柴犬ベースボール犬わさび「日本動物大賞・審査委員特別賞」受賞!

柴犬ベースボール犬わさび「日本動物大賞・審査委員特別賞」受賞!

プロ野球の試合でボールを運ぶお仕事をしている「ベースボール犬“わさび”」。柴犬で初めてのベースボールドッグです。今季11年目を迎え、出場試合は通算50試合。球場を舞台に活躍したその10年の功績に「日本動物大賞」審査委員特別賞が贈られました。

ベースボールドッグってどんな犬?

02.ベースボール犬わさび

(信濃グランセローズ戦 2017.7.21 長野県営野球場)

わさびは、プロ野球の始球式でマウンドまでボールのカゴを運ぶのがお仕事です。日本では広島カープのミッキーなど過去にも数頭誕生してきましたが、ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバーなど大型犬「レトリーブ犬種」が多く、柴犬ではなんと日本初・世界初となるそうです。

11年目を迎える大ベテラン

わさびは2008年、独立リーグ(BCリーグ)信濃グランセローズでデビューし、今季11年目を迎える大ベテラン。千葉ロッテマリーンズや北海道日本ハムファイターズ(鎌ヶ谷スタジアム)、東京ヤクルトスワローズの始球式でもボールを運び、2013年にはオールスターゲームにも出場、球場を盛り上げました。

日本動物大賞・審査委員特別賞を受賞

わさびが登場すると場内から歓声が。楽しく誇らしげにボールを運ぶ姿に、球場全体がほっこり笑顔に。球場を舞台に活躍してきたその10年の功績に、第10回・日本動物大賞の審査委員特別賞が贈られました(主催:公益財団法人 日本動物愛護協会)。3/15に都内ホテルで開催される表彰式にわさびも出席するそうです。

本番一発勝負を成功させる

03.ベースボール犬わさび

(東京ヤクルトスワローズ戦 始球式前のウォーミングアップ 2017.5.11 神宮球場)

芸能人などのゲストでも緊張してしまう始球式という大舞台。わさびの場合、毎回違う球場で、ボールのカゴを届けるお相手も直前の顔合わせのみ。リハーサルもなしの本番一発勝負で見事にマウンドまでのボール運びを成功させてきました。

警戒心の強いわんこなら、音や大観衆に敏感になってしまいそうな球場という場所でも、わさびはグラウンドに出るとボール遊びをしたり楽しんでいる様子。その秘訣は、パートナーとの信頼関係と10年培った様々な工夫があるそうです。

オフはゆるゆるモード

04.ベースボール犬わさび

球場では凛々しくお仕事を成功させるわさびですが、おうちでは、かなりのゆるゆる。本番以外は「やる気スイッチ」がオフになっているそうです。オン・オフの使い分けができるから10年も楽しく続いたのですね。

13歳を迎えたわさびは、病院も大好きで月に一度は動物病院で健康チェック、手作りワンごはんでしっかり栄養管理。今季も元気で球場へのおでかけを楽しみに練習しているとのこと。「10周年記念」として集大成となる単行本も出版予定だそうです。プロ野球開幕が待ち遠しいですね!

画像提供:ベースボール犬わさび
Twitter
Facebook
Instagram

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。