犬がフライドポテト食べた際の健康への影響
塩分過剰摂取
フライドポテトは油で揚げている為高カロリーで、さらに塩分も高く犬の身体に良い食べ物だとは決して言えません。塩分過剰摂取になるので、故意には絶対にあげないで下さいね。
犬が摂取した塩分はほとんどが尿として排泄されます。誤飲事故で少量であれば、すぐに身体に異変が起こる事はあまり無いですがもし食べてしまった時は気にかけて様子をみましょう。
あまりにも水を飲むようだったり、おう吐などをした場合はかかりつけの病院や獣医師などに見てもらう必要があります。
玉ねぎ成分
フライドポテトの中には、原材料の中に”玉ねぎ成分” が入っている事があります。犬の飼い主であれば玉ねぎなどのネギ類は危険である事を知っていますよね。
中毒症状を起こす可能性があるためもし、原材料の中に玉ねぎ成分が入っている場合も大事をとって病院へ行く事をおすすめします。
疾患がある場合は要注意
上記は、健康な犬のお話です。もし特別な腎臓疾患や心臓疾患など内臓疾患がある場合は要注意です。
塩分の過剰摂取は病気の進行をしてしまう事が明らかになり、危険であると判断されたので万が一疾患のある犬がフライドポテトを誤飲してしまった時は、至急病院へいきましょう。
食べてしまった状況、食べた物、食べてしまった量など細かく説明する事が大切です。
犬がフライドポテトを食べてしまったときの対策
様子を見る
まずは、様子を見ましょう。誤飲した物が有毒物では無い場合は水を飲む量や頻度、元気はあるかなどを観察しいつもと変化がないかを見ます。誤飲したからとすぐに変化があるわけではありません。
目に見えるような大きな変化、つまりおう吐や下痢などの症状が出た場合はすぐに病院へ連絡をしましょう。先に連絡を入れておけば準備して着いてすぐに処置をしてくれる場合があります。
無理に吐かせない
愛犬が誤飲したからと焦ったり慌てて無理に吐かせようとしたりしないようにしましょう。逆効果で、状態が悪化する可能性があります。
不安な場合もすぐに病院へいきましょう。飼い主個人の判断であれやこれやと処置しようとすることは避けましょう。
基本的には病院へ!
犬が誤飲した時は、自己判断をせずに病院へ連れていきましょう。大丈夫だろうという安易な自己判断が愛犬を苦しめる事になるかもしれません。
病院で見てもらう事が確実で確かなものになります。大きな症状は無くとも身体のどこかに詰まっている可能性もあるので、検査をしてみてもらいましょう。
犬の誤飲防止には飼い主の工夫が必要!
誤飲を防ぐには、犬の届く場所には食べ物をおくのはやめましょう。一瞬目を離したすきに食べてしまいます。
誤飲をさせない為には飼い主が気を付ける必要があるのです。またゴミ箱をあさる子であれば、蓋付きにする届かない場所におくなどの工夫も必要です。
嗅覚が優れている犬はどこに食べ物があるのか匂いでわかります。わんちゃんが嫌う匂いのグッズなどを使うのも効果的です。
終わりに
愛犬に何かあった時は、自己判断は危険なので必ず獣医師に相談する事が大切になります。
人間からすれば少量であっても犬の身体の大きさを考えれば少量ではない事もあります。飼い主次第で防げる誤飲事故、最悪の場合死亡事故に繋がりかねない事を頭に置き注意しましょう。