玄関に犬の置き物は絶対NG!
かわいらしく首をかしげたり片手を上げている犬の置き物や首からウェルカムボードを下げた犬の置き物を玄関に置いているお宅は少なくないのではないでしょうか?特に犬を飼っている人や犬好きな人が玄関の飾りとして犬の置き物を選ぶということはよくあることだと思います。
しかし風水の観点から見ると、玄関に犬の置き物を置くことは禁忌とされているのです!
基本的に風水では、「気の入り口」とされる重要な場所である玄関にその年の干支を飾ると運気がアップすると言われているのですが犬だけは例外なのです。犬の置き物を玄関に飾ってしまうと運気を上げるどころかさまざまなトラブルを招くと言われています。
犬の置き物を玄関に置いてはいけない理由はいくつかあります。
運気をかき乱す
まず、犬は「動き回る物(走り回る物)」を象徴する動物とされ、運気をかき乱してしまったり入ってきたいい運気も落ち着かずに出て行ってしまうと考えられているのです。
トラブルを招きやすい
さらに犬は「変化」の象徴とも考えられているため、気の入り口である玄関に犬の置き物を置くことで家庭内の不和やトラブルを招くとされています。 同様の理由から「動き回る物」としてベビーカーなどの乗り物を玄関には置かない方がいいとされています。
犬の置き物はどこにおけばいい?
犬の置き物そのものがNGというわけではなく、むしろ福を招くアイテムとされているのです。そのため南東の方角を避けて置けば家庭に幸福をもたらしてくれるのです。
犬の置き物を置く場所として特にいいとされているのは「人の集まる場所」です。リビングがベストとされています。人が集まる場所に置くことで家庭内の気を活性化して高めていってくれると考えられているのです。また、家の裏口に犬の置き物を置くことで家族を災難から守ってくれるという考えもあるそうです。
ちなみに玄関には干支を置くといいとされていますが、それ以上におすすめされているのが蛙です。玄関に蛙の置き物を置くことで金運や福、良縁を呼び込むとされており、室内側に向けて置くとそれらを外に出さずに保ってくれるそうです。
玄関に犬の絵は写真は?本物の犬がいるのは大丈夫?
犬の置き物を玄関に置くことはおすすめできませんが、犬の絵や写真についても同じことが言えるとされているのでできるだけ避けるようにしましょう。では「犬が玄関で寝ているのもだめ?」などと思う人もいるかもしれませんが、生きている犬は犬の置き物とは全く別のものとして考えられているので問題ありません。
犬は風水では「火」の気を持つ動物であり、社会的地位やステータスを高めてくれる存在とされていますので、犬そのもの自体はとても歓迎すべき存在だと言われています。
まとめ
犬の置き物を玄関に置いている家やお店は数多く見られます。犬は風水的に見てもステータスを高めてくれる存在であり、犬の置き物についてもリビングなど人の集まる場所に置けば福を呼び寄せるアイテムだと考えられています。
しかし、玄関のように気が出入りする場所に置いてしまうと、入ってきたいい運を追い出してしまったりかき乱してしまったりして家庭を浮き沈みの激しい状態にしてしまうとされているので注意しましょう。