犬にとって手羽先は食べてもいい健康食材!
手羽先は羽の先端の部位で、肘から手の部分にあたります。犬にとって良い栄養素が豊富で骨も柔らかく、調理方法を正しく行えば、犬に与えても問題ないお肉です。
その他の骨の部位である手羽元は、鶏の肩から肘までの部位を言い、鶏がよく動かす部位なので、肉の付きも良いですが、太くて大きな骨があるので、骨付きのまま犬に与えるのは危険です。骨を取り除いて与えましょう。
手羽中は手羽先の関節から先を取った部位を言い、筋肉ほどよく付いていて旨味があります。ただし、手羽中の骨も喉や内臓に刺さりやすいので、与える際は骨を取り除くことが重要です。
犬に手羽先を食べさせるメリット
犬に手羽先を与えることで期待できるメリットについてご紹介していきます。
ビタミンAが豊富で免疫向上に期待できる
手羽先には、ビタミンAが豊富に含まれているので、与えることで、犬の免疫力を高めることが期待できます。
コラーゲンが関節強化や被毛の健康を保つ効果が!
手羽先の軟骨部分には、コラーゲンが豊富に含まれています。コラーゲンは、関節強化や、皮膚の土台の健康サポート、発毛促進やかゆみの軽減に効果が期待できると言われています。
豊富なタンパク質が目ヤニや涙やけなどの改善
目ヤニや涙やけを起こしやすい犬は、タンパク質などが不足している場合があります。鶏の骨には、タンパク質などの栄養素が豊富に含まれているので、圧力鍋などで軟骨や骨を柔らかく煮込んだものを与えることで、涙やけなどの改善に効果が期待できるかもしれません。
手羽先の骨で歯磨き効果が期待できる
手羽先の骨を食べる事で、骨によって研磨されることで歯石を除去し、歯磨き効果が期待できます。ただし、太くて大きい骨は、誤飲すると喉に詰まって大変危険です。大きくて太い骨は与えないように注意しましょう。
犬に手羽先を与える際の注意点
犬によい効果をもたらす手羽先ですが、正しい調理方法で与えないと体調を悪化させてしまう場合があります。ここでは、手羽先を与えるときの注意点をご紹介します。
生ではなく加熱して与える
生の鶏肉の表面には、サルモネラ菌が付着している可能性があります。サルモネラ菌を体内に取り込んでしまうと、嘔吐や下痢などの症状や、ひどい場合は意識障害を起こしてしまう場合があります。加熱してから与えるようにしましょう。
どうしても生肉を食べさせたい場合は、人間でも食べられるくらい鮮度が良い肉のみを使用し、できれば火を通した肉を与えた方が安全です。
アレルギーに注意する
犬も人間と同様に、食物アレルギー反応を起こす場合があります。犬に初めての食べ物を与える時は、初めは少量だけにして、犬の様子をしっかりと観察することが大切です。
愛犬が手羽先を食べてから体を痒がったり、皮膚の一部が赤くなるようであればアレルギーの可能性が考えられます。与えるのをやめて動物病院を受診しましょう。
慢性腎臓病の犬には与えない
手羽先の皮の部分は高カロリーのため、与えすぎてしまうと肝臓に負担をかけてしまい、肝炎などの病気になってしまうリスクがあります。与える際は面倒でも皮を取り除いてあげましょう。
また、すでに腎臓病を患っている犬は、動物性タンパク質から毒素を排出することができないため、与えることは控え、必ず獣医師に相談しましょう。
主食はNG!量に注意しておやつ程度に与える
手羽先の皮の部分は、脂質が多く100gあたり226kcalと高カロリーです。与えすぎは肝臓に負担をかけるだけでなく、肥満の原因にもなるので主食として与えるのはNGです。おやつ程度の量をたまに与えるように注意しましょう。
人間用に味付けされたものは与えない
人間用に揚げているものや、スパイスで味付けされたものは、犬に与えてはいけません。
手羽先は、ニオイもしっかりしていて旨味も感じられるので、味付けをしなくても犬は満足してくれます。犬用に調理をした手羽先のみを与えるようにしましょう。
小さくカットしてから与える
犬は噛まずにそのまま飲み込んでしまう習性があります。柔らかくした骨でも、手羽先を食べさせる時は小さくカットしてから与える様にしましょう。
圧力鍋などで煮込んだ手羽先は、ハサミや包丁で簡単に細かくすることができますので、手間はかかりますが、危険のないように与えることが愛犬の健康管理につながります。
犬に手羽先の骨を与える際の注意点
ここでは、犬に手羽先の骨を与えるときの注意点を紹介します。
骨ごと与えるなら完全に柔らかくなるまで加熱する
手羽先は骨の部位の中でも、骨が柔らかい部分なので与えやすいですが注意が必要です。骨が喉に詰まったり、胃に刺さらないように、圧力鍋などで十分に柔らかくなるまで加熱することが大切です。
小型犬には骨ごと与えない
チワワなどの小型犬は、骨を丸呑みにした場合、喉に詰まらせるリスクが高くなるので、与える際は骨を取り除いて与えることをおすすめします。
- 鳥の骨の成分自体は安全
- 犬は鳥の骨を消化できる
- 犬に鳥の骨を与えるにはリスクがある
- 子犬に鳥の骨を与えてはいけない
犬用おすすめ手羽先レシピ
ここでは、栄養満点な「手羽先」を使った犬用のレシピをご紹介します。
手羽先スープ
圧力鍋に手羽先と水を入れて、煮込むことでスープに鶏のだしがでて栄養豊富なスープが出来上がります。白菜やキャベツなどと一緒に煮込むことで野菜の栄養も一緒に摂ることができます。
だしがしっかりとれた骨は取り除き、身の部分だけを戻して与えれば、老犬の栄養補給にもおすすめです。
手羽先のトマト煮
手羽先とトマト缶を圧力鍋で骨がホロホロになるまで煮込みます。時間がない場合は、手羽先とトマト缶をレンジで5分程度加熱して、骨を取り除いて細かくカットしたものを、予熱をとってからいつものフードにかければできあがりです。
まとめ
手羽先には、ビタミンAやコラーゲンなど、犬にとって良い栄養素が豊富に含まれているので、積極的に与えたい食材ですが、与えすぎや、病気などがある場合には注意が必要です。
また、手羽先の骨は犬が丸呑みをしてしまうと喉に詰まらせる危険があるので、骨を取り除くか、ホロホロになるまで正しく調理して与えるようにしましょう。
愛犬の健康管理につながるように、正しい調理法で安全に与えてあげてくださいね。