バセンジーの性格と特徴、値段や寿命など

バセンジーの性格と特徴、値段や寿命など

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バセンジーという犬種の名前は聞いたことがあっても、実際に見かけることは少ないですね。ぱっと見た感じ、雑種?と思いがちですが、なんとバセンジーのルーツは古代エジプトまで遡ることができるのです。由緒正しい古代犬、バセンジーについてご紹介します。

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バセンジーの性格

塀の前に座るバセンジー

バセンジーの性格として特徴的なのは、吠えないところです。犬は鳴き声でもコミュニケーションをとる動物ですが、バセンジーはよほどのことがないと吠えません。吠えるときの声も特徴的で、まるでヨーデルのような独特の震え声です。

バセンジーは家族には愛情たっぷりに接し、甘えん坊な面もありますが、知らない人には警戒心を抱きます。独立心旺盛で、毅然としたところがあるので、バセンジーは猫に似た性格と言われることもあります。

バセンジーはもともと猟犬だったのでとても利口です。潔癖な面もあり、寝床などのプライベートなスペースが汚れるのを嫌います。バセンジーには、トイレから離れたところに、ちゃんと専用のベッドやおもちゃ箱などを用意して、「自分のスペース」を与えてあげると落ち着くようです。

バセンジーの特徴

屋外に立つバセンジー全身

バセンジーは中型犬で、体高は40cm~43cm、体重は9kg~11kg程度です。とてもコンパクトで軽快な体つきをしていて、脚が長く、骨格がしっかりしています。バセンジーはコンパクトながら、筋肉がしっかりついていて、とても「犬らしい」印象を受けます。

立ち耳で、額のあたりにしわがあるのもバセンジーの特徴です。バセンジーが、頭をしっかり上げた姿には高貴な雰囲気が漂います。尻尾は巻尾で、やや短めです。

バセンジーは短毛で、毛色は様々です。白地に黒や茶系のまだらが入ることが多いです。脚や尻尾、胸には、白が入っています。バセンジーは短毛なので、寒さに弱い犬種です。秋や冬の温度管理に気をつけてください。

またバセンジーは発情期が年に1度しかないのも特徴です。メス犬と暮らすとき、ほとんどの方が子犬のうちに避妊手術を行うでしょうが、子どもを産ませたい、などの理由で手術を行わない方は覚えておきましょう。

普通の犬は年に2回発情期を迎えるので、1回しかないと病気かと疑ってしまいますが、バセンジーにとってはそれが普通の状態です。

バセンジーの価格

バセンジーの子犬4匹

バセンジーの子犬の価格は15万円~20万円程度が相場のようです。バセンジーは、ペットショップで見かけることはまずありませんので、ブリーダーから直接譲り受けることになります。

国内にそう数は多くありませんが、バセンジーのブリーダーがいます。直接コンタクトをとって、犬舎の見学をさせてもらいましょう。バセンジーの親犬の健康状態や、気質も確認して優良なブリーダーであることを確認することが大事です。

国内のブリーダーからバセンジーの子犬を購入するに当たって、気をつけなければいけないのは、「ファンコーニ症候群」という遺伝疾患です。腎臓の病気で、本来なら取り込まれるはずの栄養素が尿と一緒に排出されてしまいます。ファンコーニ症候群は慢性疾患なので、バセンジーには食事療法を続ける必要があります。

ブリーダーにバセンジーの親犬や兄弟犬で、この疾患を持つ子がいないか確認してみましょう。バセンジーの優良なブリーダーであれば、遺伝疾患にも気をつけて交配を行いますので、きちんと回答が得られると思います。

また、海外ブリーダーからバセンジーの子犬を輸入する方法もあります。この場合は、子犬の価格に加えて、各種手数料がかかりますので、最低でも50万円はかかると考えてください。

バセンジーの寿命

寝そべってこちらを振り返るバセンジー

バセンジーの寿命は12歳~16歳と言われています。中型犬としては、平均的な寿命ですね。もちろん個体差もありますし、飼育環境によっても寿命は変わってきますので、あくまで目安として考えてください。

バセンジーの病気で気をつけなければいけないのは、尿石症です。腎臓から尿道のどこかに結石ができる病気で、おしっこをするときに痛みを感じます。

放っておくと、血尿が出るようになってしまうので、バセンジーがおしっこをするときに座り込んでしまう、尿の量が極端に少ないといったときには、動物病院で診察を受けましょう。

バセンジーは結石が腎臓の中にできてしまう、腎結石になる場合もあります。腎結石は、尿管結石と同じような痛みを感じないので、バセンジーの異変に気がついたときには腎不全になっていることも多いです。先述のファンコーニ症候群といい、バセンジーは腎臓に弱点のある犬種と言えるでしょう。

腎臓はいったん損傷してしまうと、再生しない臓器なので、本当に注意が必要です。バセンジーを家族に迎えたら、定期的に血液や尿の検査をして、腎臓の疾患がないかチェックを欠かさないようにしましょう。

早期発見で治療を開始できれば、寿命を全うさせることもできますので、バセンジーは腎臓に問題を抱えやすいことを忘れないようにしてください。

バセンジーの歴史

草むらを走るバセンジー

バセンジー(Basenji)は中央アフリカ原産で、非常に古い歴史をもちます。BSと略されて記されることもあります。古代エジプトの遺跡から、バセンジーらしき犬が描かれた出土品が発見されるほどです。古代エジプト滅亡後にはエジプトから姿を消したようですが、中央アフリカのコンゴで純血が保たれてきたようです。

コンゴのピグミー族がバセンジーを狩猟に使っており、数千年もの間他の地域に出ることなく純血が保たれてきました。19世紀にイギリスの探検家が、コンゴを訪れてバセンジーを発見し、イギリスにこの犬の存在を紹介しました。当時は、「ザンデドッグ」や「コンゴテリア」と呼ばれていました。

ただ当時は、コンゴからイギリスやアメリカにバセンジーを持ち出そうとすると、ジステンパーにかかって全滅することが多かったそうです。

そのため、なかなかバセンジーは原産地から出ることなく、1930年代に入ってようやく海外に渡ることになりました。そこから、ようやく現在のバセンジーに至る繁殖が始められました。1950年代には、アメリカで「吠えない犬」という愛称のもと、バセンジー人気が高まったそうです。

ただバセンジーは、長きに渡って隔絶されてきた犬種なだけに、遺伝疾患が多く見られるのが難点でした。それを改善するためにアフリカから子犬を連れ帰り、新しい遺伝子を入れることになりました。現在も、この遺伝疾患の改善が続けられています。

まとめ

伏せてこちらを見るバセンジー

バセンジーはとても古い歴史を持ち、古代の姿をそのままとどめているところが魅力的ですね。バセンジーの額や頭にしわがあるので、困り顔に見えるところもかわいいです。

ただバセンジーには、遺伝疾患が多いのは困りものですね。バセンジーの子犬を迎えるときには、親犬や兄弟犬に腎臓疾患が出ていないかどうか、ブリーダーによく確認するようにしましょう。

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