犬の散歩代行アルバイトとは
犬の散歩代行って何をするの?
飼い主さんの代わりに犬の散歩をするお仕事のことです。犬の散歩代行をお願いする理由は、ケガや病気で動けない、仕事の都合で帰宅できない、朝ごはんの支度中で手が離せない、旅行で家を空けるため世話ができない、などには飼い主さんによってさまざまです。散歩代行の他、簡単な犬の世話もセットになっていることが多いようです。
犬の散歩代行の勤務時間や給与はどのくらい?
犬の散歩ですので、時間は1件につき30分~1時間程度となっています。多頭飼いしている飼い主さんの場合は、これ以上に時間がかかる可能性があります。給与は1件(1匹)につき1,500円~1,800円が相場になっています。
犬の散歩代行に資格は必要なの?
犬の散歩代行に必要な資格は特にありません。しかし、動物関連の資格を持っていると採用される際に有利になる場合もあります。また、資格以外にも動物の飼育経験や動物関連の仕事の経験者であることが求められるところもありますので、応募時には条件をチェックしておきましょう。
犬の散歩代行アルバイトの流れ
飼い主との打ち合わせ
犬の散歩代行を安全に進めるには、そのわんちゃんの情報が必要になります。まずは、飼い主さんから愛犬の性格や特性、お散歩コース、健康状態などの情報をチェックシートに細かく書き込んでいきます。お散歩中に特に気を付けたいことや癖なども把握しておくと安心です。飼い主さんからの情報だけではなく、犬種によって注意したいことなどをあらかじめ知っておくと信頼にもつながります。
お散歩
飼い主さんが打ち合わせで指定したお散歩コースを回ります。出発前には、犬の様子を注意深く観察し、リードやお散歩グッズに問題がないことを確認します。犬の散歩中は周りに注意を払って常に安全を確認することが必要です。特に、犬には慣れた散歩コースでも、急なトラブルが起こることもあります。首輪やハーネスが抜けて脱走されてしまった、車道に飛び出して轢かれてしまった、なんてことがないよう最善の注意をはらわなくてはなりません。犬といえど、大事なひとつの命を預かっているということを忘れずに。
また、夏は熱中症やコンクリートの熱さなどにも注意しなくてはいけません。地面に近い犬にとって地面の照り返しはとても厳しいものです。またマンホールなど金属の蓋なども熱くなっています。避けて通るようにリードするなど気を使いながら進むことが大事です。
お散歩後
お散歩コースを回り終えたら、犬に水やご飯を与えたり、足が汚れていたら洗い、毛並みを綺麗に整えたり、犬小屋のお掃除をしたりします。その際、飼い主さんが普段見落としていそうな箇所(歯や耳の様子など)を意識してチェックします。
飼い主への報告
犬の散歩代行を終えたら報告書を記入し、報告メールを飼い主さんへ送るなどしてアルバイトのお仕事は完了です。もし、何か気になった点や問題点があれば報告書に記入します。
犬の散歩代行アルバイトをやってみよう
どうやって仕事を探せば良いの?
実際に犬の散歩代行のアルバイトをするには、いくつか手段があります。ペットシッター会社でアルバイトしたり、個人で代行を請け負ったり、その他でも散歩代行を募集する求人が色々あります。そのため、仕事内容を確認して自分に合った仕事を選ぶの事が重要です。
基本的には、散歩代行が主なお仕事ですが、依頼主の要望を受けて様々な依頼をお願いされることも。では、実際に犬の散歩代行のアルバイトをするにはどんな方法があるのでしょうか?
ペットシッターサービスなどを行っている会社に登録する
近年のペットブームもあり、全国的にペットシッターサービスを行う会社が増えてきました。その会社に予め登録をしておくことで、仕事の依頼が入ったときに回してもらうことができます。応募条件や待遇面など会社によって異なりますので、予め確認しておいた方が良いです。
また、ペットシッターサービスに登録する場合、散歩代行だけではなく、ペットシッターとして仕事内容を含む場合もあります。ペットシッター資格やその他の専門資格を取得しておくと、採用されやすくなったり、仕事を多く回してもらえるようになるでしょう。
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犬の散歩代行の求人を探す
インターネットや求人誌などを使って、自分自身で仕事を探すこともできます。依頼の中には家事全般の手伝いや、力仕事や雑務など、依頼主の要望を受けて様々な依頼をお願いされる場合もあるようです。
個人で犬の散歩代行を請け負う
会社を通さず個人的に「愛犬の散歩代行を請け負います」と広告を出したり、知り合いから広めてもったりすることも一つの方法です。しかし、個人で仕事を行うとなると、信頼性に欠けるのか、中々依頼が入ってこないこともありますし、トラブルがあった際の保証などを考えるとあまりオススメできません。
もし、個人で犬の散歩代行をしたいと思う方は、依頼主を安心させる意味でも「ペットシッター」や「ドッグトレーナー」といった資格を取っておくことで、信頼を得やすくなります。最近では、通信講座で本格的な資格の勉強ができるようになりました。散歩代行から始め、将来的にペットシッターやドッグトレーナを目指す方法もあります。
また、資格を取る中で、犬を扱う基礎知識を勉強できるので、これから犬にかかわるアルバイトをしたい、犬の仕事をしたい、犬の仕事に興味がある、と思ってる人は資格をとっておく事で将来なにかと役に立つでしょう。
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犬の散歩代行アルバイトをする上で注意すること
飼い主とのコミュニケーションも必要
わんちゃんのお世話だけではなく、その飼い主さんとも話をするなどのコミュニケーションを取る必要があります。人と話すことが好きな人に向いている仕事だと思います。
場合によっては、飼い主さんが不在の時に、ご自宅の鍵を預かって犬を散歩に連れて行く依頼をされることもあります。預かる以上どれだけ信頼できる人かどうか、コミュニケーション次第で人間性も問われることになります。
普通に犬を散歩させれば良いという訳ではない!
「ただペットを連れて歩けばいいんでしょ?」と安易に考えてはいけません。ペットといっても飼い主さんが大切にしているわんちゃんは家族同然です。その大切な家族を預ける訳ですから、飼い主さんは心配になったり不安になったりするでしょう。命を預かっているという意識や、責任感を持って取り組むことが大切です。
当日は安全第一に対応する
犬の散歩に出発する前には、リードなど必要なグッズの安全確認、犬の健康状態のチェックを行います。お散歩途中でもリードから外れないように細心の注意を払いましょう。
自分自身の体調管理にも気を付ける
雨など悪天候な日でも犬の散歩代行を依頼されるケースも少なくありませんので、自分自身の体調管理にも気を付ける必要があります。また、「体調不良なので」と依頼を断ってしまうと、次の依頼を中々回してもらえないことも考えられます。
愛犬の散歩代行をお願いしたい時は
愛犬の散歩代行をお願いしたいときはどのようにすれば良いのでしょうか。
犬の散歩代行サービス会社へ依頼する
インターネットでお散歩代行のサービスを行っている会社を探してみましょう。ホームページもしくは電話やメールで直接予約をすると、お散歩コースの確認や、愛犬の特徴、癖、体調面など予め情報を共有するために先に打ち合わせを行います。
なかにはペットブームに乗っているだけの会社もあります。散歩代行サービスを行っている会社が「動物取扱業」に登録しているかどうか、「動物取扱業登録番号」がきちんと提示されているかどうか、依頼する前に確認しておきましょう。
犬の散歩代行の料金やサービス内容を確認する
会社によってサービス内容は異なりますが、犬の大きさやお散歩時間などによって料金が決まります。1匹の場合、30分で大体2,000円~3,000円程度が相場です。中には40分、60分など長時間のプランや、犬の散歩代行だけではなく他の家事も併せて頼めるプランなどもあります。
散歩代行料金だけではなく登録料、基本料金、交通費など別にかかることもあるので、ホームページに記載されている料金表をチェックしたり、事前に料金の確認を取っておくと安心です。
単発での依頼ではなく、週2回以上など定期的な依頼であれば、割引価格でお願いすることもできるようです。お散歩代行サービスを行っている会社をいくつかご紹介します。
オレンジペットシッター
プラン内容がとても分かりやすいので、希望の条件とマッチしているかすぐに確認が出来ると思います。こちらでは他にも家事代行が含まれているプランも紹介されています。
オレンジペットシッターはこちらわんさんぽ
1ヶ月以内にお散歩代行を6回以上利用する場合は割引が出来ようされます。また15分単位で延長も可能になっています。
わんさんぽはこちらWANPO
10回1クールのプランがあるので、定期的にお願いしたい方には良いかもしれません。時間帯は1回40分のみとなっています。他にもいくつかサービスを行っている会社があると思います。<料金プラン、サービス可能エリア、交通費など内容を良く確認して依頼することをオススメします。
WANPOはこちら犬の散歩代行アルバイトまとめ
いかがでしたでしょうか。犬の散歩するアルバイトは、犬好きには嬉しいお仕事ですが、わんちゃんの体調や飼い主さんとのコミュニケーションなどを考えると、半端な気持ちでは務まらないでしょう。仕事をする際は、大切な命を預かっているという意識をしっかりと持って取り組んでほしいです。
また、毎日愛犬とお散歩をしたくても、体調や仕事などで連れていく時間を取る事ができない方もいると思います。家族や知り合いにお願いが難しい場合は、こういった代行のサービスを利用するのも良いのではないでしょうか。
ユーザーのコメント
30代 女性 KOUME
他人の愛犬をお預かりするので責任は重大ですが、大好きな犬のお世話をしながら働けるのに憧れます!
ただ、一度に大型犬をたくさんお散歩するのは大変そうではありますね・・・。
40代 女性 デコポン
どうしてもホテルに預けたりする際には、サービスの一環として散歩は含まれていますが、普段、私が愛犬と行なうよりもずっと簡易の散歩なのがわかっていますが、散歩代行・・それも犬好き!なだけのアルバイトさんに、本気の散歩を依頼する気にはなれません。事故が起こってからでは怖いですから。
30代 女性 リリー
普段から一緒に遊んだりおでかけしたり家にも遊びに来た仲なので、その子も緊張したりもせずリラックスして過ごせたようです^^
お散歩代行は、飼い主さんが不在のその家に世話をしにいく仕事ですね。
うちを留守にして鍵もあずけるし信用がないと不安なので、しっかりした身分証明と資格を持っていた方が安心できます。
特に犬関係の資格は、愛犬が体調を崩したりした時にもある程度対処できるので必要だと思います。
こういう仕事があると知った時は「お散歩するだけなんて天国の様な仕事♪」と思ったんですが、お散歩とはいえ他の犬との接触(喧嘩などでケガを負わせる事も)や逃走の危険もあるしその時間は命を預かるので責任重大。
飼い主さんとのコミュニケーションも大事だし、犬が好きだから〜というだけでは務まらないお仕事だと思います。
40代 女性 momo
理解して代行してほしいと思います。事故があっては飼い主さんはもちろん、自分も深く傷つくと思います。どんな仕事ももちろん同じですが、責任感を持って大事なワンコを預かって、「この人にまたお願いしたい」と思えるような散歩代行になってほしいと思います。犬との絆が生まれれば、長くリピーターになってもらって依頼を受ける事が出来る仕事だと思います。
女性 雀3号
郊外だったので周りの道路には車も殆ど通ることがなく、散歩中の危険も街中に比べればだいぶ少ない方でした。これなら楽なアルバイトだと思っていたのですが、実際どんな仕事なのか見学に行ったところ自分の考えの甘さに気が付かされました。
お散歩に連れて行く時は大型犬から小型犬まで約6頭を一人で受け持ちます。犬種別ではなく大体の年齢別に分けたグループだったので、若い年齢の子たちの場合、あっちこっちに引かれてしまうこともあり、とても体力を必要とします。排泄物処理のバッグと、夏は水と器も持参するので荷物も増えてしまいます。
腰に巻いたリードを手でも持つのですが、引かれる力が強いので擦過傷ができてしまうこともあるそうです。それでも命を預かっているので絶対に離してはいけません。
近所の犬がすれ違う時、吠えて向かって行ってしまう子もいます。そういった時に適切な対応ができるか、ちゃんと引いて制止することができるかも大事になります。散歩中に何かトラブルが発生した時、他の犬を置いて行くことはできません。迅速かつ的確な行動を取らなくてはなりません。
犬が好きなことはもちろんですが、忍耐力、責任感もある人ではないと務まらない仕事だと思います。
女性 シュナ
女性 もふころ
時給が高い分、それだけを目当てにアルバイトしている人も中にはいるのではないかな?という不安もありますね。
動物病院で運営している散歩代行などがあったら安心できそうです。