ウルフドッグの魅力って何?

ウルフドッグの魅力と言えば、オオカミを思わせるような野性的で美しい外見と、凛とした存在感にあるのではないでしょうか。
厚みのあるモフモフな被毛、グッと引き締まった体つき、吸い込まれそうな鋭いまなざし、そして、他の犬種とは異なる独特な雰囲気が、犬好きを惹きつけるようです。
血統や個体によって、性格や個性も異なりますし、ウルフドッグそれぞれが違った特徴を持つことも魅力のひとつであると言えます。
また、一般的な家庭犬とは異なる飼育上の難しさ、運動環境の整え方、脱走防止のための対策、ウルフドッグへの専門的な知識が求められることも、惹きつけられる理由かもしれません。
大切なことは、ウルフドッグの魅力だけで判断するのではなく、特性を十分に理解した上で、しっかりと向き合うことです。
ウルフドッグの性格と特徴

警戒心が非常に強く慎重に行動する
ウルフドッグは警戒心が非常に強く慎重に行動します。
しかし、ウルフドッグの性格は“〇〇である”と一概には言えません。人懐っこく、初対面の人にもフレンドリーで、慣れない環境への適応力に優れている個体もいます。
ウルフドッグの性格は、オオカミの血統の割合、両親の性質、育った環境、人との関わり方などによって、大きく異なることがあります。
運動欲求と探索行動が強い傾向にある
運動欲求と探索行動が強い傾向にあることから、一般的な家庭犬と同じ感覚で飼育することは非常に難しいとされています。
十分な運動をさせることはもちろん、嗅覚を使った遊びを取り入れるなどし、心身を刺激するための活動を毎日取り入れられることが大切なのです。
ウルフドッグを飼育する前に必ず知っておくべきこと

一般的な家庭犬とは異なる性質であるということ
ウルフドッグは、オオカミと犬との交雑によって生まれます。オオカミの血統の割合、個体差によって、警戒心の強さも違いますし、行動の違いもあります。
また、人への慣れやすさにも大きな違いがあり、人懐っこい個体もいれば、人との生活に適応することができない個体もいます。
広い運動スペースが必要であるということ
ウルフドッグには、十分な広さのある運動スペースが必須です。近所にドッグランがない場合では、自宅の庭に運動スペースを設ける家庭もあります。
ウルフドッグに必要な運動量をお散歩に例えると、1日に2時間~3時間のお散歩が必要であるとされています。
脱走防止のための十分な対策が必要であるということ
一般的なフェンスや塀の高さでは、簡単に飛び越えられてしまうことがあります。一般的な強度では、簡単に倒せてしまうことがあります。
また、庭で遊んでいるとき、地面に穴を掘って外へ出てしまうこともあるのだそうです。それだけの体格を持ち、運動能力に優れているということなのです。
一般的な家庭犬に向けた十分な脱走防止対策や安全対策を行っていても、ウルフドッグには不十分である可能性が高いです。
まとめ

魅力的で、人を惹きつけるウルフドッグですが、飼育は非常に難しいでしょう。犬と30年以上暮らす私ですが、ウルフドッグとの触れ合いや接し方は、少し間違えると危険だなと感じます。
ウルフドッグのしつけや社会化には専門的な知識や技術が必須です。獣医師でも「対処できない…」と根を上げてしまうこともあるほどです。
食費・医療費・設備にかかる費用など、犬にかかる費用を大きく上回り、負担になることがあります。
飼い主の旅行や出張、病気や入院など、ウルフドッグを安心して預けることができる施設には限りがあります。近所にはない場合も多いでしょう。
ウルフドッグの飼育には、時間や費用や住環境などを含め、長期的な計画を立てる必要があるでしょう。



