ブサカワな犬の今人気なおすすめランキングTOP5!

ブサカワな犬の今人気なおすすめランキングTOP5!

今人気のブサカワな犬。「ブサイクだけどかわいい」「ブサイクなのにかわいい」「ブサイクだからかわいい」など人によって見解は違うものの、この姿に癒される方も多いでしょう。ここでは人気のブサカワな犬種とともに、飼い方や病気についてご紹介します。

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ブサカワな犬が今人気!

フレンチブルドッグ

鼻ぺちゃで、しわしわな顔、ぽっちゃりな体型、愛嬌のある表情…、ブサカワ犬の魅力を挙げたらキリがありません。そんな存在に癒されブサカワ犬から元気をもらう人も多いでしょう。ブサカワ犬は上品でかっこいい容姿ではないものの、いわゆる「ぶちゃかわ」な容姿に惚れ込んで、ブサカワ犬のトリコになる人が続出しているようです。ここではブサカワ犬の代表としてパグ、ブルドッグ、フレンチブルドッグ、ペキニーズ、チャウチャウの5犬種をご紹介します。

ブサカワ犬の人気ランキングTOP5

いろいろな犬種の子犬

ブサカワ犬で人気のある犬種を知るために、ジャパンケネルクラブが発表している「犬種別犬籍登録頭数(2017年1~12月)」をご紹介します。つまり全国でどの犬種が多く飼われているか、どの犬種が人気なのか、というランキングです。ここではブサカワ犬を含む人気犬種1~5位と、上記でご紹介したブサカワ犬の5犬種に着目して見てみましょう。

犬種別犬籍登録頭数(2017年1~12月)

1位:プードル(75,149頭)
2位:チワワ(49,954頭)
3位:ダックスフンド(25,156頭)
4位:ポメラニアン(18,443頭)
5位:柴(11,829頭)

9位:フレンチブルドッグ(8,623頭)

13位:パグ(4,778頭)

19位:ペキニーズ(3,274頭)

29位:ブルドッグ(926頭)

52位:チャウチャウ(157頭)

1~5位を見てみると、やはり小型犬が人気ですね。ブサカワ犬でも小型のフレンチブルドッグやパグ、ペキニーズが上位に位置しています。一人暮らしでも飼いやすいこと、運動量をあまり必要とせず世話が比較的しやすいこと、などが小型犬が人気の理由として考えられますが、日本の住宅環境の変化も関係しています。ペット可のアパートやマンションが急増していますが、ほとんどが「10kg以内の犬」と規定されているため、大型犬を求める人が減少しているのでしょう。海外から日本に来た人にとって、ペットショップで販売されている小型犬の多さ、散歩している小型犬の多さに、とても驚くのだそうです。

ブサカワ犬ランキング1位:フレンチブルドッグ

パイドのフレンチブルドッグ

  • 英語表記:French Bulldog
  • 原産国:フランス
  • サイズ:中型犬

ブサカワ犬の人気犬種として上位に君臨しているフレンチブルドッグ。日本だけでなくアメリカでも人気が高く、2003年の登録数ランキングが54位であったにも関わらず、2008年は26位、2013年は11位と、徐々に注目が集まっています。

ブサカワ犬の代表フレンチブルドッグは、大きな耳と笑ったような表情、がっちりとした体型が特徴です。ブサカワ犬のなかでも人気のあるフレンチブルドッグは、フォーンやクリーム、パイド、ブリンドル(縞目)などのさまざまな毛色を持ちます。

ブサカワ犬愛好家の中には、異なる毛色のフレンチブルドッグを多頭飼いする愛犬家の方も多くみられます。ブサカワ犬のフレンチブルドッグの性格は温厚で優しく甘えん坊で、家族だけでなく他の犬や人に対しても友好的です。ブサカワ犬特有の鼻ぺちゃであるがゆえのイビキにトリコになる人も多く、SNSでも見かけることも多いでしょう。

ブサカワ犬ランキング2位:パグ

パグ

  • 英語表記:Pug
  • 原産国:中国
  • サイズ:小型犬

ブサカワ犬ランキング堂々の第二位であるパグ。実は歴史の古い犬種の一つで、紀元前2000年のころは大型犬であったと考えられています。ブサカワ犬である、ペキニーズやチベタン・スパニエルなどの犬種の交配により、現在のような小型犬になったと伝えられています。

ブサカワ犬として人気のあるパグは、中国では「魔除けになる」として皇室で飼われ、文献や美術品にも載っていました。ブサカワ犬として大変人気のあるパグは、がっちりとした体型と、しわしわな顔、くるんとした尻尾が特徴です。陽気で明るく、人懐っこい性格であるため警戒心をあまり持たず無駄吠えもしないので、飼いやすい犬種として人気を博しています。

ブサカワ犬ランキング3位:ペキニーズ

ペキニーズ

  • 英語表記:Pekingese
  • 原産国:中国
  • サイズ:小型犬

ブサカワ犬の中でもふわふわの毛が特徴的なペキニーズは、古代中国の北京で、皇帝で飼われていた歴史があります。そのためかブサカワ犬の中でも可愛い顔の中に、上品さや高貴さがうかがえます。また全身が長毛で覆われているためブサカワ犬の中でも獅子のような貫禄があります。

しかし意外にも長毛の下には筋肉質な足を持ち、小型犬でありながらがっちりとした体型をしています。体を横にゆらゆら揺らしながらお尻をフリフリする「ローリング」というペキニーズ独特の歩き方も他のブサカワ犬にはない魅力の一つです。

犬種のグループとしては愛玩犬ですが、強い独立心と頑固、マイペースという性格から、「猫のような犬」と評されています。飼い主さんに依存しないという面を持ち合わせているため、飼い主さんのヒザの上に乗ることはあまりせず、乗ってきても自分が満足したら去ってしまうことがあります。

飼い主さんをリーダーと認めると甘えん坊な一面をあらわしますが、他の犬や人にはあまり懐かなく、このようなギャップが魅力ともいえます。勇敢で落ち着いた性格のため、売られたケンカは買いますが自分からケンカを売ることはしません。

ブサカワ犬ランキング4位:ブルドッグ

ブルドッグ

  • 英語表記:Bulldog
  • 原産国:イギリス
  • サイズ:中型犬

ブサカワ犬の代表犬種でもあるブルドッグは、13世紀後のイギリスにおいて、牛の屠殺のために闘う犬として働いていました。噛みつくことに特化していたブルドッグですが、この攻撃性が動物愛護の観点から屠殺目的の犬の使用が禁止され、ブサカワ犬であるブルドッグは絶滅の危機にありました。しかしブサカワ犬であるブルドッグの愛好家たちが、攻撃性を抜いたブルドッグの繁殖に成功し、それにより現在のようなイカツイ外見からは想像できないほどの温厚で優しい性格のブルドッグが誕生したといわれています。

その勇敢な姿と優しい性格から、イギリスでは海軍のマスコット、アメリカではレスキューのシンボルマークとしてブサカワ犬ブルドッグが記載されています。飼い主さんに対してとても忠実で愛情深い一面を持ちます。いかつい外面とは裏腹に陽気なところもあり、そのギャップに魅了される人も多いでしょう。

ブサカワ犬ランキング5位:チャウチャウ

チャウチャウ

  • 英語表記:Chowchow
  • 原産国:中国
  • サイズ:大型犬

ブサカワ犬の中でも、チャウチャウは起源がとても古い犬種といわれています。祖先犬については詳しく解明されていませんが、ブサカワ犬としても容姿が似ているシャーペイとは同じ祖先であるといわれています。その後ブサカワ犬であるチャウチャウは番犬や猟犬、シャーペイは闘犬として働いていました。

ブサカワ犬として人気のあるチャウチャウの性格は冷静で頑固で、飼い主さんに対して主人と認めないと指示を拒むこともあります。強い信頼関係を築くには子犬の時期から十分なしつけやトレーニングが必要であり、初心者には向かない犬種といわれています。

ブサカワな犬の飼い方や注意点

病気のブルドッグ

フレンチブルドッグ

ブサカワで人気のある犬フレンチブルドッグはガニ股な体型をしているため、股関節に負荷がかかりすぎると炎症を起こしてしまいます。長時間の散歩や運動のさせすぎには注意してください。また暑さと寒さに弱い犬種なので、夏の散歩は暑さが比較的しのげる早朝か夕方以降、冬は気温が一番高い昼間が良いでしょう。

パグ

ブサカワなパグが発症しやすい病気として、「パグ脳炎」が挙げられます。正式名称は「壊死性髄膜脳炎」といい、どの犬種でも発症しますがパグは重症化しやすいという理由から、パグ脳炎とよばれるようになりました。けいれんやふらつき、旋回などの症状があらわれる病気で、急激に症状が悪化して命を落とすケースが多いといわれています。

ペキニーズ

ブサカワ犬のペキニーズはダブルコートですが、他のダブルコートの犬種と比べてアンダーコート(下毛)の量が多く、換毛期には大量の抜け毛が発生します。定期的にブラッシングをすることで通気性をよくし、毛玉になったり皮膚の健康を守ることができます。長い毛に隠されていますが体型は胴長で短足であるため、ソファなどの高いところから飛び降りる際にヒザや腰、関節に負担がかかります。強い独立心と頑固であるため、トレーニングやしつけは苦労するかもしれません。しかし飼い主さんをリーダーと認めると固い信頼関係を築くことができます。子犬のころから甘やかさず接することが重要です。

ブルドッグ

ブサカワなブルドッグは、活発に運動をしないため、のんびりとした散歩を好みます。そのため肥満になりやすいので注意が必要です。またブルドッグは顔だけでなく、腹部や四肢、アゴ、指の間など皮膚がたるんだ部分が多いため、他の犬種よりも皮膚病にかかりやすいといわれています。たるんだ部分もきれいに清拭して、清潔な状態を保ちましょう。

チャウチャウ

ブサカワな犬種チャウチャウは、目を覆うような大きいまぶたを持っているため、目に関する病気を発症しやすいといわれています。瞼腱内反や緑内障、まつげの不規則な生え方によって目を傷つけ、炎症を起こします。症状が悪化すると手術をする場合があるので、目を気にするような仕草がみられたら動物病院で診てもらいましょう。

ブサカワ犬種に共通して注意したい病気

ブサカワな犬種は鼻ぺちゃな短頭種であるため、どのブサカワな犬種も暑さや寒さに弱いという弱点があります。また顔のシワに脂肪やフケなどの老廃物の汚れが溜まりやすいため、きちんとケアをしないと細菌が繁殖し皮膚病になってしまう恐れがあります。湿気が多い時期や乾燥している時期には十分に注意しましょう。

また、ブサカワな犬種は、「軟口蓋過長」や「鼻腔狭窄」などの呼吸器の病気にかかりやすいといわれています。症状が悪化すると気道が狭くなり呼吸困難になるので、異変に気づいたらすぐに動物病院で診てもらいましょう。

まとめ

草むらの上のブルドッグ

ブサカワな犬、いかがだったでしょうか。ここでご紹介した犬種で共通しているのが鼻ぺちゃですが、なんと鼻ぺちゃな犬種だけを特集している雑誌があるのをご存じですか?ブサカワな犬をたくさん見れるのはもちろん、暮らしに関することや健康など、ブサカワの愛犬家ならたまらない雑誌となっています。その雑誌の名前は「PE CHA」。このような専門誌が出るほど、ブサカワの犬が人気となっている証拠ですね。ブサカワの犬を飼っている人も飼っていない人も、ぜひ見てみてください。

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