1.イタズラはそーっと行う
犬もしつけを行っていないと、それが「良いこと」か「悪いこと」かを覚えることができません。そのため、幼い子犬の頃には悪気なくイタズラをしてしまうことも多いですよね。
しかし、中には「悪いことだと分かっているのにイタズラする」ということも。このときのわんこはその行いがイケナイことだと分かっているので、飼い主さんに見つからないようにそーっとイタズラをすることがあります。
「なんか静かだな…」と思っていたら、愛犬がこっそりイタズラをしている現場を押さえられることも。飼い主さんに見つかったときに「しまった…!」という申し訳なさそうな表情をすることもありますね。
2.おやつがあると全力
やはり、おやつの力は偉大です。おやつなしでコマンドを出しても成功率が低いのに、おやつを見せるとピリッと緊張感を持って一生懸命指示を聞こうとするようになることも多くあります。しかも、おやつ欲しさに「これでもか!」というほど、何度も技を披露してくることも。
このように、おやつに頼ったしつけは本来のしつけから離れた「おやつ欲しさ」になってしまう恐れがあるため、飼い主さんに褒められることがごほうびとなるしつけトレーニングを行うことが理想ですね。
3.自分の可愛さを知っている
犬は自分が注目されたり、構ってもらえたりすることが好きです。そのため、他人から「かわいい~♡」と褒めてもらえる仕草や態度を熟知しているわんこも多くいます。
カメラを向けると最高のキメ顔を向けてくれる子や、お散歩中に通りすがった人に向けてキメ顔でアピールすることもありますね。気分はまるで人気アイドル!
4.叱られると違う人に甘える
飼い主さんに叱られてしまった後、飼い主さん以外のご家族の元にいようとする子もいますね。まるで「怒られちゃったんだよぉ」とすがるように、他のご家族に甘えようとすることも。ウルウルの瞳で甘えられるとたまりませんが、もしかしたら愛犬は「慰めてもらえる」と分かっていて甘えているのかもしれません…!
5.人によって態度を変える
ご家族の中で暮らしているわんこの中には「家族によって態度を変える」という子もいますよね。犬はご家族の中で「誰が偉いか」という順位をつけることはありませんが、ご家族一人一人のことをちゃんと区別して認識していると考えられます。
そのため、ご家族の中で「甘やかしてくれる人」「わがままを聞いてくれる人」を知っています。「お父さんはたくさんおやつくれるんだよなぁ~♡」というわがままゴコロで甘えているかもしれませんので、愛犬の要求をいつでも何でも叶えてあげるのはご用心を。
まとめ
犬たちは人間の単語を覚えられますし、表情や場の雰囲気を読み取ることができる動物です。しかし、それが「ずる賢い」に転じてしまう場面もあります。
- イタズラはそーっと行う
- おやつがあると全力になる
- 自分の可愛さを知っている
- 叱られると他の人に甘える
- 人によって態度を変える
このような「ちょっとずる賢い行動」をすることがあります。結構個性が出ますので、わんちゃんによっても様々な行動が見られますよね!みなさんのわんちゃんは「ずる賢いな~」と感じる行動を取りますか?