犬の目が『潤んでいる』理由5選 瞳がウルウルしているときの心理や注意点まで

犬の目が『潤んでいる』理由5選 瞳がウルウルしているときの心理や注意点まで

愛犬の瞳がなんだかいつもよりウルウルして潤んでいると、どうしたのかなと気になりますよね。今回は、目が潤む理由やそのときの心理、注意点についてわかりやすくまとめました。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬の目が「潤んでいる」5つの理由

潤んだ眼のトイプードル

1.大好きな飼い主の顔を見て嬉しさで胸がいっぱいになっている

愛犬がじっとこちらを見つめているときに目が潤んでいる場合、それは大好きな飼い主と一緒にいられる喜びや幸福感で胸がいっぱいになっている証拠です。

信頼する人を見つめることで愛情ホルモンが分泌され、自然と涙目のようなウルウルした瞳になることがあります。安心して満たされているときの愛情表現のひとつであり、飼い主に対する深い信頼感が瞳の潤いとなって現れる瞬間です。

2.眠気がピークに達してまどろんでいるときのリラックス状態

ウトウトしているときや、夜にリラックスして眠たくなっているときには、まぶたの力が抜けて瞳がトロンと潤むことがあります。体全体の力が抜けて心地よい眠気に包まれているため、警戒心がすっかり解けてリラックスしている状態です。

静かで安全なお部屋の中で、心から安心してくつろいでいるときに見られる穏やかな目の変化であり、愛犬がその環境に完全に満足していることを教えてくれるサインでもあります。

3.散歩中や風に当たったときに刺激を受けて涙が出ている

外でお散歩を楽しんでいるときや、風を顔に受けたとき、あるいは空気中のホコリやゴミが少し目に入ってしまったときなどにも目が潤みます。これは目を守るための自然な生理現象で、涙が分泌されて異物をきれいに洗い流そうとしている状態です。

病気ではないことも多いですが、ゴミが入ったあとに目をしょぼしょぼさせる、前足でこする、涙が止まらないといった様子があれば、角膜に傷がついている可能性もあるため、早めに動物病院を受診しましょう。

4.寂しさや不安を感じてちょっぴり切ない気持ちになっている

お留守番のあとや、大好きな飼い主が離れていって心細さを感じているとき、犬は切なさから目が潤むことがあります。言葉には出せないものの、「寂しいな」「もっとそばにいたいな」という切ない思いが瞳の表情に表れているのです。

こうした切ないサインを見つけたときは、優しく声をかけてなでてあげることで、不安な気持ちをスッと和らげてあげることができ、愛犬の心もすぐに落ち着きを取り戻すようになります。

5.目の病気やアレルギーなど身体の不調を訴えている

感情によるものではなく、目の病気や花粉などのアレルギーによって涙の量が増えているケースもあります。結膜炎や角膜の傷、あるいは異物混入などがあると、目が痛くて常にウルウルした状態になってしまいます。

もし目が赤くなっていたり、目ヤニがたくさん出ていたりするときは、単なる感情の表れではなく身体の不調や病気のサインであるため、見逃さずに早めの対応をしてあげることが必要不可欠です。

瞳がウルウルしているときの犬の心理状態

こちらを見つめる犬

愛犬の目が潤んでいるとき、その小さな心の中ではさまざまな感情が複雑に揺れ動いています。

大好きな人と一緒にいる安心感や幸福感に包まれているポジティブな心理のこともあれば、何かに対して不安を感じていたり、体調の違和感に戸惑っていたりするデリケートな状態のこともあります。

犬は言葉を話すことができない代わりに、瞳の潤み具合や、そのときの耳の向き、体の力加減などを通じて自分の気持ちを一生懸命に伝えています。

そのため、ただ「可愛いな」と眺めるだけでなく、ウルウルしている瞳の奥にある本当の気持ちを汲み取ろうとすることが、愛犬との絆をより一層深めるためにとても大切なポイントです。日頃から愛犬の表情を細かく見つめる習慣をつけましょう。

目が潤んでいるときに注意しておきたいポイント

目の診察

愛犬のウルウルした目を見たときには、それが単なる感情表現なのか、それとも病気や怪我によるものなのかを慎重に見極める必要があります。

もし目が潤んでいるだけでなく、痛そうに頻繁に前足で目をこすっていたり、緑や黄色のドロッとした目ヤニがたくさん出ていたり、白目の部分が赤く充血していたりする場合は、早めに動物病院を受診するようにしてください。

また、涙のせいで目の周りがいつも濡れて皮膚が荒れてしまう「涙やけ」を防ぐために、日頃から清潔なコットンで優しく拭いてケアしてあげることも、愛犬の健康な目を守るための大切な心がけになります。

日々の丁寧な観察と素早い対応が、愛犬の健やかな毎日を支える基盤となるのです。

まとめ

犬と見つめ合う女性

犬の目が潤んでいるのは、大好きな飼い主への深い愛情や安心感の表れであることもあれば、時には体調不良のサインであることもあります。

日頃から愛犬の目の様子を優しく観察してあげることで、小さな変化にもすぐに気づいてあげることができます。愛犬の気持ちや体の状態にしっかりと寄り添いながら、安心できる快適な毎日をサポートしてあげましょうね。

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