犬の飲み水の温度はどのくらいがベスト?
基本的には常温がベスト
愛犬が水を飲んでいる姿を見ると、「飲み水はどのくらいの温度がベストなんだろう?」と、ふと飲み水の温度について考えてしまう事はありませんか?犬によって多少好みがあるようですが、基本的には常温がベストだと言われています。
しかし、この常温って曖昧で分かりにくかったり季節によって感じ方がだいぶ違ってきます。
蛇口から出てくる水は夏の場合暖かい水が出てきたり、冬だと手が痛くなるほど冷たい水が出てきますよね。そういう時は、自分の感覚を頼って、飲み水を丁度良い温度に調節してあげないといけません。
ちなみに、個人的には触ってみて少しヒンヤリする。と感じるくらいが丁度良い温度だと思っています。
季節やその日の温度によって飲み水の温度を変える
冷たい水を好む時
夏などの気温の高い日、暑そうに過ごしている愛犬に冷たい水をあげるととても美味しそうにガブガブ飲む時があります。犬も人間も暑い日には冷たいものを口に入れたくなりますよね。
体温も下げる事ができますので、そういった時はいつもより冷たい水をあげると良いかもしれません。しかし、場合によってはお腹を壊したりしてしまう場合もありますので、キンキンに冷えたお水というよりは、いつもよりも少し冷たい程度にしてあげてください。
ぬるい水を好む時
あなたはどんな時にぬるい水を飲みなくなりますか?おそらく寒い季節の時は、暖かい飲み物が飲みたくなると思います。犬も同じように寒い季節には、いつもより少しぬるい水を飲みたがっていることもあるのではないでしょうか。
また、常温といっても冬の場合は体を冷やしてしまう場合がありますので、できるだけ飲み水が冷たくならない様に一日に何回か水を変えて、新鮮なお水を与える方が良いでしょう。
ちなみに私の考えでは、ぬるいと思う水の温度は人肌より少し低い程度(25~30度)だと思っています。犬は基本的に熱い温度は苦手なので、寒いからといって熱い温度のものはあげないようにしましょう。
飲み水の温度についてのポイントと注意点
冷たい水をあげすぎない様にしましょう
暑い時期は、冷たい飲み水を好む犬が多いと思います。冷たい水に変えたとたん、飲む量が増えたという話は聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし、冷たい水をあげすぎると体を冷やしてしまい、下痢になったり体調を悪くしてしまう時があります。ですので、冷たい水は常に飲まさずに、体温が特に上がっている散歩から帰った時、とても暑そうにしている時など、ちょっとした時にだけあげるようにすると良いですよ。
老犬にはぬるい水が良い?
老犬に冷たい水を飲ませると内臓に負担をかけたり、内臓の機能を低下させてしまったりする場合があります。また、暑い時期でも冷たい水よりぬるめの水を好んで飲むという犬もいるようです。なるべく体に負担をかけない様に、老犬には熱すぎず、冷たすぎない水を与える様にすると良いでしょう。
基本的に人間と同じ温度を好む
基本的に飲み水の温度が与える体への影響は、人間と同じだと思って良いかもしれません。
人間の場合、暑い時期には暖かい飲み物はあまり飲まないと思います。暖かい飲み物よりも冷たい水を飲んだりアイスを好んで食べますよね。しかし、冷たいものを飲食しすぎると体を冷やして過ぎて下痢になったり体調を崩してしまいます。
逆に寒い時期になると、暖かい飲み物を好んで飲むようになると思います。氷を沢山いれてキンキンに冷えたお茶を飲む。という事はあまりしないですよね。
犬も同じように暑い時には冷ための飲み水を、寒い時はぬるめの飲み水を好む子もいます。夏になると冷たい水だけでなく、氷をガブガブ食べるという犬もいるようですね。
ですので、基本的には人間と同じように、その時の気温にあった飲み水の温度に調整してあげると良いと思います。もちろん犬によって飲み水にも好き嫌いがあったりしますし、体調を崩さないためにも、愛犬の様子を見ながら上手く調整してあげましょう。もちろん一番は愛犬の好みに合わせてあげるのがいいですよね。
まとめ
飲み水の温度は犬によって好きな冷たさがあったり、その日の気温によって変わる事もありますが基本的に飲み水の温度は常温がベストな様ですね。飲み水は愛犬にとって大切なものの一つですので、飲み水の温度を調節してあげる事で愛犬は快適に過ごしやすくなり喜んでくれるのではないでしょうか。