犬に水を与える時に注意したい3つのこと

犬に水を与える時に注意したい3つのこと

みなさんは愛犬に与える水に何かこだわりはあるでしょうか。ミネラルウォーターを与えているという飼い主さんも多いのではないでしょうか。犬にとって危険な水と安全な水についてご紹介しています。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬にミネラルウォーターを与えてはダメ!?

ミネラルウォーターと白い犬

「犬にミネラルウォーターを与えてはいけない」と聞いたことがあります。

理由は、ミネラルウォーターに含まれているマグネシウムやカルシウムなどの成分が原因となり、尿結石になってしまう可能性があるからなのだそうです。

尿結石とは、膀胱や尿管内に結石ができる病気で、排尿障害によって腎臓に大きな負担がかかってしまったり、尿管が詰まることで尿毒症になってしまったり、重篤な症状を引き起こすものです。

しかし、犬の尿結石の原因はマグネシウムやカルシウムなどの成分だけではありませんし、ミネラルウォーターを与えたことが原因で尿結石になるとしたら、それは過剰摂取によるものだと思います。

根拠はない!?

犬にミネラルウォーターを与えてはいけないとされているのは、ミネラルウォーターに含まれているマグネシウムやカルシウムなどの成分によって結石が作られやすいから、と言われています。

しかし、過剰摂取しなければ問題はありませんし、ミネラルウォーターによって犬が尿結石になってしまうという医学的な根拠はないようです。

ただ、ミネラルウォーターには、犬が尿結石になってしまう可能性のある成分が含まれている事は事実であり、注意して与える必要があるのではないでしょか。

冷たい水に注意!

水を飲むビーグルのマズルのアップ

夏場、暑い日やお散歩の後は冷たい水を飲ませてあげたいと思うのではないでしょうか。しかし、犬にとって冷たい水は消化器系にトラブルを引き起こす原因となってしまう可能性があります。

冷蔵庫で十分に冷やされた水、冷蔵庫で十分に冷やされた水にさらに氷を浮かべた水、どちらも犬には与えない方が良いです。

カラダが冷やされ過ぎてしまって体調を崩してしまったり、胃や腸を痛めてしまったり、腹痛や下痢や嘔吐などの症状が引き起こされてしまうこともあります。

常温の水で大丈夫!

夏場の暑い日やお散歩の後も常温の水で大丈夫です。冷たい水を与えなかったからといって、体調を崩してしまったり、病気になってしまったりするようなことはありません。

夏場の暑い日なのに冷たい水を与えなかったからといって、それが原因で熱中症になってしまうわけでもありません。

夏場のお散歩の後は、冷たい水ではなく、直射日光の当たらない涼しい日陰で休ませてあげたり、涼しい室内で休ませてあげるようにしましょう。

水道水は大丈夫!?

蛇口から水を飲むドーベルマン

日本の水道水であれば、人も犬も安心して安全に飲むことができます。日本の水道水は様々なとても厳しい基準を全てクリアしていますし、水道水を飲んだことで犬が病気になったなんて話は聞いたことがありません。最も犬に与えやすい水なのではないでしょか。

より安全に飲みやすくする方法

地域によっては、水道水の塩素やカルキのニオイが気になるようです。塩素やカルキのニオイが気になる場合には、ペットボトルなどの容器に水道水を入れ、かるく振ってみてください。気になるニオイが軽減されます。

また、水道水を一度沸騰させることでも塩素やカルキのニオイを消すことができます。沸騰させた水道水は腐敗しやすくなるため、その日に残ってしまった分は飲ませないようにしましょう。

水道水を沸騰させ、冷ましてから与えなければならないですし、毎日作らなければならないので、面倒に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。

まとめ

緑のお皿とポメラニアン

犬に水を与えるときに注意したい3つのことをご紹介しましたが、最も注意したいことはミネラルウォーターに含まれているマグネシウムやカルシウムなどの成分です。

マグネシウムやカルシウムなどの成分はミネラル分ですが、尿結石の原因になる可能性が高いですし、安全で安心して飲むことができる水道水が日本にはあるので、わざわざミネラルウォーターを与える必要はないのではないでしょうか。

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