犬が言うことを聞かない時にしてはいけないNG行為5つ

犬が言うことを聞かない時にしてはいけないNG行為5つ

あなたの言うことを聞かないのには理由があります。『犬が言うことを聞かない時にしてはいけないNG行為』についてまとめました。愛犬が言うことを聞いてくれないのは、あなたのNG行為が原因かもしれません。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

愛犬が言うことを聞いてくれなくなる飼い主のNG行為

手で顔を隠すような仕草をする犬

1.愛犬のおねだりに全て応えている

これは、単なる過剰な甘やかしです。「おやつちょうだい!」と吠えればもらえる。まだ時間ではないのに「お散歩に行こう!」と吠えれば連れて行ってもらえる。食事中の飼い主さんに「食べたい!」とおねだりすればもらえる。愛犬の言うことを何でも聞いてあげていると、飼い主さんの言うことを聞いてくれなくなってしまいます。

飼い主さんを見下し、どんなわがままも叶えてもらえるからです。おやつもお散歩も飼い主さんが管理し、ルールを決めておくと良いです。食事中、おねだりが可愛くても、人間の食べ物は与えないようにしましょう。

言うことを聞かない愛犬には…「食事の時間を決めましょう」

愛犬のおねだりに全て応えていると、ごはんを食べてくれなくなってしまうことがあります。おねだりをすれば、おやつがもらえる、人間の食べ物がもらえる、と学習してしまったからです。改善したいのであれば、食事の時間を決め、食べないときは、片付けてしまって構いません。お腹は空いているはずですので、おやつや人間の食べ物がもらえないことがわかると、自分のごはんをしっかり食べるようになります。

監修ドッグトレーナーによる補足

明確なルールを決めておくと迷わないですね。逆に言えばルールが明確に決まっていない、あるいはあやふやだと犬も迷ってしまいます。

その結果おねだりが通る「かも知れない」と思ってしまいます。おねだりが通る可能性があると犬も一生懸命ほえたりしかねません。今一度ルールを決めておきましょう。

2.悪いことを叱ることができない

愛犬がどんなに悪いことをしても、適切に叱ることができない飼い主さんは、愛犬から言うことを聞いてもらえなくなる可能性が高いです。その行為が、悪いことであることを知らないままで過ごしているからです。悪いことではなくても、危険な行為や迷惑な行為をしてしまったときは、しっかり叱ってあげなければなりません。

危険な行為を叱ってあげないでいると、言うことを聞かなくなるだけではなく、愛犬の健康や命にも関わる可能性があります。無駄吠えなどの迷惑な行為は、飼い主さんは全く気にならないかもしれませんが、同居する家族やご近所さんはそうではないかもしれません。

3.お散歩のとき、愛犬が主導権を握っている

丸いベッドの上のジャックラッセルテリア

“引っ張り癖がなおらず、首輪やハーネスが外れてしまったり、リードが切れてしまったりして、ヒヤッとする思いをしたことがある。”

こんな経験をされている飼い主さんは、愛犬から言うことを聞いてもらえず、他にもお困りのことや問題を抱えているようです。お散歩は、愛犬ではなく、飼い主さんが主導権を握らなければなりません。

犬は、信号の赤と青を判断して道路を渡ることができません。飼い主さんの指示に従って歩くことができない犬は、交通事故に遭ってしまいやすいです。愛犬が急に走り出し、飼い主さんが転倒し、骨折などの大怪我を負ってしまったケースもあります。

監修ドッグトレーナーによる補足

散歩の引っ張り癖は改善までに時間と労力を必要とするケースが多くあります。少しずつの進歩や、日々の練習の積み重ねによって改善の糸口や光が見えてきます。時には酷くなったり元に戻ったりもします。

しかし諦めずにコツコツと続けることがとても大切になります。多くの方々も同じような道を歩んでいますので、一緒に頑張りましょう。

4.指示を出すときの言葉が毎回変わる

たとえば、「待て」「戻れ」「止まれ」「放せ」などの指示を出すときの言葉が決まっていない、ということがあげられます。「おいで」と「来て」の意味は同じですが、言葉が違うことで、犬は混乱してしまいます。他の家族はみんな「おいで」と指示を出すのに、あなただけ「来て」と指示を出している場合、あなたの言葉が違うことで何を指示されているのかわからず、言うことを聞かない理由になってしまうことがあります。

5.「叱る」ではなく、「感情的に怒る」

しつけを行うとき、愛犬が悪いことをしてしまったとき、「叱る」ではなく、感情的に怒ってしまったり、怒鳴りつけてしまうことがあります。犬が最も言うことを聞いてくれない理由かもしれません。犬は、大声をあげられても、怒鳴られても、恐怖に感じるだけで、悪いことをしたということに気づけません。言うことを聞いてもらえる飼い主さんになるためには、あなた自身が「叱る」と「怒る」の違いを理解する必要があります。

監修ドッグトレーナーによる補足

例えば相手が感情的になって怒ってきた、という体験はありますか?その時にあなたはどう感じましたか?多くは、怖いなぁ、嫌だなぁ、早く終わらないかなぁ、となるのではないでしょうか。犬も同じです。自分のした行為よりも、相手の感情から目を背けようとするだけになってしまうんですね。

つい怒ってしまう対処法。沸き上がってきた感情をすぐさまぶつけるのではなく、2~3度深呼吸してから対処してみると自分の感情に振り回されずスムーズなコミュニケーションが望めますよ。

まとめ

くつろぐチワワ

犬が言うことを聞かない時にしてはいけないNG行為

  • 愛犬のおねだりに全て応えている
  • 悪いことを叱ることができない
  • お散歩のとき、愛犬が主導権を握っている
  • 指示を出すときの言葉が毎回変わる
  • 「叱る」ではなく、「感情的に怒る」

あなたはいくつ当てはまるでしょうか。「私はひとつも当てはまりません!」という飼い主さんの方が、実は意外と少ないかもしれません。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    最後の 感情的に怒鳴る は人間には難しいです。感情を捨てろとは言いませんが抑えられないといけません。悪いのは犬より飼い主の方です。今一度愛犬との対応を思い返してみましょう
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