犬を「甘やかす」とは?
犬を「甘やかす」とは、「僕(私)が1番!ルールなんて分らないよ」といった犬に育ててしてしまうことだと考えます。その結果犬に与える影響として、
- むやみやたらに吠える
- 破壊行動を繰り返す
- 攻撃するようになる
などのいわゆる「問題行動」と呼ばれてしまう行動を引き起こしてしまう場合があります。
今回は、そんな「愛犬を甘やかしすぎている飼い主さん」の行動はどんなものなのか?ということに焦点を当て、考えたいと思います。
ではさっそく、見てみましょう!
犬を甘やかしすぎてる飼い主の特徴1:いつでも犬の要求に応える
犬がして欲しいこと、必要なことを意思表示してくれることは良いことですし、本当に必要な場合は飼い主さんも要求を聞く必要があると思います。しかし、いつ何時も、その必要もないのに犬の要求を聞くのは「甘やかし」に当たります。例えば、
- おやつを適量与えたけど、おねだりするのでまた与えた
- 十分に遊んだり散歩したりしていたのに、もっとと要求されれば相手をする
- 意味もなく吠えても「どうしたの~」と構う
などが挙げられます。
犬を甘やかしすぎてる飼い主の特徴2:最低限のしつけや工夫をしない
例えば、
- 来客や通り過ぎる人にいつまでも吠えまくる
- あちこちにトイレをする(病気や高齢の子は除く)
- 人間の食べ物を盗み食いする
- モノを壊すなどイタズラばかりしている
上記のようなことは、しつけや工夫で改善できることが多いです。しかし、それを「まあいっか」と放置してしまう飼い主さんは「甘やかし」ています。
愛犬の行動パターンは飼い主さんが一番よく分かっていると思うので、どうすれば改善できるか工夫しましょう。
犬を甘やかしすぎてる飼い主の特徴3:何でも食べ物をあげる
犬にとって人間の食べ物はとても魅力的ですし、当然欲しがります。犬の食べれるもので犬の身体にも良いものであれば、おすそ分けするのも良いですが、人間と全く同じものを犬に要求されるがままに与えてしまうことは「甘やかしすぎ」に当たります。
とくに、カロリーや砂糖、脂肪分をたくさん含むお菓子(ケーキ、クッキー、ジュースなど)や、塩分の多いもの(煎餅、ポテトチップス、人間のおかずなど)は嗜好性も高く、犬が「欲しい!」と味を覚えてしまう可能性も高く、与える習慣がつくと犬の健康にも悪影響です。
犬の肥満や不健康は飼い主さんの責任であるということを肝に銘じて、可愛い仕草でおねだりされてもあげないようにしましょう。
犬を甘やかしすぎてる飼い主の特徴4:社会性を身に付けさせない
本来犬は、他の犬や人間と交流を楽しんで、社会性を持つ動物です。他のワンちゃんや人と、極度に仲良くできないということは、飼い主さんの責任でもあります。
「この子は人(犬)見知りだからいいか・・・」と甘やかして諦めてしまえば、愛犬が交流を楽しめるようになる可能性をつぶしてしまうことにもなります。
少しずつでいいので、いろんなワンちゃんや人に慣れさせるように機会を作ってあげたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?犬が大好きで大切に思うことは素晴らしいことですよね。しかし、大切にすることと「甘やかす」ことは違います。
もし、この記事で挙げたような「甘やかしている特徴」に当てはまるような心当たりがあれば、少しずつでいいので改善してみてくださいね。
そうすればきっと、もっと愛犬と信頼しあうことができて、より仲良くなれますよ!