犬にヤクルトを飲ませても大丈夫?注意点や代用品をご紹介

犬にヤクルトを飲ませても大丈夫?注意点や代用品をご紹介

お腹の調子を整えてくれるヤクルト。犬に与えても問題はないのでしょうか?今回は犬にヤクルトを与えるメリットとデメリットをまとめ、与えるときの注意点、ヤクルトの代用品となる商品もご紹介します。

犬にヤクルトを与えるのは獣医によって賛否がある

犬にヤクルトを与えるのは獣医によって賛否がある

犬にヤクルトを与えても問題はないのでしょうか。実は犬にヤクルトを与えることに関して、獣医師の間でも賛否両論あります。ここではそれぞれの意見を紹介していきます。

ヤクルトは腸内環境を整える

犬の腸内環境を整える効果があるため、犬にヤクルトを与えるのは大丈夫という獣医師もいます。

なぜ、ヤクルトに腸内環境を整える効果があるのかというと、ヤクルトには「シロタ株」という乳酸菌と「ガラクトオリゴ糖」というオリゴ糖が入っているからです。

一般的な乳酸菌は、胃液や胆汁といった消化液に弱いため生きて腸に届きません。しかし、ヤクルトに含まれるシロタ株という乳酸菌は胃液や胆汁に負けないよう強化培養しているため、生きて腸まで届き腸内環境を整える作用を発揮します。

また、ヤクルトに含まれているガラクトオリゴ糖は、腸内の有用菌であるビフィズス菌および乳酸菌の増殖を促進させるため、犬の体にも良いとされているのです。

一般的に見るヤクルト400には乳酸菌シロタ株が400億個、ヤクルト400Wには乳酸菌シロタ株が400億個とガラクトオリゴ糖の両方が含まれているなどヤクルト製品によって、含まれている成分と量が違います。

犬にヤクルトを与える場合は、どのような効果が犬に必要なのか考えて商品を選びましょう。

犬の健康を損なうこともある

犬の健康を害することもあるため、犬にヤクルトを与えるのは反対という獣医師もいます。ヤクルトを与えてはいけない1つ目の理由は、糖分が高いからです。

犬にヤクルトを与え続けると肥満、糖尿病になる恐れがあります。さらに慢性腎不全や膵炎など病気を患っている犬にヤクルトを与えることで、病気を悪化させるとこもあるでしょう。

また2つ目の理由としては、乳糖不耐性の犬もいるからです。ヤクルトには乳糖が含まれています。乳糖不耐性の犬は、乳糖を分解できずに消化不良や下痢を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。

腸内環境を整える目的でヤクルトを与えるならば、ヤクルトと同じ効果が期待できる犬用の商品もあるので、そちらをオススメする獣医師もいます。

犬にヤクルトを飲ませる方法

犬にヤクルトを飲ませる方法

犬にヤクルトを与える場合、スプーン1杯ほどの少量で与えましょう。ヤクルト1本は与えすぎなので注意してください。

また、犬にヤクルトを与える方法としては、直接舐めさせたり食事に混ぜたりといった方法があります。決まった与え方はないため、愛犬が喜ぶ方法で与えすぎない程度に飲ませてあげましょう。

犬に飲ませすぎたときの症状と対処法

犬に飲ませすぎたときの症状と対処法

犬にヤクルトを与えて良い量は決まっていないため、もし、与えすぎてしまったというときは様子を見ましょう。犬にヤクルトを与えすぎて、犬の体調に変化があった場合は以下のような症状が見られます。

  • 下痢
  • 軟便
  • 嘔吐
  • アレルギー症状(皮膚のかゆみ、外耳炎など)

このような症状が出た場合は、動物病院へ行って適切な治療を受けてください。

犬にヤクルトを飲ませる時の注意点

犬にヤクルトを飲ませる時の注意点る

犬にヤクルトを与えるときに気を付けてほしい点があるので、下記で説明します。

与えすぎはNG

犬にヤクルトを大量に与えるのは避けてください。スプーン1杯程度が適量です。

前述したように、ヤクルトを与えすぎてしまうと下痢や嘔吐、さらには肥満や糖尿病など犬の健康を損ねてしまう可能性があります。ヤクルトは腸内環境を整えて犬の体にも良いため、たくさん与えたくなりますが、少量にとどめておきましょう。

アレルギー体質の犬には注意する

アレルギー体質の犬は、今まで口にしたことがないものを食べるとアレルギー症状が出る場合があります。症状がひどいと、皮膚炎や湿疹、外耳炎などを引き起こす場合があります。

アレルギー体質の犬には、ヤクルトを与えないほうが無難です。しかし、どうしても与えたい場合は、ひと舐め程度にして様子を見ましょう。

持病がある犬は獣医師に相談を

慢性腎不全や膵炎、心臓病など病気を患っていて治療をしている犬にヤクルトを与える場合は注意が必要です。

ヤクルトを与えることで、病気の悪化につながる危険性があります。病気をしている犬にヤクルトを与えたいときは、必ずかかりつけの獣医師に相談しましょう。

療法食を食べている犬にも注意

病気で療法食を食べている犬に、ヤクルトを与えるときにも注意が必要です。

療法食は病気の治療・予防をするために栄養バランスが調整されているため、ヤクルトを与えることで療法食の栄養バランスが崩れてしまうことがあります。療法食を食べている犬にヤクルトを与えるときにも、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

ヤクルトに似た効果がある商品もある

犬の腸内環境を整えるのはヤクルトだけではありません。ヤクルトと似た効果がある商品もあるので紹介していきます。

ペティオ 犬用おやつ 乳酸菌のちから スティックタイプ チキン

ペティオ 犬用おやつ 乳酸菌のちから スティックタイプ チキン

乳酸菌とオリゴ糖が配合された犬用のおやつなので、安心して与えることができます。このおやつに含まれている乳酸菌は、生きたまま腸まで届く有胞子性乳酸菌を使用しているので、腸内環境を整える作用を発揮します。嗜好性が良いのも魅力の一つです。

ワンラック ビヒズスオリゴ B+O

ミルクオリゴ糖とビフィズス菌が配合された犬用の栄養補助食品です。ビフィズス菌が10億個以上、ミルクオリゴ糖が300mg配合されているので、しっかりと腸内環境を整えます。顆粒タイプなので食事に混ぜて与えたり、溶かして与えたりと犬に与えやすいように工夫ができるので便利な商品です。

乳酸菌ラボ プラチナ乳酸菌

乳酸菌ラボ ペット サプリ 犬猫用 プラチナ乳酸菌 5000α

犬猫だけでなく、うさぎなど小動物にも与えることができる安全性の高い乳酸菌のサプリメントです。乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維が配合されており、犬の腸内環境を整えます。顆粒タイプで小分けになっている点、苦み、酸味、においがなので与えやすい点が魅力の一つです。

金光くん ヤギミルク

ヤギミルク 100g ペット用 乳酸菌 ラクトフェリン オリゴ糖配合

粉末タイプのヤギミルクの中に、乳酸菌、食物繊維、オリゴ糖が配合されている商品です。腸内環境を整える効果もあり、ヤギミルクの栄養も摂れます。乳糖成分が調整されているため、乳糖不耐性の犬でも下痢をしにくい点が魅力です。

ライラック乳酸菌 スタンダード

犬及び猫用 ライラック乳酸菌 スタンダード

下痢をしやすく胃腸が弱い犬や便秘をしやすい犬にオススメの商品です。熱や酸に強い有胞子性乳酸菌を使用しているだけでなく、特許技術で乳酸菌をオカラカプセルというものにし、大腸の奥まで乳酸菌を届けます。

乳酸菌で腸内環境を整える効果だけでなく、便臭の軽減や免疫を整える作用もあるのでオススメです。

まとめ

犬にヤクルトを与えることに関しては賛否両論ありますが、与えても問題はありません。

ヤクルトには乳酸菌シロタ株、ガラクトオリゴ糖が含まれており、犬の腸内環境を整える作用があります。しかし、与えすぎには注意が必要です。消化不良や下痢を引き起こすほか、肥満や糖尿病にもつながります。

犬にヤクルトを与えるときはスプーン1杯程度が適量です。また病気を患っている犬にヤクルトを与えたいときは、自己判断せず獣医師に相談してからにしましょう。

ヤクルトでなくても、犬の腸内環境を整える商品はたくさん存在します。犬の腸内環境を整えたいときはヤクルトの代用品を探してみるのもオススメです。

愛犬に長く元気でいてもらうためにも、健康を損なわない食品を与えてあげましょう。

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