犬のケージについて
ケージの特徴
ケージは本来、箱などの覆われているものという意味の英語ですが、犬の飼育グッズとしてのケージは、四方向の囲いに加え、天井や床がある犬用のおりを指します。ケージとは別に、天井がなく側面だけを囲うサークルや、犬が入る最小限サイズのクレート(キャリー)などがあります。ケージは「ゲージ」と表記されることもあります。
ケージの必要性
犬はケージの中に入ることで安心感を抱きます。犬を狭いところに閉じ込めては可哀そうと思われがちですが、犬の本能に沿っていることなのでいけないことではありません。むしろ犬には必要な物なのです。
犬はオオカミを祖先に持つと言われています。オオカミは敵から身を守るため、周りを囲まれている暗くて穴倉のような場所を寝床としていました。このため、犬も四方を囲まれていたほうが落ち着くのです。
犬には縄張りを守る本能があるため、家中を自由に歩き回れるとその範囲全てを自分の縄張りと思い、広範囲に警戒意識を持ちます。ケージに入ることに慣れていると、そこを自分のテリトリーと思うようになります。
犬のケージの選び方
犬の体のサイズに合わせる
犬が安心するケージの大きさは、体がすっぽり入るくらいがベストです。ケージの中で犬が立ち上がり、くるっと回ることが出来れば十分です。
子犬期は若干広めでも構いません。成犬になった時に、ケージの中で犬が最低限の動きが出来るかどうかで選んでください。
素材を選ぶ
ケージの素材には色々あります。大型犬の場合は力があるので変形しにくい、アルミ製やスチール製などが適しています。愛犬にはどの材質が合うのかをよく検討し、購入しましょう。
犬のケージの人気商品ランキング
1. LEMKA ペットケージ
厚い亜鉛めっき鋼材を使用しているため、頑丈なケージです。上面も同素材なので、落下物などからも犬を守ることができます。塗装は落ちにくく錆びにくいのが特徴で、床のトレーは取り外し可能でお掃除も簡単です。サイズは3タイプから選べます。
2. アイリスオーヤマ リラックスケージ
布カバーを下げて光や音を遮ることで、犬が安心しリラックスできる空間を作ることができます。布カバーは消臭・抗菌加工済み、水洗いが可能で衛生的です。カバーにはストッパーが付いているので、前面部分を巻きあげて留めることもできます。
オールプラスチック製でとても軽く、キャスター付きなのでケージの移動にも便利です。天面が開く構造で、小型犬と中型犬用の2サイズあります。
3. シゲミツ スチールペットケージ
頑丈で錆びにくい日本製のケージです。床面に敷ける木製すのこが付いており、ゴミやオシッコは下に落ちますが、隙間は狭いので犬が足を挟まれることはありません。ステンレス製のトレーは引き出して洗えるため衛生的に使えます。さまざまなサイズがあるので、小型犬から大型犬まで対応可能です。
4. Newfashion 八角形 ケージ
犬とのレジャーやアウトドア、外出先でケージが必要な時におすすめの組み立て式ケージです。ワンタッチで収納可能で、軽量なので簡単に持ち運びができます。常時使うタイプではないので、2つ目のケージとして災害時用に準備しておくのにも良いでしょう。サイズはSとMの2タイプあり、側面の肉球柄が可愛いと口コミでも好評です。
犬にケージに慣れさせるコツ
犬にケージを気に入ってもらうには、子犬の頃から「ここは安心できる場所だ」と覚えてもらわなくてはなりません。そのためには、罰のために閉じ込めるようなことはしない方が良いでしょう。
最初はケージにおやつを置いて誘導することから始めてみてください。お気に入りの毛布を入れて誘い込むことも効果的です。
犬がケージに入ったら一度褒め、ご褒美をあげてすぐに出してあげます。楽しく遊びケージに入れる、これを何度か繰り返してください。徐々にケージの中にいる時間を長くし「ケージに入ったら楽しいことがある」と思わせることで、嫌な印象を持たなくなってくれます。
▼その他「犬のケージ」の関連記事はこちら
▼「犬用品の基本」を知りたい方はこちら
まとめ
犬のケージは機能性に優れたものや、インテリアに馴染むおしゃれなものがたくさんあるので犬種に合わせて選んであげてください。飼主さんが愛情込めて手作りしてあげるのもおすすめです。
ケージに閉じ込めてばかりいるのはもちろんNGですが、来客時や就寝時に犬がケージに入る習慣ができると、日々の生活でも何かと助かる事が多くあります。人も犬も快適に過ごせるよう、ケージを使って是非愛犬の快適スペースを確保してあげてください。
ユーザーのコメント
30代 女性 いち子
飼い主には、お手入れし易い。取り外し丸洗い可床面は軽くて掃除が億劫でない。
愛犬には、非常に滑り易い。敷物無いと足腰に悪い。
女性 匿名
するとテリトリー意識が、ケージ1つに狭まり、リビングに入ろうとするラブが保護犬に気を使ったり、逆に保護犬がリビングに入られるのを意識して緊張することがなくなりました。
かといって、どちらかのケージのみ占領したがるわけではなく、それぞれが早い者勝ちで気が向いた方に入って寝てます。
大型犬用の方が広々寝れて良さそうだけど、なぜか比較的2匹とも、ゆっくり寝たい時は小さい方(中型犬用)のケージの方に入るようです。
女性 匿名
教えなくても自然としてくれました!(^^)!
あと下の器が少し大きめだといいですね。お掃除簡単のものは下の器が取り外しは簡単ですが、
もしトイレじゃないところでしたうえ、すみっこにした場合、
尿がゲージ外へと大変なことになりますので。
50代以上 女性 匿名
床が滑りやすいのでマットを敷いてます。
写真はチワワに使用しているハウスです。
10代 女性 みるく♥︎まいまい。
台が、引き出せて、おしっこが漏れても、お掃除し易いです☆
丸洗いもできて、おすすめです☆
でも少し滑り易いかも、、、しれません
40代 女性 匿名
区別させる為にも分かれてる方が良いと思います。
30代 女性 ミミちゃんママ
居心地のよい空間にしないといけないのに、人間都合でストレスを与えてしまっていた事を反省しています。
現在、4ヶ月になり少し大きくなってきており、今のゲージがお迎え用の簡易的なゲージであることと、トイレトレーニングもでき粗相も無くなってきたところですので、これからゲージの買い替えを検討していますので、こちらの内容を参考にして準備をしてみようと思います。
20代 女性 ゆず
飼い主さんの中には、愛犬がお客さんが来ると興奮して吠える。こういった問題行動に悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。犬は自分のテリトリー内に侵入者が来ると警戒するという本能があるのでこういった行動を取ってしまいます。実は、ここでケージの有無が関係してきます。まず、家の中にケージがある場合、犬はケージ内を自分だけのテリトリーだと認識しています。そして、あくまで自分のテリトリー以外はご主人様である飼い主が管理するものと考えます。一方、ケージが無く放し飼いの場合、家全体をテリトリーだと認識してしまいます。そうなると、犬は家にいる時は常に敵が侵入してこないか警戒する必要があり、玄関のチャイムが鳴っただけでも吠えるという問題行動に繋がるわけです。もちろん、個体差があるので一概にそうなるとは言い切れませんが、もし家にいる間ずっと警戒状態でいるならストレスの原因になりかねません。愛犬のためにもしっかりケージトレーニングを行って、ケージを自分の安心できるテリトリーだと認識してもらいましょう!
20代 女性 あめたま
ケージ内でペットシートを敷いて、そこでトイレトレーニングをする事が当たり前だと考えていたからです。
ペットショップでも同様に寝床のすぐ近くにあるペットシートを用いてトイレトレーニングをしているので尚更驚きでした。
また、室内犬に限らず室外で飼育されている犬も寝床のすぐそばで用を足しているワンちゃんが大半です。
しかし、寝床と同じ場所でのトイレトレーニングも犬だからこそ躾けられる事柄なのだと感じられました。
我が家では小型犬を飼育しているので本来の姿のように用を足させる事は出来ませんが、長時間ケージの中に放置といった愛犬にとってストレスとなる行動は控えるように気を遣っています。
女性 らずべりーぱい
ケージやクレートについては、利用するのも利用しないのも飼い主さん次第ではありますので一概には言えませんが、もしもの時に備えてどちらか1つでもあると便利だと思います。
また、ケージやクレートなどの狭いスペースに入れるように慣れさせておく事は、今度ペットホテルや入院などの際にもケージに入ることになるため、比較的ストレスがかかりにくくなります。
仔犬の頃はいたずらもしやすく、何を噛んでしまうかも分からないため、お留守番やお風呂などで目を離す際などケージを利用していました。
ケージやクレートに閉じ込める飼い方は疑問を持ちますが、上手に使えば危険からも守れるので便利です。
元々少し大きめのケージを置いていましたが、現在は下にキャスターが付いているタイプのケージにしたので移動がしやすいタイプのケージを使っています。(アイリスオーヤマだったかな?)
多頭飼いなのでご飯の時間はそれぞれケージに入ってご飯を食べます。
ご飯の準備を始めるとケージで待っていますよ♪
特にケージトレーニングは、やらなかったですが何点か気をつけていたのは、
怒った時に躾としてケージに入れる事はしない。ちょっとしたイタズラをした際ケージに逃げ込んだ後は叱らない。など、ケージに入ることを嫌いにならないようにはしていました。
飼い初めはケージトレーニングをやり始めていたのですが、ケージに入れても騒いだり吠えたりもしない子だったので特に困らなかったですが、わんちゃんの中にはケージやクレートが嫌いで吠えてしまったり、ケージを破壊しようとするツワモノもいます。
わんちゃんに合わせてケージトレーニングを根気よく練習するのが良いと思いました。
トレーニング内容や、ケージの選び方なども知らなかったてんもあり、次に新しいわんこを迎える事があれば参考にしようと思いました!
女性 もふころ
でも、病院の時などを考えてケージに慣れておくというのは大事ですね。