犬のスピリチュアルなお話
英語で犬をDogと言いますが、ひっくり返すとGod(神)になります。そのためか、犬に関係するスピリチュアルな噂がたくさん存在します。科学的に証明されていることもあれば、そうでないものも。スピリチュアルな話はあくまで噂ですが、いくつかご紹介しますね。
1.犬を飼うと金持ちになる
もしこのスピリチュアルな噂が本当なら、愛犬家にとってはうれしい限りですね。かわいい愛犬と過ごすだけで、お金まで入ってくるというのですから。
実は、「犬を飼うと金持ちになる」ことについては、スピリチュアルな噂だけでなく、イギリスのブルークロス・ペットチャリティーによる調査が行われています。犬や猫を飼っている人と、動物を何も飼っていない人、それぞれ1000人ずつリサーチし、2016年に調査結果が発表されました。
この調査によると、ペットを飼っている人のほうが、平均で50万円ほど年収が高いことがわかりました。もちろん、金銭的な余裕がないと、犬や猫と暮らすことができないこととも関係しています。
ですが、ペットを飼っている人は平均で5人のチームをまとめており、そうでない人は平均2人にとどまっています。つまり、犬や猫を飼っている人のほうが、職場での立場が上だということです。不思議ですね!
根拠として考えられるのは、特に犬を飼っている人の場合、散歩をする習慣があることです。犬と散歩することで、飼い主の健康状態も良くなり、ストレスも軽減されます。また、犬を通して家族との関係も良くなり、プライベートが充実することも考えられます。それにより、結果としてキャリア形成が良好になると思われます。
犬を飼うと金持ちになるというスピリチュアルな噂は、にわかには信じがたいですが、こうして調査を通して考えてみると、あながち嘘ではないと思えますね。
2.犬は飼い主を選んで家族になる
最近、「子どもは親を選んで生まれてくる」というスピリチュアルな噂をよく聞きます。これも、にわかには信じがたい話ですし、ある意味受け入れがたい話でもあります。
両親と良好な関係の人はいいでしょうが、そうでない人もかなりたくさんいます。両親と相性が悪かったり、ひどい場合は虐待を受けたりと、「選べるならこんな親は選ぶはずがない!」と言いたくなります。
犬も同じですね。良い飼い主さんにかわいがられて暮らしている犬はいいですが、虐待を受けたり捨てられたりする犬もいます。わざわざそんなひどい飼い主を選ぶでしょうか?
そのことを頭に置いた上で、今犬と暮らしている人は、愛犬との出会いを思い出してください。なぜ、その子を家族に迎えたのでしょう?他にもかわいいわんちゃんはたくさんいたはずです。
保護犬を迎えた方も、他にも家族を探している犬はたくさんいたはずです。それなのに、なぜその子を選んだのでしょう?
そう考えると、何か運命を感じませんか?かく言う筆者も、その1人です。今の愛犬はペットショップから迎えたのですが、本当は数ヶ月後に犬を迎えたいと考えていました。
だから、まだ時期ではなかったので、飼う気は全くありませんでした。それなのに、一度ペットショップで見かけた今の愛犬が、どうしているか気になって、また見に行ってしまったのです。理由はわかりません。ただ、何となく気になったのです。そして、その子を迎えることになりました。
皆さんも、愛犬とは運命の出会いをされているのではないでしょうか?もし、愛犬が自分を選んで家族になってくれたとしたら、とても幸せだと思いませんか?そう考えてハッピーになれる方だけ、このスピリチュアルな噂を信じましょう(笑)
3.白い犬は人間に生まれ変わる
動物の中でも白いものは、神の使いと呼ばれることがあります。スピリチュアルな文脈だけでなく、伝承にも記されていますね。白い蛇や鹿、白い狐など、神様の使いや化身と考えられています。白い犬も同様に、龍神が地上に現れた化身だと言われています。
龍神の化身である白い犬が、地上で何かの役目を果たすために、人間に生まれ変わるとも言われます。これは、あくまで伝承で、スピリチュアルな世界のお話です。実際に白い犬が人間に生まれ変わったことを確認する方法はありません。
筆者は4頭のマルチーズと暮らしたことがありますが、龍神の化身と聞くと、ちょっと吹き出してしまいます(笑)何しろ、食べて寝るだけで、とても神の使いとは思えませんでした。マルチーズは愛玩犬なので、使役犬のように仕事をするわけでもなく、本当にかわいさだけがとりえでした。でも、もしもあの子達が人間に生まれ変わったとしたら、どんな人になるのか、ぜひ会ってみたいですね。
4.犬も死後には魂が残る
人間は死ぬとあの世に行って暮らすなど、スピリチュアルな考えを信じるかは別にして、魂の存在を信じる人は少なくないと思います。実際に身内を亡くしたことで、魂の存在を信じるようになる人も多いのではないでしょうか。
動物にも魂があるのか?多くの霊能者やスピリチュアルなヒーラーは、「ある」と断言しています。人間の魂より層の低い魂であるとか、人間も動物も魂に変わりはないとか、スピリチュアルな世界でも考え方はいろいろあるようですが、動物にも魂があると信じていいのではないでしょうか。
これは筆者の体験ですが、4頭のマルチーズのうち、私に一番愛情を注いでくれた子がいました。筆者は4頭平等に接していましたが、なぜかその子は私にとても強い愛着を持ってくれたのです。
その子の死後、実家に帰って夜トイレに行った時、聞き覚えのある「ケッケッケッ」という息づかいが聞こえました。生前その子はよくトイレにまでついて来て、その息づかいで私を見上げていたものです。
聞き間違いかなと思いましたが、耳を澄ましても、やはり聞こえます。そこで、私は名前を呼んでみました。すると、姿は見えないけれど、確かにうれしそうな気配がしたのです。
だから、「ごめんね。もうあなたとは違う世界にいるんだよ。帰ったほうがいいよ」と語りかけてみました。それでも去ろうとせず、やはり息づかいが聞こえます。「じゃあ、今日は一緒に寝ようか」とトイレから出ると、スッといなくなりました。
これは筆者の妄想でしょうか?でも、確実にあったと言えます。特にスピリチュアルな世界を強く信じているわけではありませんが、やはり確実な体験でした。皆さんも、こんな経験はありませんか?
また、動物と話ができるスピリチュアルな能力を持つ「アニマルコミュニケーター」の中には、死んでしまったペットと話をしてくれる人がいます。このことを考えても、犬にも魂があるとは言えないでしょうか。
犬のスピリチュアルな力
アニマルセラピー
アニマルセラピーという言葉があるように、動物には人間の心を癒してくれる力があります。動物と触れ合うことで、病気の人の心身が安定したり、施設で暮らす高齢者に良い刺激を与えたりする効果が期待できます。
犬にはオーラが見える?
そこからもう一歩踏み込んで、スピリチュアルなレベルで犬の能力を見てみると、一説には犬にはオーラが見えると言われています。人間のオーラを感じ取り、その人がどんな状態にあるか知ることができると言うのです。普段は人に吠えない犬が、ある人に向かって吠える時などは、オーラから何かを感じとっているらしいです。
共感力が強い
また、犬はとても共感力が高い動物です。飼い主の悲しみを感じ取って寄り添ってくれたり、おもちゃを持ってきて元気づけようとしてくれたり、顔をなめたりすることは、よく知られています。スピリチュアルとは言えないかもしれませんが、これも犬のヒーリング能力の1つです。
ガン探知犬
そして、犬は鋭い嗅覚で、飼い主の体の異変を教えてくれることがあります。外側から見えない腫瘍ができている場所を頻繁にかいだり、妊娠に気づいたりするのです。実際に、「ガン探知犬」として働いている犬もいます。その能力は高く、発見率は90%を超えるそうです。これは、単なるスピリチュアルな噂ではありませんね。
犬と暮らしている人なら、誰でも愛犬に癒されることがあると思います。飼い主と愛犬が強い絆で結ばれるとき、お互いにヒーリング能力が働いて、より深い癒しがもたらされます。
「犬を飼うと健康になる」と言われるのは、散歩の習慣だけにとどまらず、このスピリチュアルなヒーリング能力が関係しているのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?犬にまつわるスピリチュアルな噂のうち、皆さんにもピンと来る話はあったでしょうか?単なる噂や想像と、データで実証されているものがありましたね。
犬のスピリチュアルパワーが単なる噂であったとしても、愛犬に癒されるのは間違いないですね。そして、スピリチュアルかどうかは別として、愛犬と不思議な縁を感じる方も多いと思います。もし愛犬が自分を飼い主として選んでくれたとしたらと、想像を巡らせるだけでも楽しいですね。