ペット可マンションも犬をベランダに出してはダメ!注意点4つを解説

ペット可マンションも犬をベランダに出してはダメ!注意点4つを解説

マンションで犬を飼っているとベランダに出して日光浴をさせたり、気分転換をさせたりしたくなりますよね。でもマンションのベランダにはペットを出してはいけないという規約がある場合が多く注意が必要です。

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ペット可マンションにおけるベランダの扱い

カラフルなアパート

最近はペット可のマンションやアパートも増えてきました。
ペットは家族同然だという考えが広まったことも関係しているかもしれません。
しかし、マンションやアパートなどの集合住宅では、ペットの飼育をめぐるトラブルも少なくはありません。
トラブルでよく見られるのが、ベランダにペットを出している際の鳴き声や臭い、毛や汚れなどです。
実はそもそも規約で、ベランダにペットを出すことを禁止されている場合もあります。
入居時の説明や契約書などで知らされることが多いです。
一般的にマンションの廊下やベランダは、共有部分として扱われます。
入居者はその共有部分を使用できるというだけで、ベランダが入居者のものというわけではありません。
そのため、「ベランダはうちの敷地だからいいだろう」というのは通用しないのです。
また例えば契約時の説明や、契約書でベランダに出すことを禁止していない場合でも、これからご紹介するいくつかの項目に気をつけて出すようにしてください。
ご近所とのトラブルを回避する目的の他に、ペットを傷つけないための注意点でもあります。

ペット可マンションのベランダ注意点4つ

ベランダの柵に手をかける犬

ベランダの危険物

まずペットをベランダに出す場合に気をつけることは、「ベランダにペットにとって危険になるものがないか」ということです。
ガラスやプラスチックの欠片など体を傷つける恐れのあるものや、ペットにとって害になる可能性のある植物などがないか確認してみましょう。
種類にもよりますが、犬の場合は観葉植物が毒になることが多く、可能であれば犬が動ける範囲には観葉植物を置かない方が良いでしょう。

また物干し竿や柵などベランダにあるものが脆くなっていないかチェックしておくことも忘れないようにしてください。
万が一物干し竿が落ちてきたり、柵が緩んでいて倒れてきたりすると大変です。
室外で雨風にさらされる場所なので、チェックするに越したことはないでしょう。

落下する危険性・逃げる可能性

2階以上の高さのある部屋では、ベランダから落下しないように対策をする必要があります。
万が一落下してしまうと怪我をしてしまいますし、最悪の場合命を落とすことも考えられます。
また1階の場合は怪我の心配は2階以上の部屋よりは少ないですが、そのまま逃げてしまう可能性があります。
ペットが通れそうな隙間は塞いでしまうか、ペットが通れない幅の柵を置くのをおすすめします。
大きな動物や跳躍力のあるペットの場合、ベランダの柵を飛び越えてしまうこともあるので、そういった可能性があるペットは、ベランダに出さないようにした方が良いでしょう。

騒音に注意

出しているペットが鳴いたり、吠えたりする生き物である場合は、騒音になってしまうかもしれません。
ふだん聞き慣れている自分のペットの音も、他の人からすれば迷惑な騒音に聞こえる場合があります。声の他にも、音が出るほど暴れる生き物も騒音の原因になります。

例えば犬だと吠えたり、鳥だと鳴いたりするので、気をつけなくてはなりません。
完全に静かにさせることは難しいので、よく吠える、よく鳴くペットの場合は、ベランダに出すのは避けてください。

トイレやブラッシングはNG

ブラシと犬の毛

ベランダは屋外なので、そこでトイレをさせたり、ブラッシングをしたりしたいという気持ちはわかります。
しかしトイレの場合は臭いが、ブラッシングの場合は毛が外に流れて、トラブルの引き金になるかもしれません。
ベランダがつながっていて板で仕切られているタイプの集合住宅は、板の下の隙間から毛が入ってくることもあります。
他の家のペットの毛が網戸や洗濯物につくと、あまり良い気分にはならないですよね。
ブラッシングをするときは家の中で行うようにして、外に毛が出ていかないようにしましょう。

ペット可マンションのトラブル対策

握手をする人の手

飼い主さんは契約している賃貸の契約書や管理規約などをきちんと確認しておきましょう。
禁止されていることをしないように気をつけると良いですね。
どうしてもベランダに出さなければいけないのか、そういった場合どうすれば安全かつ迷惑にならないかを考えてみましょう。
もし注意された場合には何が悪かったのかを聞き、改善策を提示するようにしましょう。
ペットのことになると熱くなってしまうのもわかりますが、喧嘩腰になるとお互いに嫌な思いをしてしまいます。
穏やかに解決できるように心がけてください。

まとめ

部屋の窓辺に座る犬

集合住宅のベランダはペットを出すことを禁止している場合があります。
その場合はきちんと従うようにしてください。
もしペットを出すのがOKでも、注意しなくてはならないことがいくつかあります。
ベランダに危険物はないか、落下の危険性はないか、騒音にならないか、トイレやブラッシングをしないようにできるか、などがあります。

トラブルのない生活をするためにもマンションで決まっているルールを守り、ルールで決められていなくても、周りへの配慮を忘れないようにしましょう。

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