犬の水は毎日変えた方がいいの?
水は基本的に時間がたてば劣化していきます。単純に水だけを置いておくと、どんどん状態が悪くなっていきます。そのため、犬に与える水は毎日ちゃんと取り替えてください。
最低1日2回替えよう
最低1日2回取り替えてあげると良い状態の水を飲ませることができます。特に夏場は水も痛みが気になるので、必ず毎日取り替えるようにしましょう。取り替える時間を決めていないと、ついつい取り替えるのを忘れてしまうことがあります。それを防ぐために1日の中で水を取り替えるタイミングをいれておきましょう。
例えば散歩から帰ってきたとき、朝起きたとき、夜寝る前、など何かする前にやると忘れにくくなります。水をあげるために使っている容器も洗うようにしてください。ゴミや汚れなどがついていると衛生的に良くありません。
清潔な水を与えていないと、場合によっては犬のお腹にダメージを与える可能性もあります。必ず清潔な状態に保つようにしましょう。
水の飲ませ方に注意
注意が必要なのは飲ませ方です。犬が上向きに飲むようになっているものは、胃拡張などの病気になる可能性があります。また、水の位置が低すぎるのも犬にとっては負担になります。特にシニア犬などはできるだけ顔より少し下ぐらいの高さにしてあげましょう。
年齢や体格、体調に合わせて、位置に注意して設置するようにするといいですね。犬の状態に合わせて、できるだけ負担がかからないような設置場所を見つけてあげてください。
水用の容器にアレルギーがあることも
食べ物やホコリ、ダニなどのアレルギーはよく知られていますが、稀に金属アレルギーやプラスチックに対してアレルギーを起こす犬もいます。金属アレルギーの犬はハーネスや首輪の留め具やスレンレス、プラスチック製製の食器などでアレルギー症状が出てしまうことがあります。
アレルギーの症状としてはかゆみ、湿疹、脱毛、目やになどがあります。比較的金属アレルギーを起こしやすい犬種は、ゴールデン・レトリバーやシーズー、パグ、柴犬などがいます。
短頭種は特に注意
パグのような短頭種はマズルが短く金属に接する顔の面積が広いため、広範囲に影響が出てしまいます。また気管支にも影響がでることがあるので注意が必要です。気管支に影響が出てしまうと呼吸がしにくくなったり、食事を上手くとれなくなったりすることがあります。
アレルギー反応がでたときに餌を変えたり、掃除をしっかりしたり、そういった対策をとっても治らない場合に一度確認してみてください。稀なことではありますが、可能性はゼロとは言い切れません。
まとめ
犬に与える水は必ず毎日変えてください。水は時間が経つと劣化していくので、毎日水を変えることで犬に清潔な水を与えることができます。目安としては1日2回水を変えるといいでしょう。
忘れてしまうという方は朝起きたときや散歩から帰ったとき、寝る前などの決まったタイミングで水を取り替えると忘れにくくなります。
水を入れる容器も定期的に洗ってあげてください。不潔なものを使っていると犬の健康に良くありません。不潔な水を与えていると犬のお腹にダメージを与えてしまう可能性もあるので注意しましょう。
また、水を与えるときには犬が上を向いて飲むような飲ませ方はNGです。胃拡張などの危険があります。水を入れる容器がステンレスなどの場合、稀に金属アレルギーを起こす犬もいます。もし、何か異変があれば容器を変えてみましょう。獣医さんに相談してみるのもいいかもしれません。
犬に与える水については与える水は毎日取り替える、容器は定期的に洗うのがポイントです。