犬を飼っている人の性格や特徴
犬が好きで飼っている人の性格の傾向には、以下のようなものが考えられます。
- 社交的、積極的
- お世話好き、面倒見がいい
- 明るく感情表現が豊か
- 寂しがり屋で人といることを好む
犬を飼っている人の傾向として、明るく人に対して友好的で感情を素直に表現するタイプ、感情の起伏が激しいタイプが多いと言われています。また、積極的でさまざまな場所に出かけたり新しいことにチャレンジする気持ちが強い傾向にもあるようです。寂しがり屋で安心感を欲することから人やペットなどと一緒に過ごす時間に喜びを感じることが多いと言われています。誰かのお世話をすることを苦にせず、困っている人を見るとつい手助けをしたりおせっかいを焼いてしまいがちな人も犬好きに多いタイプです。
ちなみに、犬好きで犬を飼っている人に対して猫好きの人の性格はひとりで静かにいる時間を好みひとりを楽しむことが出来るタイプであったり、気分屋でまわりに振り回されたくないタイプが多く見られます。もちろん犬好きと猫好きどちらの性格が優れているかということではなく、明確な犬好きと猫好きにはある程度の性格の違いが見られ、その性格や特徴は犬と猫そのものとも似通っているのがおもしろいところです。同じような性格・特徴を持つ動物を飼うことで楽しく、落ち着いて過ごすことが出来るのだと思います。
犬を飼っている家庭の特徴
毎年一般社団法人ペットフード協会では「全国犬猫飼育実態調査」という調査を行っており、日本国内での犬の飼育実態や動向、意向を明らかにしています。平成29年度の日本における犬の飼育世帯数は7,217頭で飼育世帯率は12.84%。2013年以降5年連続で減少傾向にあり、特に50代の飼育率の低下が顕著で反対に70代の飼育率はほぼ横ばい。年代別飼育率は以下のようになっており、幼い子供の育児や仕事で忙しい30代や散歩や介護などのお世話がむずかしくなる70代が特に低い傾向にあるようです。
<年代別飼育率>
20代 13.3%
30代 10.7%
40代 12.7%
50代 15.4%
60代 14.2%
70代 10.5%
また、犬を飼いたいという意向を持っている割合は20~50代はほとんど変わりませんが、60代以降は低い傾向にあります。自分自身の体調の問題や犬を最期まで見切れるかという不安、心配などから60代以降の人は飼育を負担に感じるまたはあきらめる傾向にあるようです。
犬を飼うと性格が変わる?
犬が好きな人、犬を飼っている人の特徴は上記しましたが、犬を飼うことで性格が変わったという人も非常の多いようです。ある調査では約7割もの人が、犬の飼育前と飼育後で飼い主の性格や家族の関係性に変化があったと感じていることがわかりました。
犬を飼うことで感じた性格の変化として、「優しくなった」「思いやりが持てるようになった」「責任感を持てるようになった」「社交的になり地域の人と関わるようになった」「家で笑うことが増え夫婦喧嘩が減った」「規則正しい生活でストレスや不調が減った」などと言う意見が多く見られました。犬を飼うことは時間も手間もかかることで、家族や地域の人との関わりも自然と増えていくものです。自分のことにかかりきりになっていた人や気持ちの余裕がなかった人も、犬を飼い始めることでそれらに変化がありいい方向へと進む傾向があると考えられています。
犬を飼っている人の傾向まとめ
犬が好きな人や犬を飼っている人の性格や特徴は、明るく社交的で感情が豊かなど犬そのものの性格や特徴とも言えるおもしろい傾向が見られました。また、犬の性格にそれぞれ個体差があるように犬を飼っている人の性格にも個体差はありますが、さらにおもしろいのは自分の性格の傾向に似た特徴を持つ犬種を飼うことが多いと言われていることです。長い時間生活を共にすることから性格やペースの合う犬と暮らすことが、お互いにストレスなく過ごすことが出来るポイントなのかもしれません。
ユーザーのコメント
女性 匿名
私は真逆です。人見知り激しいしお一人様大好きです。散歩が必要な犬飼ってるから外に出るのが好きなはず!社交的!ってことですかね…。犬の散歩は決してサボりませんがあとは引きこもりですよ。
社交的というか犬が進みたがってるのに立ち止まって世間話に夢中な飼い主はよくないと思います。