「なんという犬種?」そう思ったときのお役立ちアプリ
散歩中にすれ違った犬、ドッグランで見かけた犬に、「あれ?なんて言う種類の犬だろう?」と思うことってありますよね。
タイミングが良ければ飼い主さんに尋ねることもできますが、そうはいかないときもあるし、テレビやインターネットでチラッと見て疑問に思うこともあります。
そんなときに、犬の姿や画像をスマホで撮影して、数秒で何という犬種なのか答えを出してくれるアプリが開発されました。純血種だけでなく、「たぶんこの犬種のミックス?」という答えも出してくれるのだそうです。
アプリの名前は「Doggzam」
音楽アプリで、ラジオなどで流れてきた曲のタイトルを知りたいときに、瞬時に教えてくれるSHAZAMというアプリがありますが、その犬版ということでDoggzamと名付けられたそうです。
Doggzamは、人工知能を使用して犬種の判別を行います。
撮影して読み込まれた犬の写真から、コートや顔の特徴を各犬種の標準タイプと比較することで、マッチした犬種を弾き出すのだそうです。
アプリの開発者、そのきっかけは?
このアプリを開発したのは、アメリカのミシガン州在住の男性、エルドリード・マッキニーさんです。
彼自身がこれまでに何度も、「あの犬はなんという種類だろう?」と疑問に思ったことがある経験に加えて、6歳の娘さんが、「あれはなんていう犬?」と質問してきたことが開発のきっかけになったそうです。
マッキニーさんは犬の専門家ではなくて、このアプリを開発するにあたって、「”ハウンド”とか”テリア”とかいうのはカテゴリーで、たくさんの違う犬種がそのカテゴリーを作っていること、世の中にはこんなにもたくさんの犬種があることを初めて知って驚いている」と話します。
彼自身が驚いたように、子供たちや犬についてあまり詳しくない大人たちへのカジュアルな教育ツールになればいいなという思いもあるそうです。
Doggzamのデータベースの犬種は現在も増え続けていて、答えの精度を上げるべく改良が重ねられているようです。
ダウンロードは無料で、現在はiPhoneなどのiOSでのみ使えるのですが、今秋にはアンドロイドへの対応も始まる予定だそうです。
Doggzamはどのくらい正確に犬種を見分けられる?
さて、肝心のアプリの性能はどのようなものでしょうか?
レビューなどを読んでみると、ボストンテリアのように特徴のある犬は比較的正確な判定を下してくれるようです。けれども、中には「うちのチワワで試してみたらジャーマンシェパードだという答えが出て大笑いした」というレビューもあり、どうやらまだ改良の余地がありそうです。
しかし、「上手くいかなかった」と言っている人たちも、アプリのコンセプト自体はとても良いと思うという人が大半で、ほとんどの人が「今後の改良に期待している」と言っています。
確かに、正しい答えが出ても出なくても楽しめそうなツールですし、子供たちが犬に興味を持つきっかけになるかもしれないですね。
まとめ
撮影した犬の画像をアップするだけで、犬種の名前を教えてくれるアプリDoggzamをご紹介しました。
今のところは改良の余地が残されているのですが、たくさんの人がさらに使いやすくなることを期待して見守られているアプリのようです。
判定の精度が上がれば、いろいろな場面で活躍してくれそうなアプリですね。
《参考》
https://www.wxyz.com/news/doggzamm-app-allows-you-to-identify-dog-breeds-with-just-a-photo
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20代 男性 トイプードル