アニマルコミュニケーターとは
アニマルコミュニケーターとはどのような仕事なのでしょう?
最近メディアでも特集されている、ハイジというアメリカ人のアニマルコミュニケーターを見たことがある方も多いかもしれません。彼女は子供の頃から動物たちの「声」が聞こえていたと言います。
アニマルコミュニケーターには 動物の気持ちや記憶が映像として見える人、音として聞こえる人、匂いを感じる人などさまざまですが、それぞれの得意な五感を使って犬が伝えてきた気持ちを言葉に翻訳します。言葉を発することのできない動物たちの豊かで深い心を、私達が理解できる言語に翻訳して伝えてくれるのがアニマルコミュニケーターなのです。
アニマルコミュニケーターになるには?
アニマルコミュニケーターには国家資格や検定試験など明確な基準がありません。アニマルコミュニケーター資格講座を扱っている学校も、それぞれの基準で基礎講座や認定試験を設けているにとどまり、その内容や費用も学校や団体によってさまざまです。
動物の療法士的な側面も大きいので、適正として、飼い主の話をきちんと聞ける、広い視野でものごとを見ることができるなど、人間性も重視されます。アニマルコミュニケーターになるためには動物について学ぶことはもちろん、コミュニケーション能力を高めることや常に中立な立場で考えられているかなど、内面を磨いておくことも重要です。
アニマルコミュニケーターの資格・養成講座
日本にもアニマルコミュニケーターの資格が取得できる養成講座はいくつかあります。ここでは代表的な3つの施設を紹介します。
アニマルコミュニケーションカレッジ
神奈川県川崎市にある「たかえす動物病院」に併設され、実践力の高いアニマルコミュニケーターを育成することを方針としている学校です。動物看護師や、ドッグトレーナーなど専門技術に付帯するテクニックとして習得し、現場で活躍している人が多くいます。
国際アニマルコミュニケーションスクール(IIAC)
初心者から、プロのアニマルコミュニケーターを目指す人までを対象とした学校です。3級から1級まで、習得したスキルに応じた資格を得ることができます。ケースワークの添削などきめ細かい指導が評判で、プロ養成コースは最短1年4カ月で卒業できるそうです。オンラインコースもあるので全国どこにいても受講しやすいカリキュラムとなっています。
一般社団法人アニマルヴォイスインタープリテーションアンドコミュニケーション協会(SAVIC)
学校の名前を訳すと「動物の声を翻訳して意志を伝達する」という意味になります。人間が今まで知り得なかった動物たちの意志を汲み取り、人と動物のバリアフリーな社会の実現を目指しているとしています。アニマルコミュニケーターの専門家を養成することを目的として、学位の認定と認定証の交付をしています。オンラインコースのほか日本、ヨーロッパ、アジアなど7カ国でプログラムが展開されています。
一般社団法人アニマルヴォイスインタープリテーションアンドコミュニケーション協会
アニマルコミュニケーターの仕事内容
セッション(犬とのコミュニケーション)
セッションというのは、アニマルコミュニケータ―と動物が顔を合わせることを指します。
顧客の要望に応じて直接の対面、電話、オンラインで犬をリーディングし、その結果を報告します。アニマルコミュニケーターによっては、写真などの情報だけでリーディングし、結果報告だけを対面で行うというやり方もあり、それぞれ得意な方法でセッションをしていきます。
カウンセリング(飼い主とのコミュニケーション)
カウンセリングでは、アニマルコミュニケーターがセッションで得た情報を元に質問事項に回答してもらう形で飼い主をカウンセリングします。飼い主と犬の間に立って双方の言葉を中立な立場で伝える場合もあります。人間のカウンセラーでもそうですが、良いカウンセラーは、飼い主の立場に立ち、話を丁寧に聞いて全力で理解しようとしてくれます。アニマルコミュニケーターは、問題の本質を見極めるために聞く力を鍛えておくことが大変重要です。
アフターフォロー
アニマルコミュニケーターの仕事においては、アフターフォローも重要な仕事の一つです。セッションやカウンセリングをした後、すぐに納得ができている飼い主もいれば、その時は今ひとつ理解できないまま悩んでしまうという飼い主もいるようです。そのような時でも、「その後いかがですか?」とフォローをするだけで満足度が高まることもあるでしょう。飼い主が安心して過ごせるよう、最後まで寄り添うことが大切です。
アニマルコミュニケーターは死後のペットとも会話できる?
死後のペットの思いや考えなどを知る方法などあるのでしょうか?実際に、亡くなってしまったペットとコミュニケーションをとり、動物からのメッセージを伝えられるというアニマルコミュニケーターもいるようです。
亡くなった犬の気持ちを知りたいと思う飼い主がそれだけ多いということなのでしょう。ペットを亡くしたことで深い悲しみの中にいる飼い主が、少しでも前向きな気持ちになれるようサポートするという意味でも、アニマルコミュニケータ―の役割は大きいのかもしれません。
アニマルコミュニケーターは怪しいのか?
動物の気持ちや記憶を人間の言葉として伝えるという行為を、果たして本物なのか、当たるのかなど、信憑性について気になっている飼い主もいるのではないでしょうか。アニマルコミュニケーターの中でもスキルやレベルに違いがありますし、また、飼い主やペットとの相性もあるため、信じる信じないは簡単に決められることではないのかもしれません。
実際にアニマルコミュニケータ―と会って、直接体験してみないことには本物かどうかの判断もつきにくいでしょう。ペットの気持ちを知りたいという希望を持っている飼い主は、口コミなどを見ながら、相性のよさそうなアニマルコミュニケーターに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
おすすめのアニマルコミュニケーターさん
筆者おすすめのアニマルコミュニケーターを選んでみました。
メッセージハウス アニマルコミュニケーター 「マール」さん
「心と心のコミュニケーションをよりいっそう深めて素敵なライフスタイルを」をモットーにアニマルコミュニケーターとして活躍されているマールさん。札幌を拠点に、対面セッションやスカイプセション、エネルギーワークなど豊富なメニューで活動されています。
アニマルコミュニケーター「KOKO」
東京を拠点にした犬専門のアニマルコミュニケーターで、犬だけでなく飼い主の事情や気持ちにも寄り添うことを大切に、本気で向かい合うことを心情としてセッションをされています。15分程度の無料電話カウンセリングもしているので気軽に問い合わせてみましょう。
動物対話(アニマルコミュニケーション)「あおぞらHoliday」
京都、大阪を拠点として活動されているこみやちかさんは、アニマルコミュニケーターの他にレイキヒーリングや手作り食講座などもされています。通訳として言葉を伝えるだけでなく、的確な対処法の指導もしてくれると評判です。
キキのテーブル
横浜市在住の前田理子さんは自身も多くの犬猫を亡くしたり、動物を保護したりしてきた豊富な経験から「ペットロス」「闘病の補助」「しつけや行動」などを専門に、愛情を持ってカウンセリングを行っています。アニマルコミュニケーターとして動物と人の心の架け橋になることを深い喜びとして仕事されています。
まとめ
いかがでしたか?アニマルコミュニケーターを仕事としている方には、自分の飼い犬ともっと会話したいという思いをきっかけに始めた方も多いそうです。アニマルコミュニケーターを介して犬との意思疎通を計ることで、より理解が深まり、お互いの生活がもっと豊かになるとよいですね。
ユーザーのコメント
40代 女性 ちーぽ
知人で、愛犬の気持ちがどうしても知りたくて、アニマルコミュニケーターの方に連絡を取って、直接対面したわけではありませんが、電話で対応して頂いたことがありました。電話ごしでもアニマルコミュニケーターの方は愛犬のことをよく理解して、気持ちを代弁してくれたと話していたので、凡人の私にはとても理解のできない、何か特別な能力のある方なのだろう・・と思っていました。
アニマルコミュニケーションは、まず自分自身を癒すことが必要なのですね。自分の心に余裕がなければ、大切な愛犬と家族、友人にゆくりとした気持ちで向かい合うのは難しいですものね。私もせかせかとせずに、自分にゆとりをもつことから意識したいと思います。
50代以上 女性 ぽまむ
我が家には黒ポメ4才オスとトイプー×シーズーmix6才オスがいます。
先住犬は黒ポメ、6才mixは推定5才で我が家に迎えてもう少しで三年目に突入します。先住犬もどちらかと言うと社会化失敗した感じで、臆病で犬とあまり上手に関われませんでした。なのに、突然保護犬を迎えてしまい、さらに先住犬より年上⁉ 毎日一緒に過ごしていて、喧嘩をするわけでも、吠え合うわけでもなく、また、ベタベタくっつくわけでも、じゃれ合うわけでもなく・・・ この雰囲気でほんとに良いのだろうか?と日々ちょっと不安でした。 そんな時にある保護犬団体さんのブログから一人のアニマルコミュニケーターさんを知り、アニコミをお願いしました。私の場合は二頭の写真を持参して喫茶店でアニマルコミュニケーターさんと一対一で行いました。
写真を通してそれぞれの犬に話しかけ私の知りたい事を次々と聞き出してくれました。その一つ一つに驚いたり、納得したりの連続でした。アニコミが終わる頃には私の気持ちがスッキリとして安堵感に包まれる感じで、涙が出てきそうでした。
アニコミを実際に受けてから、私の犬達への関わり方や気持ちが変わったのか、犬達も少しづつ変化をしている気がします。
犬達同士も距離が縮まった感じもあります。アニコミはお互いの絆を深めてくれました。
30代 女性 38moto
愛犬とどれだけコミュニケーションを取れているか、不安になった時は相談できるひとつの窓口として利用するのは有りだと思います。
ですが、ひとつ注意すべき点があります。愛犬の病気など命に係わることに関する相談をするのは疑問があります。「この子の病気はどうですか?」と尋ねられても獣医ではないので正しい答えをくれるとは限りません。違った面からの助言は役に立つと思いますが、全てを鵜呑みにしてはいけないと思います。あくまでも一緒にいる時間が長いのは飼い主です。
ですが、動物とのコミュニケーションを教えてくれるプロですから、飼い主自身や愛犬の精神的ストレスに心配がある時は相談できる心強い味方になってくれるでしょう。
20代 女性 ロッカ
アニマルコミュニケーターになれるのはテレパシーやオーラを見ることができるなどの特別な能力を持った人だけだと思っていたのですが、誰しもある能力を活かしているんですね。
アニマルコミュニケーションを取る際には、まず自分自身を癒やすこと、とあるのでヒーリング効果も期待できそうかなと思いました。
普段から感じている愛犬の気持ちですが、それが当たっているのか、他になにか思うことはないか聞いてみたいです。あと、私の言うことを少しは聞いてもいいんじゃないかと言いたいですね(笑)
30代 女性 りっちょん
すごい!一度みてもらいたいなぁ、と思っていたところ、家の近くに開業されたかたが。相談料は5000~6000円くらいだったように記憶しています。
行ってみようかと家族に話すと、「こんなに長く一緒にいるんだから、通訳してもらわなくても気持ちなんて解るでしょ?」と言われてしまいました。たしかにその通りだなと思い、結局申し込むのはやめておきました。
動物を思いやる心があれば誰もがアニマルコミュニケーターに向いている、という言葉には大賛成です。彼らの言いたいことが100%はわからなくても、通じ合えているな!と感じることは毎日たくさんあります。
でもやはり、もっと突っ込んで知りたいこともあるわけで……。
うちの愛犬は、ときどき謎のおねだりをしてきます。ご飯でもおやつでもなく、散歩でも遊んでくれでも撫でてくれでもない。ただじぃーっと無言で私のことを見上げてきます。
思いつく限りのことをしてあげても不満げで、最後にはフテ寝してしまいます。
何かを要求しているのだろうとはわかるのですが、それがなんなのかがまったくわかりません。
この一点だけでも、アニマルコミュニケーターさんにきいてみたいです。
アニマルコミュニケーターについてや、あなたにもできる!といった内容の本もいろいろと見かけるので、自分で勉強してみるのもいいかなと思っています。
自分を癒やすことが出発点なら、私にもできるかも?
30代 女性 ナナコ
女性 ヒメワカおかん
記事を読んでいて私でも出来るんだと思うと、とても嬉しいです。
私は動物看護師です。
もしそういう能力があれば、病院に来る犬や猫を怖がらせずストレスなく診療出来ればいいなと思います。
病気の診断や治療は獣医師が行い、それをフロォーするのが動物看護師の仕事です。
診察や検査や治療したいけど、それをする事でストレスになり病状が悪化する子もいます。
怖がって診察できない子もいます。
その子達の心の声を聞けたら。といつも考えます。
どうしても治療や検査は痛みや苦痛を与えてしまいます。
優しく声を掛けることを心がけていますが、それだけでは足りないといつも思っていました。
その子達の為にも、私の飼っている愛犬の為にも一度勉強してみたいと思いました。
女性 まみ+
私もいくつかのセミナーに参加し、今も修行中です。プロとしては活動してませんが、時折、知り合いのペットとお話させて頂くことがあります。
アニマルコミュニケーターにはタイプがあって、映像で浮かぶ人、匂いを感じる人、言葉が聞こえる人と様々です。
誰にでも出来ることとよく言いますが、「私、出来てる!!」と自信が持てるようになるまでは、何年も掛かることもあります。私は5年以上、勉強していますが、未だに確信が持てず、飼い主さんに「凄い! 何で分かるの!?」と言われ、はじめて「そうか、合ってるのか」と安堵することの繰り返しです。でも「間違いなくこう言ってる」と思えることもあります。
2年前に死んだ愛犬の写真を見てるとき、「お姉ちゃん、毎日散歩に連れてってくれてありがとう。嬉しかった」と確かにそう言ってると感じました。
ただアニマルコミュニケーターの勉強をしなくても、「お腹すいた」「撫でて」「散歩行きたい」などの簡単な会話は飼い主さんでも出来るので、余り傾倒しなくてもいいかな、とも思います。
女性 SUSU
最初は本当にわかるのかな~、ありきたりなコメントが返ってくるのでは・・・と勘繰ったりもしました。
でも実際コミュニケーターの人にお会いしてみると、穏やかでほんわかとした雰囲気の女性の方でした。
通訳を介して外国の方と話をする感じのテンポで会話ができたので、90分でかなりの数の質問ができました。予め質問をメモしていったほうが効率的かと思います。
初対面の方なのに、何で知っているの??と驚いてしまうコメントが出てくるので、愛犬から伝わっているとしか思えず、本当に不思議な時間でした。
ペットと暮らしたことがある人ならば一度は夢に見る、この子と話せたらな~という妄想が実現した瞬間でした。コメントに驚いたり嬉しかったり、あっという間に時間がきてしまいました。
ただ、コミュニケーターからのコメントはあくまでも愛犬からのイメージを伝えくれるだけなので、飼い主側が普段から愛犬をよく見ていること、がとても大事だと思いました。
それがないと、せっかくのコミュニケーションも何だかよく分からなかったな~で終わってしまうかもしれません。
例えば、嫌いな野菜→緑の細長いもの;正解はインゲン、旅行に行った時の水がおいしかった;正解は旅行の際にスーパーで買ったペットボトルの水 などなど。
コミュニケーターの実力差はあるのかもしれませんが、私はお願いして良かったと思っています。不思議だった愛犬の行動を意味が分かったし、こちらの思いも伝えてもらったので、より絆が強まった気がしています。
女性 bear
そしたら、なんと飼い主のママさんは何もまだ話していないのに、コミュニケーターの方から急に、「僕はあそこの旅行が好き〜。また行きたいな。と言っていますよ。」と言われ、本当に行ったことのある場所でびっくりしたと聞きました。
私はそんな風に、動物と会話できる素晴らしい天性を持って産まれてきた方なのだと思っていました。
小さい頃から動物が好きだった私は動物のために何かしてあげたくて「コミュニケーターみたいに動物と会話できたらいいのに。」と思っていたので、元々はどんな人もアニマルコミュニケーションをとることの出来る可能性があると知り、更に興味を持ちました。
ただ、何でも聞くことが出来るようになったら、知らない方が良かったような辛い事実を聞いてしまうこともあるのかなと少し切ない気持ちになりました。
アニマルセラピーで人を癒してくれるわんちゃん達が増える中、今度は人がアニマルコミュニケーションによって通じ合えてもっと幸せなわんちゃんねこちゃんを増やせたらいいなと思います。
女性 REI
具合が悪い所はないか?嫌なこと、止めてほしいことはないか?などの一般的なことと、○○している時に○○するのはなぜ?といった具体的なことまでずいぶんたくさんのことを聞けたように記憶しています。
その方は直接動物と接する対面式でも正面から撮った写真でもコミュニケーション可能とのことでした。
ペットショップの控え室にスペースを作って行いました。写真よりも本人(犬)がいた方がいいのでは?との素人考えで連れていきましたが、愛犬はコミュニケーションをお願いした1時間強の間、ずっとおとなしくお座りしているようなタイプではないため、始まって数分でお店の中をフラフラ遊んでしまい焦りましたが、一度繋がってしまえば目の前にいる必要はないので、自由にさせてあげてくださいと言われました。そんなもんなの?と驚きましたが、問題なく会話が出来ているようでした。愛犬はショップの方と遊んだりまた戻ってきたり自由に過ごしている中で、人間同士が会話しているといった感じです。
初対面のコミュニケーターの方から私達家族の話やよく言う口癖などかなり具体的な話が出てくるので、本当に愛犬から話を聞いているんだな~とても不思議な感覚に陥った時間でした。
また、その方は虹の橋を渡ってしまった動物とも写真でコミュニケーションが出来るそうで、実家で飼っていた動物の写真を持参してメッセージを伝えてもらいました。
その頃の私は、まだその子がいなくなってしまった現実と向き合えておらず、夜になると悲しくて悲しくて立ち直れない気持ちになっていたのですが、コミュニケーションをしている際、不思議とその感情がすっとなくなったような気分になりました。コミュニケーターの方は涙を流されながらコミュニケーションをしており、まるで私の感情が移ってしまったような不思議な感覚でした。
その子に会えなくなってしまったことは今でも悲しいのですが、あの頃の押し潰されそうな感情からは抜け出せたような気がしています。
物言えぬ動物達のQOL(生活の質)の向上のためにアニマルコミュニケーションという方法も1つの方法だと思います。伝わらないと思っていた自分の考えを伝えることが出来るということはとても嬉しいだろうし、分かってくれようとしたんだと思ってもらえることは、飼い主との信頼関係においてもとても有益なことだと思うのです。
そして、ペットロスで苦しんでいる方々にとっても、伝えられなかった想いを伝えることが出来て、そして動物達からのメッセージを受けとれることで、悲しい現実は変わりませんが少し前を向くきっかけにはなるのかなと思っています。
女性 雲
20代 女性 ゆず