土佐犬の特徴や性格、飼い方や注意点まで

土佐犬の特徴や性格、飼い方や注意点まで

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皆さんは土佐犬と聞くとどんなイメージを浮かべますか?「大きくてたくましい」「ちょっと怖い」など人によって様々だと思います。今回はそんな土佐犬の特徴をご紹介していきます。

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土佐犬ってどんな犬?

歩いている土佐犬の写真

土佐犬=闘犬というイメージを持つ人も少なくないと思います。その風貌から力強く迫力があることがわかるように、日本でも最強といわれる犬種です。

そんな土佐犬の歴史や特徴など詳しく見ていきましょう。

土佐犬の歴史

厳密にいうと土佐犬の正式名称は「土佐闘犬」といいます。一般的に使われている「土佐犬」という名前は現在の四国犬を指しています。

四国犬の写真

負けん気が強く、飼い主に対する忠誠心があり、自分より大きなイノシシにも勇敢に立ち向かっていく四国犬を闘犬向きに育種を行ったのが現在の土佐闘犬です。江戸時代末期から明治頃になると海外からも犬を輸入するようになり、この頃から土佐犬の大型化が始まりました。

四国犬をベースに交配に使用されたのは、

  • オールドイングリッシュマスティフブルドッグ
  • セントバーナード
  • ジャーマンポインター
  • ブルテリア
  • グレートデン

等、海外の犬の中でも大型のであり、闘犬としての歴史を持つ犬種が選ばれました。特にこの中でもマスティフは、現在の土佐犬にもその容姿が色濃く残っていることから、海外での土佐犬は「ジャパニーズ・マスティフ」とも呼ばれています。

土佐犬の特徴

【体高】60cm前後
【体重】30~100kg

大きな頭部に垂れ耳と太い尻尾、角張ったマズルが特徴的です。体つきは筋肉質でとても頑丈でり、たるんだ皮膚は噛まれても痛くならないようにする為でもあります。体重に個体差があり、小さい土佐犬で30kg程度、大きい土佐犬の場合100kgを超えることもあります。

毛色の種類は一般的な茶色の「レッド」の他にもいくつか種類があります。

  • フォーン…………少し金色のような色の中に黒色の毛が混ざった色
  • ブラック…………全体が黒色の毛
  • アプリコット……レッドよりも少し色が薄くて落ち着いた色
  • ブリンドル………主な地色の毛に黒や白など他の色の毛が混ざっている

土佐犬の性格

飼い主と一緒にいる土佐犬の写真

その風貌から攻撃的な性格をしていると思われがちですが、飼い主など主従関係をしっかり築いている相手に対して忠誠心が強く大人しい犬種です。しかし、心を開いていない相手に対しては言うことを聞かないので、他の犬と仲良くなることは難しいようです。

また、少しの刺激などで闘犬としての本能を現すことがあるので飼育時は細心の注意が必要になります。

土佐犬を飼う際の注意点

頑丈な首輪をしている犬

土佐犬の特徴について述べましたが、実際に飼う場合には何に注意すれば良いのでしょうか?

一般家庭では飼育は厳しい?

イギリスをはじめとする動物愛護の先進国では、19世紀には闘犬が禁止となりました。しかし、日本ではまだ禁止されていません。

実際に、高知県高知市では長い間、伝統的な闘犬の勇ましい姿を見せるべく「土佐闘犬センター」を営業していました。(現在は、創立50周年を経て、2014年4月から施設名を「とさいぬパーク」へ改めています)

土佐犬は、家庭で飼われるペット向きではなく闘犬の素質を優先して繁殖させているので、一般家庭での飼育は厳しく、実際に飼い主の不注意などで痛ましい事故が起きています。
日本国内でも議論が交わされていますが、このままでは犬種自体の保存そのものが危ぶまれた為、愛好家や育種家、関係者らによって土佐犬の正しい飼育管理方法の継承が行われるようになりました。

土佐犬の正しい飼育方法

まず、大前提として土佐犬自体の飼育が条例として禁止されている場合があります。自身の地域にそういった禁止事項がないかしっかりと確認をしましょう。

土佐犬を飼うにあたって準備するものは、他の犬種を飼う場合とほとんど変わりありません。しかし、絶対的な条件として「頑丈なもの」を選ぶようにしてください。

また広い犬舎や人避けの柵、散歩の際につける口輪も必要になります。

力も大変強く、一度興奮状態に陥ると丸腰の人間で太刀打ちできる犬種ではありません。リードや首輪もその力に耐えるような丈夫なものを用意すべきといえます。

そして何よりも大切なのが、飼い主の大きな覚悟と責任、そして周りの理解です。家族が反対しているのに見た目がカッコイイから、大きくて逞しい姿に魅力を感じたからという軽い気持ちでは決して飼わない方が良いです。

闘犬として育てているつもりではなくても、ちょっとした刺激やパニックから闘犬の本能が現れて他人や他の犬を攻撃する可能性は0と言い切れません。もし、実際に誰かを傷つけてしまったとしたらそれは飼い主の責任となります。

そういった可能性もすべて予測して、それでも飼える環境や覚悟、責任、周りの理解など飼育ができる条件が満たされている人のみ飼うべき犬種といえます。

まとめ

力強く走る土佐犬

いかがでしたでしょうか。土佐犬のルーツや特徴などお分かり頂けたでしょうか。

もし土佐犬を飼いたいと思っている方がいれば、この記事を読んで飼育できる環境にあるかどうかをしっかりと考えるきっかけになれば嬉しいです。

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