犬のお留守番をケージでさせるときのメリット
ケージは犬にとって自分のお部屋のような安心できる場所!ケージの中や区切られたスペースで時間を過ごすことは、周りを気にせず本能である警戒心を和らげた状態で時間を過ごすことができます。また、気付かないうちにおきてしまう事故や誤飲・誤食を防ぐことができます。
犬が部屋の隅でまるまっていたり、狭い場所に入り込んでいくことはありませんか?まわりが囲われている状態は、犬にとって実は安心で快適な空間だといいます。大好きなおもちゃや飼い主さんのにおいのついたお洋服などをお留守番のお供にするのもお勧めです。
まずは、ケージが犬の落ち着ける場所になるよう犬と一緒に工夫してみてくださいね。
犬のお留守番をケージでさせるときのデメリット
犬の大きさに対して十分なスペースを確保できないときや状況により、犬にはストレスになってしまうかもしれません。短時間のお留守番であれば移動用のケージでも可能かとは思いますが、お留守番の時間や犬の習慣によって次の準備ができる環境が望ましいと思います。次の3点は確保してあげましょう。
- トイレ
- 清潔に眠れるスペース
- 水
また、夏や冬などはお部屋の温度にもぜひ注意してあげてください。
犬のお留守番をフリーでさせるときのメリット
見出しのとおり、利点は自由です!犬の好きな場所で日常と変わらない状態で飼い主さんの帰りを待つことができます。歩いたり動けるスペースが広くなるので、暇になれば1人でおうちの中をお散歩しているかもしれません。また、寒いときは日なたやお布団の中に行くことができ、暑くなると涼しい場所を探すことができるので、気温の変化に対する飼い主さんの心配も和らぎます。
犬のお留守番をフリーでさせるときのデメリット
一番の欠点は犬のいたずら、事故や誤飲等の安全面です。何か起きたとき、すぐに対処できない可能性もあります。人間の赤ちゃんを見るのと同じ感覚で、危険な可能性のあるものは遠ざけ安全な環境を用意してあげましょう。また、犬によっては窓の外が見えることで警戒心から吠え続けてしまう犬もいます。犬の性格やしつけの状況を考慮して、臨機応変に対応していきたいですね。
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まとめ
一言にお留守番といっても、犬の性格やお家の環境など状況は様々です。ちなみに、我が家の犬は警戒心が大変強いため、お留守番の際はお外の見えない家の中でも比較的静かな場所にゲージ+少しのフリースペースを用意しています。帰宅すると、大体寝起きの状態でお迎えしてくれます。
お友達の柴犬はフリー派で、冬はいつも飼い主さんのにお布団にもぐりこんでいるそうです。犬の小さなお部屋を用意しているお家もありますし、窓際で日なたぼっこをしながらうとうとしている子もいます。ぜひ、飼い主さんと犬の関係からベストなお留守番術を考えていただければと思います。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 丸ちゃん
40代 女性 匿名
リビングの隣の四畳半の部屋の壁を無くし、30センチのサクを作り、そのスペースをハウスにしました。各自ベッドが決まっている様です。
少しの時間でも、ハウスに入れ、寝る時ももちろんハウスです。
出かける時、ワンコの様子を見る為にカメラを付けてもらいました。
やはり、落ち着く様で、皆んなちゃんと寝ていますよ。
ハウスの中は、水だけ。
夏は、リビングとハウスの間のロールスクリーンを下ろして、エアコンを入れて出かけます。
20代 女性 ハル
40代 女性 匿名
生後7ヶ月時まではゲージを利用してましたが、それ以降は、ゲージを無くしフリー状態です。
24時間、どこへ行っても快適な状態にしています。玄関から涼しく、全室、夏、冬は快適温度でエアコン付けっ放しです。
エアコン、➕サーキュレーターで空気循環 させてます。
空気清浄機も必需品ですね。
この子を飼うまでは、昼間は私1人なので、電気代が勿体無い!と日中は扇風機で凌いでましたが、この子が来て変わりましたね〜!
24時間エアコンで、「この子の幸せが一番」の生活です♡
いつも気持ち良さそうに寝て、楽しそうに走り回って遊んでます。
可哀想なので、5時間以上のお留守番はさせません。基本、誰かいる様にしています。
40代 女性 SUSU
2歳くらいまでは寝る時とお留守番はゲージでと決めていました。しつけの本にも犬はテリトリーが広すぎるとかえって負担になる、ゲージの方が安心して落ち着いて待っていられると書いてあったため、そのようにしていました。
パピーの頃は特に問題もなく気にしていなかったのですが、成犬になるに連れてゲージの中に置いてあるトイレでは排泄をしなくなってしまいました。犬は本来、寝る場所と排泄する場所は分けるものだと知ってから、ゲージを改良し今までのゲージ部分は全てベッド、連結して繋げた部分にトイレスペースといった形に変更してみました。
それでもやはりゲージ内のトイレは使用せず、帰宅後、ゲージを開けると急いでリビングのトイレに走っているのを見て、フリーにすることに決めました。お腹の調子が悪い時でもトイレは我慢しているようで、外出していてもこちらが気になってしまうため、お互いのためにこのような形をとることにしたのです。
夜、寝る際も、トイレに行きたいのか呼ぶことがあったため、思いきって、ゲージは常にオープンにし、寝る時やお留守番時はゲージでもいいし、他でもいいといった文字通りフリーにして試してみることにしました。
結果的に、我が家の愛犬はこの方法で正解だったようです。ゲージ派だった時は、自らゲージに入ることはありませんでしたが、フリーにしてからは、来客があって騒がしい時、眠りたい時、特別なおやつをもらった時などには自分で入ることもあります。注目してもらいたくて入ってアピールすることもあります。
愛犬を見ていて思うのは、犬は狭い所が好きで、囲まれている空間に安心感を覚えるということは恐らく事実だと思います。ただ、それは自由に出入り出来る状況の中でその空間が確保されているということであって、自分では出ることが出来ない、閉じ込められた状況とは違うのではないかなと感じています。
現在、ゲージにはトイレは置かずに小さめなクレートのようなものとがあり、また、リビングと寝室に置いてある愛犬のベッドは夏用でも冬用でも周りが立ち上がっていて囲まれた感覚のあるものを使っています。
一時、マショマロクッションのようなベッドにしたこともありましたが、囲まれているカドラータイプの方が好きなようで二つのタイプを置くと必ず囲まれている方で寝ています。
記事もあるように、どちらのお留守番にもメリットとデメリットがありますが、東日本大震災のような大地震が起こった時、何がどのように落ちてきたり倒れてきたりするか想像できません。ゲージに何かが落下したり飛んできたりすることもあり得ます。
犬の判断で自由に逃げられる空間の方が良いのか、または絶対に安全な環境にある中でゲージにいる方が安全なのか、各ご家庭の居住空間においても変わってくるのかと思います。最後は飼い主さんの判断になるのかなぁと思っています。
女性 AH
ケージには天井もつけていますので安心するようです。たまに郵便などでピンポンが鳴ると、リビングのドアまで様子を見に行ったりしているみたい。
本当はケージのドアも閉めていた方が安心なのでしょうが、どうしてもケージのドアを閉めるのは嫌がります。ものすごい形相で歯を剥いて怒るので、ケージのドアは開けたままにするのが習慣づいてしまいました。
そのため、リビングには床にはモノを置かないようにしています。誤飲が心配なため。意識してリビングにはモノを置かないようにしているため、おかげで片付いて一石二鳥かも。
10代 女性 匿名
わんちゃんが、眠ってストレスなく過ごせることがいいと思います。
でも、犬は結構眠る生き物なので、
一回お留守番=眠るという考えを
覚えれば、楽かもしれませんね。
女性 いんげん