犬を抱っこしているときに落下させてしまったら…早急に確認すべきことや応急処置まで

犬を抱っこしているときに落下させてしまったら…早急に確認すべきことや応急処置まで

『犬を抱っこしているときに落下させてしまったときの対応』についてまとめました。落下後すぐに確認するべきこと、飼い主にできる応急処置を解説します。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬を抱っこしているときに落下させてしまったときの対応

抱っこ

犬を抱っこしているときに犬が暴れてしまったり、子供が上手く抱っこできなかったりして、落下させてしまうことがあります。

高い場所からの落下と、低い場所からの落下、着地した場所や着地したときの姿勢などによって、怪我を負わない場合もあれば、大怪我を負う場合もあります。

超小型犬、子犬、シニア犬の場合では、落下による怪我の程度が大きくなりやすい傾向にあります。

また、落下した後、元気に過ごしているように見えても、内臓の損傷によって、時間が経ってから症状があらわれる場合もあります。目立った異常がなくても、念のため動物病院で診てもらうと安心です。

1.すぐに抱き上げようとしないこと

地面に横たわる

落下した愛犬をすぐに抱き上げたくなってしまうかと思いますが、落下によって損傷を負っている可能性があるため、まずは落ち着いて愛犬の様子を確認することが大切です。

落下したとき、どのように着地しましたか?おしりから着地することもあれば、背中から着地することもありますし、頭から着地することもあります。

怪我を負っている場合、抱き上げたことによって、症状を悪化させてしまうことがありますので、慎重に行動するようにしましょう。

2.意識や呼吸に異常がないか確認すること

落下した直後、意識や呼吸に異常が見られることがあります。意識が朦朧としていたり、呼吸が荒くなっていたりすることがあります。

呼びかけに全く反応がない、意識がない、呼吸がないといった場合では、緊急性が高いと言えます。すぐに動物病院へ連絡し、指示を受けながら一刻も早く向かいましょう。

また、意識や呼吸がある場合でも、歯茎が白っぽくなっていたり、舌が青っぽくなっていたり、出血があったりするときは、すぐに動物病院へ行くべきです。

3.無理に触って確かめようとしないこと

膝の上の白黒の犬

手足を引きずっていたり、出血があったり、痛みを訴えて鳴くなどすることがあるかもしれません。

触って確かめたくなるかもしれませんが、衝撃や驚きや痛みから攻撃的になってしまう犬もいます。思わず飼い主に咬みついてしまう犬もいます。

無理に触って確かめようとするのではなく、お互いの安全を確保しつつ、動物病院へ行きましょう。

4.出血があるときは応急処置をしながら動物病院へ行くこと

圧迫止血という方法を用います。出血がある部分にタオルやガーゼを当て、5分くらいしっかり圧迫します。

圧迫しながら動物病院へ行ってもよいですし、意識や呼吸に異常がないのであれば、出血が止まってからでもよいでしょう。

まとめ

白い犬、抱っこ

犬を抱っこしているときに落下させてしまったときの対応を4つ解説しました。

  • すぐに抱き上げようとしないこと
  • 意識や呼吸に異常がないか確認すること
  • 無理に触って確かめようとしないこと
  • 出血があるときは応急処置をしながら動物病院へ行くこと

まずは、とにかく飼い主が冷静になりましょう。飼い主がパニックになってしまうと、愛犬も恐怖を感じてパニックになり、さらに暴れてケガを悪化させてしまうかもしれません。

普段から抱っこが苦手なタイプなのであれば、必要以上に抱っこすることはやめた方がよいでしょう。

子供が犬を抱っこするときは、立った姿勢ではなく、床に座った姿勢になり、犬が脚の間に座るような形で触れ合ってもらう方が安全でしょう。

愛犬を落下させてしまい、怪我を負わせてしまうことがあったとしても、飼い主は自分を責め過ぎないようにしましょう。

事故が起きてしまったときに大切なのは、自分を責めることではなく、愛犬の安全を確保し、必要な対応をとることです。冷静な判断が求められます。

犬と暮らしていると、予測が難しいこともありますし、思わぬ事故が起きてしまうこともあります。冷静に受け止め、今後の事故やトラブルの防止に努めましょう。

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