『犬嫌い』を克服する3つの方法

『犬嫌い』を克服する3つの方法

どうしても犬が苦手、怖い、嫌い、、、という人もいますよね。それでも犬嫌いを克服したい。そんな人へ「犬嫌いを克服する3つの方法」をご紹介します。

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最近は「家族」として暮らすのが当たり前になってきた犬ですが、過去に怖い思いをしたことがある場合など、どうしても犬嫌いになってしまうこともあります。犬と関わらずに暮らすなら問題ないかもしれませんが、家族や恋人が犬好きで犬を飼いたいといった場合、戸惑ってしまいますよね。

今回はそんな犬が苦手、怖い、嫌いだけど克服したい!と考えている方に「犬嫌いを克服する3つの方法」ご紹介します。

①子犬と触れ合う

芝生に佇むコッカースパニエルの子犬

1つ目は「子犬と触れ合う」といった方法です。犬が嫌いな理由として「吠える」「噛む」といった要素が大きいのではないでしょうか。これらは犬が警戒心を持った際に行う行動です。子犬の場合、基本的には警戒心を持っていないことが多いため、こういった警戒心むき出しの行動を見せることは少ないです。もし見せたとしても、やはり子犬のため、恐怖を感じることは少ないと思います。

また、人間は「鼻が低い」「丸顔」「額が広い」「目が大きい」といった要素を持つものを見ると、脳内物質であるドーパミンの報酬回路が活性化され「可愛い、守ってあげたい」と感じるのだそうです。つまり科学的にも子犬を見ると可愛いと思うはず、なのです。

犬が嫌い、怖い、苦手と思ってしまう方は、まずは子犬と触れ合うことで、犬という生き物に慣れてみてはいかがでしょうか。

②好きな犬種を探してみる

さまざまな犬種が並ぶ写真

2つ目は「好きな犬種を探してみる」といった方法です。犬が苦手な方は過去に犬と触れ合った際に何かしらのトラウマを持っていることがほとんどだと思います。そのため、特定の見た目の犬に対して恐怖心などを抱いていることがあります。

こういった場合は、さまざまな種類の犬を見てみて、可愛いと思える犬を探してみましょう。例えば「耳がピンと立った」「大きな」犬に苦手意識を持っている場合、「耳が垂れた」「小さな」犬を探してみましょう。見た目以外にも「吠える声の大きさ」など、犬のどういった要素が苦手なのかを考えてみて、逆の要素を持つ犬を探してみてはいかがでしょうか。

犬好きの人はどんな種類の犬でも可愛いと思う人が多いですが、犬が苦手な人はまずは「犬に慣れる」という意味でも「拒否感を持たない犬」を探してみてください。

③正しい触れ合い方を理解する

犬を撫でる子ども

最後は「正しい触れ合い方を理解する」という方法です。あなたの犬嫌いの理由はなんでしょうか。「吠えられた」「噛まれた」「追いかけられた」といった理由ではないでしょうか。その場合、どうして犬がそういう行動を取ったのかを理解してみるといいかもしれません。

犬も突然見知らぬ人が近づいてきたり、撫でられたら恐怖心を抱きます。そして恐怖心は「吠える」「噛む」といった行動に繋がります。また、警戒心の強い犬は自分のテリトリーに入ってきた敵は追い出すまで攻撃を行います。それが「追いかける」といった行動に繋がる場合もあります。もちろん遊んでもらっていると思って「逃げたら追いかける」といケースもあるでしょう。

犬と接する場合は、これらの習性を理解した上で触れ合う必要がありますが、ほとんどの場合は何も知らない幼少の頃に不用意に近づいてしまい、怖い経験をしたケースが多いのではないでしょうか。

こういった習性を理解したうえで、犬に慣れる機会を増やしてみましょう。また、犬も性格や気性は個体によって異なります。犬嫌いを克服をする場合、できるだけ「人間が好き」で「穏やかな性格」の犬と触れ合う機会を作りましょう。そのうえで、初めての犬と接する場合は犬に警戒されないように次のステップに沿って触れ合ってみてください。

  • 存在を認識させる(目を直視せずに口元や鼻先を見ましょう)
  • 犬が近づくまで待つ(突然近づかないように注意しましょう)
  • 近づいてきたら、手の平などの自分のにおいを嗅がせる
  • 落ち着いている様子であれば、手の甲で犬の身体の側面を撫でる
  • 更に落ち着いている様子であれば、手のひらで背中や尻尾の付け根を撫でる

犬は敵かどうかを「におい」で判断します。犬が近づいてきたら、自分の手の平をそっと出してにおいを嗅がせてください。あなたが攻撃してこないことを教えて、そっと撫でましょう。人間に慣れている犬の場合、順序を守れば撫でることができます。

なお、落ち着いているように見える犬でも、突然の動きをしてしまうと、驚いて予想外の行動に出る可能性はあるため、人の犬を触る場合は、必ず飼い主さんに許可をもらったうえで触るようにしましょう。

まとめ

犬を抱っこする女性

犬嫌いを克服する3つの方法をご紹介しました。犬嫌いを克服した方法として「犬を飼う」という意見も目にしましたが、やはり命を飼うということは簡単なことではないため、今回の克服方法には含みませんでした。

嫌いなものを好きになるというのは難しいことではありますが、相手のことを理解して、少しでも好きになれる面を見つけることで、「嫌い」が「好き」もしくは「嫌いではない」になる可能性は十分あります。

もちろん嫌いなものを無理に飼育する必要はありませんし、愛情を持てないのであれば、犬にとっても不幸になります。それでも克服したいという方は、少しずつ慣れることから始めてみてくださいね。

また、犬を飼うということは同時に責任も伴います。その点は犬が好きな人も、苦手な人も忘れないようにしましょう。犬嫌いを克服する方が少しでも増えたら幸いです。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 ミサ

    私は犬が大好きなので、犬が苦手という気持ちが分からないのですが「犬が嫌い!」と言って逃げている人に限って、犬に追いかけられていますよね(笑)。不思議です。うちの姉も犬が苦手でしたが、お気に入りの犬種を見つけてからは触れるようになり、ついには犬まで飼うことになりました。やはり犬との生活は楽しいようで、妹の私からしても嬉しいです。
  • 投稿者

    女性 ゴン吉

    犬を飼っていても苦手な犬はいました。当時は放し飼いが多かったので、走ったら追いかけてくる犬ばかりで怖い思いをしました。
    今は放し飼いや野良犬も見かけなくなったので、怖いということはないですが、犬の習性や犬種による本能を知れば対処できることだと気が付きました。
    苦手な犬は、まずどういう犬か知ることで克服するきっかけになるかもしれないと思います。
  • 投稿者

    女性 Yaiko

    私は物心ついた時から犬と生活をしていました。両親がとにかく動物が好きなので、私が産まれた時に既に犬と猫がそれぞれ1匹ずついる環境で育っていました。これは大きくなるにつれて、とても恵まれた環境だと痛感しました。こんな環境だったために、どの人も動物が好きと思いこんでしまっていたのですが、初めて犬が嫌いという同級生に会って本当にびっくりしたことを覚えています。犬が嫌いという人に言わせるとやはりトラウマが原因になっている場合が多いです。小さい頃に噛まれたとか吠えられたとかですね。こういったことを少しずつ良い思い出に変えていけば、犬に触ったりできなくても慣れることはできると思います。あとは、小さくて静かな犬などから触っていくことも良いかもしれません。
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