犬がパクチーを食べても大丈夫?
ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)によりますと、パクチーは犬が食べても安全な植物であるとされており、与えても安全な食べ物です。
パクチーはコリアンダーとも呼ばれていますが、犬に対して非毒性なハーブなのだそうです。
実は、私はハーブが大好きで、庭でいろんなハーブを育てています。例えば、カモミール・ジャスミン・バジル・ミント・ラベンダー・ワイルドストロベリーなどです。
お料理やお茶にしていただくのですが、うちの愛犬たちはハーブの香りを嫌がるため、与えたことはありませんでした。
しかし、犬にも安全な植物だと知って安心しました。パクチーが入った料理を愛犬がうっかり食べてしまっても安心してくださいね。
犬に安全なパクチーとはどんな植物?
タイ語でパクチーと言い、英語ではコリアンダーと言います。日本ではパクチーという呼び方の方が聞き馴染みがあるのではないでしょうか。
くさーいニオイを放つ、カメムシに似た独特な香りを持つことから、カメムシソウと呼ばれることもあるのだそうです。食べ物に虫の名前が入っているのは何だか嫌ですよね。
しかし、食材として扱われている昆虫の中でカメムシは食材として一般的なのだとか。
日本でカメムシは食材として全く馴染みはありませんが、そういったことからも自然とカメムシソウという呼び名が付いたのかもしれません。
どんな料理に使われているの?
ベトナム料理・タイ料理・インド料理・中華料理・メキシコ料理・ポルトガル料理などに使われています。
日本料理に用いられることはほとんどないのではないでしょうか。私は近所のスーパーではパクチーが売られているのを見たことがありません。
祖母が自宅でパクチーを育てているのですが、どうやって食べたら良いのかわからず、まだ収獲したことがないと言っていました。
パクチーの栄養素と犬に与えるメリット
- 炭水化物
- 食物繊維
- タンパク質
- 脂質
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB3
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 葉酸
- パンテトン酸
- カルシウム
- 鉄分
- マグネシウム
- リン
- カリウム
- マンガン
- ナトリウム
- 亜鉛
- セレン
- カロテン
- βカロチン
- βクリプトキサンチン
- ルテイン/ゼアキサンチン
このようにパクチーには豊富な栄養素が含まれており、100g当たりのカロリーが約23kcalと低カロリーです。
パクチーを食べることで得られる効果
- コレステロール値を下げる効果
- 悪玉コレステロール値を下げる効果
- 抗酸化作用
- 血糖値を下げる効果
- 消化を促進する効果
- 抗菌作用
- デトックス効果
人間が食べても犬が食べても、健康や美容に良い効果を得ることができるのではないでしょうか。
犬にパクチーを与えるときの注意点
犬に対してパクチーは非毒性で安全な植物であるということがわかりました。
しかし、全ての犬に安全な植物であるとは限りません。パクチーに対してアレルギーを持っているかもしれません。パクチーを大量に食べてしまったことで体調を悪くしてしまうかもしれません。
パクチーには独特な香りと味があり、好んで食べる犬は少ないのではないでしょうか。食べる必要があるわけではないので、嫌がるものを無理に与えないようにしましょう。
犬にパクチーを与える際に注意したい副作用
パクチーには副作用があるとされており、人間が食べる場合にも犬が食べる場合にも注意しなければなりません。
パクチーはセリ科の植物なので、セリ科の植物に対してアレルギーをお持ちの場合は要注意です。セリ科の代表的な植物には、パセリやニンジンがあります。
また、人間の場合は下痢や腹痛などの副作用の報告もあるようです。どんなに良い食べ物でも食べ過ぎには注意したいですね。
まとめ
パクチーは犬に対して非毒性の植物であり、犬に与えても安全な植物です。
うっかり食べてしまっても大丈夫なようなので、愛犬の手作りごはんにパクチーを用いたレシピを活用できるかもしれませんね。
ただ、パクチーは独特な香りと味がある植物なので、わんちゃんの好みも分かれるかもしれません。アレルギー反応が出てしまう場合もゼロでは無いので注意して活用しましょう。