犬にアセロラを与えても大丈夫?
皆さんはアセロラを日々摂取していますか?
ジュースで飲んでるという人もいれば、あまり口にする機会がないという人まで、様々だと思います。
犬にアセロラを与えても大丈夫か否かという点については、結論から言ってしまうと「犬にアセロラを与えても大丈夫」です。
もちろん、他の犬が食べられる食材と同じように注意点はありますが、注意点を守れば食べることが可能です。
今回は、犬も食べることができるアセロラの良い点や悪い点、注意点、さらにアセロラを加工した食品は食べることができるのかをお話ししていきます。
アセロラのメリットと注意点
では、実際にアセロラを与えることで、どのような効能を得ることができるのか、また、アセロラを与える際にはどのような注意点に気を付けるべきなのか、デメリットはあるのかをお話ししていきます。
アセロラにはビタミンCが豊富
まずアセロラの大きな特徴として、ビタミンCが豊富だという点が挙げられます。
「ビタミンCの王様」と呼ばれるほど豊富で、ビタミンが豊富なフルーツの中でも、特に豊富に含まれていると言われています。
レモンもビタミンCが豊富だと言われていますが、アセロラは何とこのレモンの34倍ものビタミンCを含んでいるというから驚きです。
ビタミンCには老化予防や活性酸素の抑制効果、さらには免疫力を高める働きもあるため、人間だけでなく犬にとっても積極的に摂取したい成分です。
ビタミンC以外にも様々な効果が!
アセロラのメリットはビタミンCだけに止まりません。
抗酸化作用の強いアントシアニンや、ケルセチンと呼ばれる成分も多く含まれています。
この2つの成分は抗菌作用、抗がん作用、抗アレルギー作用など、抵抗力を高めてくれる効果があります。さらに心臓病の予防にも効くと言われていますので、年齢に関係なく摂取させてあげたいですね!
大きなデメリットは販売店が少ない
基本的に、犬にアセロラ自体を与えることに関してデメリットはありません。
しかし、大きなデメリットを挙げるのであれば、アセロラという果物自体が日本国内ではあまり出回っていないという点が挙げられます。
私たちがふだん摂取している「アセロラ」は、アセロラ自体ではなくジュースやスイーツなど加工されている物がほとんどです。
意外と「アセロラを食べたことがある」という人は少ないのではないでしょうか。
そのため、探すことが大変な食材です。
また注意点として、犬にアセロラを与える際は1日1粒が目安です。
アセロラに限らず、摂取のし過ぎは良くありませんので、適切な量を守って与えてあげましょう。
アセロラの加工品は与えても大丈夫?
「アセロラ」と聞いてまず思い浮かべる物は何でしょうか。
ここまでにも何度も登場しましたが、やはりアセロラジュースを思い浮かべる人が多いと思います。
先ほどもお話ししたように、日本国内ではなかなかアセロラ自体を入手することは難しいです。
そのため、「じゃあアセロラジュースで代用しよう」「アセロラジュースを水分補給におやつ代わりとして与えようかな」と考える人もいるかもしれません。
しかし、アセロラジュースはアセロラだけではなく、砂糖や香料、着色料など様々な成分が加わっています。
したがって自然の物ではなく人工物が含まれているため、アセロラジュースなどの加工品は与えないようにしてください。
アセロラはどこで手に入る?
そうなると、「アセロラは一体どこで手に入るのか」と困ってしまいますよね。
日本国内での入手方法として、アセロラが冷凍された状態で売られていたり、アセロラのみを使用したピューレとして販売されたりしています。
なかなかお店で見かけることはできませんが、ネット通販で購入することが可能ですので、愛犬とともにアセロラを楽しみたいという飼い主さんは、ぜひ試してみてはいかがでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビタミンCの王様と呼ばれるアセロラは、人間だけでなく、犬にとっても良い影響を与えてくれます。1日1粒という適切な量を守り、愛犬の健康に役立てましょう。