犬に与えてはいけない刺激物①「唐辛子」
唐辛子はとても辛いですので、犬は食べないだろう、口の中に入れてしまってもすぐに吐き出すだろう、と思われるのではないでしょうか。
意外と唐辛子を平気で食べてしまう犬も多いようです。
「吐き出すと思ったら、飲み込んでしまった」という経験のある飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
唐辛子そのものを食べることはないとしても、唐辛子を使った人間の食べ物を食べてしまったり、食べさせてしまったりすることがあるかもしれません。
犬に与えてはいけない刺激物②「わさび」
わさびはニオイを嗅ぐだけでも、鼻にツンと刺激的な香りがしますから、わさびそのものを口の中に入れてしまうということはなかなかないかと思います。
しかし、わさびが入った食べ物を食べてしまうことがあるかもしれません。
身近なものではお寿司がありますね。
わさび味のポテトチップスもあるようです。
テーブルの上に置かれていたら、つい食べてみたくなってしまうかもしれません。
犬に与えてはいけない刺激物③「からし」
とある動画サイトで、猫にからしを舐めさせるという動画を観たことがありました。
なぜそのようなことをするのか驚きでしかなかったのですが、もちろん犬にもからしを与えることはよくありません。
舐める程度でもダメです。
私たち人間にとっては、からしを調味料として使うことで料理をさらに美味しくしてくれるのですが、犬には食べさせる必要はないですよね。
犬に与えてはいけない刺激物④「こしょう」
こしょうを使った料理はとても多いですので、人間の食べ物を食べてしまったとき、刺激物を一緒に食べてしまっているかもしれません。
人間の食べ物を与えることは、よくないと誰もがわかっていることなのですが、食事のときにおねだりする姿が可愛くて、ついついあげてしまうという飼い主さんは多いのではないでしょうか。
こしょうなどの刺激物に限らず、人間の食べ物は、決して犬のカラダに良いものではありませんので、少量でも与えることはやめましょう。
犬に与えてはいけない刺激物⑤「生姜」
美容作用やカラダを温める作用などがあり、私たち人間にとっては有り難い刺激物です。
少量であればそれほど刺激を感じることはありませんが、量が多くなるととても刺激がありますよね。
そんな生姜ですが、犬にとってもカラダを温める作用や消炎作用や、解熱作用などが得られるとされているようです。
「少量なら与えても大丈夫」という声も多くあります。
生姜を配合したサプリメントやドッグフードもあるようです。
しかし、生姜に含まれている成分によって、中毒症状を引き起こす可能性があります。
与えなければならないものではありませんので、わざわざ刺激物である生姜を与える必要はないでしょう。
犬が刺激物を食べてしまったら
犬が刺激物を食べると、何らかの体調不良を引き起こします。
- 腹痛
- 下痢
- 嘔吐
- 食欲不振
- 脱水症状
このような症状があらわれたら、すぐに病院へ連れて行きましょう。
刺激物を食べてしまったら、症状があらわれる前に病院へ連れて行き、診察を受けた方が良いです。刺激物は胃腸を刺激してしまうことがあります。胃腸を傷つけてしまうかもしれません。
胃腸などの内臓にダメージを与えてしまうことには間違いありませんので、決して誤って食べてしまわないよう注意したいものです。
まとめ
刺激物は私も大好きなのですが、愛犬たちに与えようと思ったことは一度もありません。
唐辛子などの刺激物は、愛犬たちの手の届かない場所の引き出しの中にしまってあります。
食事中はキッチンやリビングへの出入りもさせないようにしています。
刺激物だけではなく、人間の食べ物は犬にとってよくありません。
肥満や病気を引き起こす原因になります。
実際に人間の食べ物を食べたことによって、緊急で病院に運ばれてくる犬や、肥満や病気で治療をする犬が増えています。
おねだりされても、その可愛さに負けてしまうことなく、与えるのはやめましょう。