賛否両論

価格とお金

上記でお話ししたように、同じ犬種であっても値段に差がついてしまう光景はペットショップに立ち寄ると見かけます。しかし、やはりこの犬に値段を付ける、ましてや同じ犬種であるはずなのに値段に大きな差ができてしまうという現実に納得のいかない人も多くいます。

筆者も感情だけでどう思うかと聞かれれば、やはり否定的な意見を持たざるを得ません。「こっちの犬が可愛いから」「色が綺麗だから」「サイズが小さいから」などさまざまな理由がありますが、多くは見た目が判断基準になりがちです。

どんな犬であっても、家族として迎え入れた家の環境や飼い主のお世話の仕方などで大きく変わります。しっかりしつけを行えば良い子に育ちます。値段が高かったから必ずしもしつけがし易いとも限りませんし、自分の家の犬として迎え入れれば、基準である「可愛い」から遠いと判断されたとしても、「他のわんちゃんより可愛い!」と飼い主は思うものです。子どもと同じです。

しかし、ペットショップという生体販売店という業務形態上、犬に値段を付けなければいけないことは重々承知です。またペットショップの店員さん達は、犬や猫を愛しており、私たち飼い主の家に送り出してくれるまでの親のような存在です。店員さん達こそ、「値段を付けたくない」「みんな可愛いのに」と葛藤している人も多いでしょう。

この問題に関しては簡単に議論できることではありません。現状として、ペットショップから犬を迎えるという人が圧倒的に多いことも事実ですし、しっかり最期までお世話をし、愛犬を大切に愛情深く育て上げるのであれば、それが悪いとも思いません。

しかし、筆者の個人的な感想としては、ペットショップに行くたび「SALE」なんて文字を見ると胸が痛みますし、それ以上に「店員さん達も複雑だろうな」と思ってしまいます。

まとめ

ハイタッチする子犬と女性

いかがでしたでしょうか。犬を飼っている人、犬が好きな人からすれば「なぜ値段を」と思いますよね。1つの大切な命、しかも同犬種の中で値段の善し悪しが決まってしまうのは非常に悲しいことです。今回はなぜ値段に差ができてしまうのかをご紹介しましたが、犬は見た目で決まりません。新しく犬を迎えようと考えている場合は、しっかり相性を確かめ、最期までお世話できるかどうかに重点を置き決めましょう。

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