その犬種らしさを競う!ドッグショー・展覧会
わんこのコンテストや大会と聞いてみなさんが一番に思い浮かべるのが、『ドッグショー』や『展覧会』ではないでしょうか?
ドッグショーや展覧会は、純血種の保護を目的として行われている、犬の見本市のようなもので、出場犬がそれぞれの犬種に定められた犬種標準(理想像)にどれだけ近いか、すなわち「その犬種らしさ」を競う大会です。
ジャパンケネルクラブが行っているドッグショーでは、体格や毛並みを見る個体審査と、会場内をラウンドさせて全体の歩様を見る歩様審査を経て、最終的に最も優秀なキングとクイーンを決定します。
入賞賞金や賞品等はありませんが、ドッグショーでの入賞は大きな名誉になることまちがいなしです。
他にも、日本犬保存会が行っている日本犬の展覧会など、単一犬種を対象とした展覧会は各地で行われています。一度行ってみると、わんこ好きなら見ているだけでも楽しいイベントですよ。
運動能力のレベルを競う!競技会
忘れてはならないのが、『アジリティー競技会』です。わんこがアジリティーを華麗に走り抜けていく姿はとてもかっこいいですよね!
ジャパンケネルクラブが開催している競技会では、競技レベル、犬の体高、障害の種類や数などによって部門別に開催され、その中でタイムや正確性を競います。
こちらは全国各地で年間30回程度開催されており、出場者でなくても見学可能なので、興味のある方は一度見学をしてみてもいいかもしれません。
夢のテレビ・雑誌デビュー!モデル犬コンテスト
テレビや雑誌を見ていると、可愛いわんこがたくさん登場していますよね。
「うちの子もテレビや雑誌に出したいなあ」と思っている飼い主さんにおすすめなのが、日本ペットモデル協会が主催している『モデル犬コンテスト』です。
エントリー料金として1,080円がかかりますが、入賞すればモデル犬として登録することができ、夢のペットモデルデビューが叶います。
募集は、東京・名古屋・大阪・福岡の事務所ごとにWEB上で告知していますから、気になる方はホームページをチェックしてみてはいかがでしょうか?
誰でも手軽に参加!フォトコンテスト
ここまでご紹介してきたコンテストや大会を見て、
「うちの子はアジリティもできないし、そんなに賢くもないから…」
「展覧会用に仕上げるのはお金がかかるし、そもそもミックスだから…」
「モデル犬としてじっとしてるなんて無理だから…」
とあきらめてしまった方もいるかもしれません。
けれど、「それでも、うちの子が可愛いことだけはまちがいない!」という全ての飼い主さんにおすすめなのが、『フォトコンテスト』です。
いろいろなイベントや企業で開催されており、ほとんどの場合で参加費は無料、参加方法も写真を郵便やメールで送るだけ、SNS上に指定されたハッシュタグを付けてアップするだけとお手軽なところも魅力の1つです。
「写真には自信がある!」「とっておきの1枚がある!」という方、挑戦してみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?コンテストや大会で入賞することはとても名誉なことですが、多くの場合、コンテストや大会に参加するには愛犬に多少のストレスを強いることになります。
飼い主さんがはりきりすぎたあまりに愛犬に過剰のストレスをかけ、絆を壊してしまっては元も子もありません。わんこの体調や適性と相談しながら、どのコンテストに出場するかを決めることが大切です。
何より、たとえコンテストで選外になってしまったとしても、あなたの愛犬があなたにとって「世界一」なことに変わりはないのですから。