ポーリッシュローランドシープドッグはポーランド生まれの牧羊犬

ポーリッシュローランドシープドッグはポーランド生まれの牧羊犬

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ポーリッシュローランドシープドッグは、その名の通り牧羊犬として活躍してきた犬種です。オールドイングリッシュシープドッグに似た外見ですが、とても歴史の古い犬です。この記事では、ポーリッシュローランドシープドッグの性格や価格、歴史までをご紹介します。

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ポーリッシュローランドシープドッグの性格

屋外で走るポーリッシュローランドシープドッグ

ポーリッシュローランドシープドッグはとても温厚な性格です。快活で明るく、一緒にいると楽しい気分にさせてくれます。攻撃性が低いと言われているので、子どもや他のペットのいる家庭にも向いています。

もともと牧羊犬だったので、とても賢く、飼い主の言うことをよく聞きます。ポーリッシュローランドシープドッグは、洞察力も鋭い犬種なので、飼い主の行動を予測することも得意と言えます。また、ポーリッシュローランドシープドッグは、記憶力も良いと言われています。

楽しい体験をたくさんさせてあげて、信頼関係を築いていくといいでしょう。

ポーリッシュローランドシープドッグの特徴

ポーリッシュローランドシープドッグの顔

ポーリッシュローランドシープドッグは、中型犬に分類されます。体高は42cm~50cm、体重は13kg~16kgです。コンパクトな体形ですが、力強く、筋肉もよく発達しています。

外見的な特徴で目を引くのは、ふさふさした長毛です。オールドイングリッシュシープドッグによく似ており、目が隠れるほど毛が長いです。毛色はさまざまで、ケネルクラブでは全ての色とまだらが許容されています。ポーリッシュローランドシープドッグは、白地に黒や茶色のまだらが入ることが多いようです。

ポーリッシュローランドシープドッグは、ダブルコートの犬種でもあり、春と秋に換毛します。長い毛がごそっと抜けますので、抜け毛の掃除をこまめにする必要があります。

ポーリッシュローランドシープドッグの価格

ポーリッシュローランドシープドッグの子犬

  • 海外ブリーダーから子犬を輸入 50万円以上
  • 国内ブリーダーから購入 20万円前後

ポーリッシュローランドシープドッグは、日本では希少な犬種に入りますので、ペットショップで販売されていることはまずありません。迎えるとなると、ブリーダーから直接譲り受けることになります。

国内にも数は少ないながら、ポーリッシュローランドシープドッグのブリーダーがいます。子犬の平均価格は20万円前後のようです。日本の子犬販売事情の常として、月齢が若いほうが高値で売られます。反対に、月齢が6か月以上を過ぎると、価格もぐんと安くなりますので、どうしても小さな子犬が欲しいというのでなければ、生後半年以上の子を探すのも一つの方法です。

ただし、本当に優良なブリーダーかどうかは、よく確認する必要があります。犬舎の見学をさせてもらい、親犬の状況や健康状態など、しっかりと確かめることをお勧めします。

国内で気に入ったポーリッシュローランドシープドッグを見つけられない場合、海外ブリーダーから子犬を輸入する方法もあります。この場合、子犬の価格に加えて、各種手数料もかかりますので、合計で50万円以上かかると想定しておいたほうがいいです。海外ブリーダーから子犬を迎える場合も、やはりシリアスブリーダー(優良ブリーダー)であるかどうか、よく確認するようにしましょう。

ポーリッシュローランドシープドッグの寿命

舌を出すポーリッシュローランドシープドッグ

ポーリッシュローランドシープドッグの寿命は、平均して13歳~15歳と言われています。どの犬種でも同じですが、もちろん個体差もありますし、飼育環境や遺伝的な要素もありますので、参考程度にとどめておいてください。

せっかく迎えたポーリッシュローランドシープドッグには、長生きしてほしいですよね。わが子の長生きを願うのは、飼い主みんな同じだと思います。そのためにも、普段から適度に運動させ、体の様子を観察することが大事です。

ポーリッシュローランドシープドッグは、遺伝的に緑内障や白内障といった目の病気にかかりやすいとされています。毛が長くて目が隠れがちですが、普段から目の様子を観察しましょう。色がおかしい、目をこするなどの行動が見られたら、早めに獣医さんに連れて行ってください。

また、運動のし過ぎで、関節の疾患にかかることもあります。激しい運動を長時間続けないように注意しましょう。心臓にも負担がかかりますからね。

ポーリッシュローランドシープドッグは長毛なので、蒸れのせいで皮膚病にかかることもあります。湿気の多い季節は、早めにエアコンの除湿機能を使うなどして、皮膚が蒸れないように気をつけてあげてくださいね。

ポーリッシュローランドシープドッグの歴史

羊の群れ遠景

ポーリッシュローランドシープドッグは、ポーランド原産の牧羊犬です。とても古くから存在したらしく、13世紀にはポーランドで活躍していたそうです。ポーランドでは、ポルスキー・オフチャレク・ニジンニと呼ばれており、頭文字をとって「PON」の愛称で親しまれています。

牧羊犬として活躍してきたポーリッシュローランドシープドッグですが、世界大戦当時は、軍用犬としても用いられてきました。羊の群れを守る勇敢さと、体の頑丈さを買われて、前線で戦うことになったのです。そのため、多くのポーリッシュローランドシープドッグが命を落とし、一時は絶滅の危機に見舞われました。

戦後、ポーリッシュローランドシープドッグの愛好家が、ポーランド中から150頭のPONたちを探し出し、繁殖を始めました。150頭の中から、犬種のスタンダードを保持したPONを選んで、ポーリッシュローランドシープドッグの保全活動をしたそうです。

1960年代以降、ポーランドから輸出されるようになり、徐々に世界に広まっていきました。今では家庭犬として愛されています。

まとめ

川を走るポーリッシュローランドシープドッグ

ポーリッシュローランドシープドッグは牧羊犬だけあって、とても賢くて快活な犬種です。陽気な家族として、飼い主を楽しませてくれることでしょう。ふさふさの長毛も魅力の一つですね。長い毛からのぞくつぶらな瞳が、たまらなくかわいいです。

日本では希少な犬種なので、ポーリッシュローランドシープドッグを家族に迎えるには、ブリーダーを探す必要がありますが、その手間をかけるだけの価値はありそうですね。被毛の手入れが大変かもしれませんが、利口さと陽気さで、唯一無二の家族となってくれることでしょう。

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